こんにちは(U・ω・U)
AWS事業部の深澤です。

先ほどリリースがあった通りクラスメソッドの子会社である プロパゲート では、DevelopersIO BASECAMPというサービスをリリースしました。

約3ヶ月の実践的なトレーニングを提供させていただくのですが、そのカリキュラム作成に自分が携わらさせていただきました。色々な思いを込めて作成しましたので、本ブログにてシェアさせていただきたいと思います。

体系的な学びをどう提供するか

DevelopersIO BASECAMPでは全体を通して、なるべく実践的なスキルを身につけていただきたいと考えています。しかし、AWS案件に携わった経験のある方ならよくご存知かと思いますが、AWSでの案件で求められることは幅広く、最近ではシンプルな構築のみといった案件は少なくなってきました。抽象的な要件を整理したり、サービスの使い方をレクチャーしたり要件に合わせてパラメータをヒアリングしたりと、AWSのスキルだけではない部分も大切になってきます。この難しい部分をどう体系的にコンテンツとして提供していくかを考え、DevelopersIO BASECAMPでは実際の案件でよくある流れとは逆の流れでコンテンツを提供していくことを意識しました。
例えば、実際の案件では一番最初にセールスを行い、抽象的な要件をヒアリングし提案を行うかと思います。その次に提案の詳細（設定するパラメータなど）を設計し、ここまでで完成した構成図や設定値（設計書）をもとに構築を行うかと思います。この流れを逆にやってみることで初学者の方にも分かりやすくキャッチアップいただけると考えました。

いきなり難しいことをやってもできるはずがなく、なっていただきたい姿に導くためにはどのようなStepで上がっていただければ良いかを強く意識しています。

実践形式トレーニングだからこその体験を提供したい

DevelopersIO BASECAMPならではの価値を出そうというのは意識したポイントです。実践形式トレーニングなので、実案件で要求されるようなリアリティのあるストーリーを意識しました。カリキュラムの基軸はAWSなのですが、前項でも述べた通り昨今の案件ではAWS以外の部分を求められることが増えてきましたので、ミーティングや案件の進行（マネージメント）といった部分も身につけていただけるような体験にこだわりました。難しいシーンも多いとは思いますが、一緒に並走するメンターもいますので、今後に活きていくような体験になるはずです。

幅広いサービスに触れてほしい

リアリティのあるストーリーもこだわったのですが、それに加えて触れるサービスにもこだわっています。以下のエントリにて2022年度のサービス数をカウントした際にはなんと223個もサービスがあったようです。

時にAWS案件では数多くのサービスから要件に合わせて適切な組み合わせを提案するスキルが求められます。そのため多くのサービスを学び体験する必要があるのです。DevelopersIO BASECAMPでは限られた期間ではあるものの、なるべく多くのサービスについて考えていただく工夫をしています。その工夫の1つとして、DevelopersIO BASECAMPの中では学習コンテンツをStep毎に分けているのですが、前Stepで学んだことを踏襲しつつ、次のStepでは新しいサービスが出てくるようにしました。

ここで紹介しているサービスは全体で出てくる一部なのですが、きっとこのDevelopersIO BASECAMPを経験する前と後では知っているサービスの種類の幅が広がるだけでなく、各サービスの知識も深くなるはずです。

AWSを楽しんで学んでほしい

貴重なお時間をいただいて取り組んでいただくのだから少しでも楽しいコンテンツにしようというのも意識しました。楽しむというのは弊社クラスメソッドのカルチャーとしても掲げられています。

こういったクラスメソッドのカルチャーにも触れていただきつつ、AWSを実際に活用して何かものが作れた時の楽しさ、課題を解決できた時の感動を皆さんと共有したいなと思っています。自分もそうやってここまでAWSのスキルを伸ばしてきました。自分が作成したカリキュラムも、大変だったけど楽しかったなと感じていただけるものになっているかを重視して作成しました。ぜひDevelopersIO BASECAMPでの経験が素晴らしいものになっていただきたいと思っています！

最後に

今回、コンテンツ作成に重きを置いて執筆させていただいたのですが、もちろん本サービスでのメンターも担当します！！
メンター陣がどのような思いでこのサービスを運用しようとしているかについては弊社大前のブログをぜひ読んでいただきたいです！！

DevelopersIO BASECAMPでは皆様の応募をお待ちしております！！
ぜひ本エントリにて少しでも興味を持ち、ご応募を検討いただけたら幸いです。
ご応募はお申し込みフォームよりどうぞ！

以上、深澤（@shun_quartet）でした！