特定バージョンの ImageMagick を Homebrew でインストールする方法 (2016年度版)
どうしても古いImageMagickをインストールしたい場合ってありますよね?
そういった記事でよく見かけるbrew versions
が使えなくなっていたためメモ程度に残しておきます。
手順
HomebrewのFormulaがあるディレクトリに移動します。
$ cd /usr/local/Library/Formula
Homebrewは標準ではshallow cloneされていてgitの履歴が最新1件のみなので過去のコミットを検索するためにfetchしておきます。
$ git fetch --unshallow
ImageMagickに関連するgit log
を確認して、該当のVersionのコミットを探します。
$ git log --oneline imagemagick.rb | grep '6.9.3'
上記で見つけたコミットにチェックアウトします。
$ git checkout 2f0b19d imagemagick.rb
その状態でインストールします(すでに入っている場合はアンインストールが必要)。
$ brew install imagemagick
このままだとbrew upgrade
した時に最新に更新されてしまうので固定します。
参考: 【小ネタ】homebrewでインストールされるimagemagickのバージョンを固定する | Developers.IO
$ brew pin imagemagick
リポジトリを元に戻して終了です。
$ git reset HEAD $ git checkout .