
【特許取得】本人の判断を再現するAIエージェント「ghoost」であなたの判断を組織の資産に
はじめに
データ事業本部の荒木です。
「あの人がいないと決められない」「承認や相談が特定の人に集中して、その人待ちで仕事が止まる」。組織で働いていると、こうした場面によく出くわします。さらにやっかいなのは、その人が退職・異動すると、これまで積み上げてきた判断のノウハウごと失われてしまうことです。
今回は、この「〇〇さん待ち」と「組織知の消失」をAIで解消するクラスメソッドのサービス「ghoost」を紹介します。
ghoostとは

ghoostは、本人へのインタビューから生成される、本人の判断パターンを再現するAIエージェントです。承認・相談・質問といった判断が必要な場面で、本人が不在でも本人らしく応対し、業務を前に進めます。「あの人がいないと決められない」という属人化の問題を、個人の頑張りではなく仕組みとして解消することを狙ったサービスです。
ghoostの中核となっているのが、弊社が2026年4月30日に取得した特許第7857639号「AIエージェント提供システム、AIエージェント提供方法、およびAIエージェント提供プログラム」です。ここからは、この特許でどんな仕組みを実現したのかを紹介します。
まず「本人の判断」をどう再現するか
「〇〇さん待ち」をなくすには、その人の判断のしかたそのものをAIに引き継げないといけません。この特許でまず取り組んだのが、個人の判断のしかたをどうやってAIで再現するか、という部分です。具体的には、本人の特性に関するデータから、その人の思考様式や行動パターンを写し取った「人格モデル」を作る仕組みにしています。
個人の再現から、役割モデルへ
ghoostは、AIエージェントを生成するサーバや、生成したエージェントをデジタル資産として扱うマーケットプレイス、モデルを蓄積するデータベースなどで構成しています。仕組みの柱は次の3つです。
- AIエージェント生成: 個人の特性データから、思考様式・行動パターンを模倣した人格モデルを含むAIエージェントを生成する
- 人格モデル管理: エージェントの出力や、本人からのフィードバックをもとに人格モデルを更新する
- 役割モデル生成: 複数のAIエージェントの人格モデルを統合し、特定の役割における思考・行動パターンを示す新たな人格モデルを生成する
特にこだわったのが3つ目です。個人の再現だけで終わらせず、複数の人格モデルを統合して「役割モデル」を作れるようにしました。これにより、特定の個人に依存しない、組織として継承できる判断モデルを構築でき、退職や異動で失われがちな判断ノウハウを組織の資産として残せます。
特徴と活用シーン
ghoostは、応対の質の高さと導入・運用のしやすさをあわせ持っているのが特徴です。具体的には次の5つがあります。
- 本人らしく応対できる: 本人ではない第三者が「本人らしい」と認める品質で、先行導入ではPeer承認率92.3%を実証しています
- すぐに始められる: 1名あたり約1〜2時間で初版のAIエージェントを生成できます
- コストを回収しやすい: 従業員300名規模なら、1人あたり週10分弱の会議時間削減で月額利用料を回収できる試算です
- 待ち時間をなくせる: 24時間365日稼働するので、本人が不在の時間帯や休日でも即座に応対します
- 広げるほど効いてくる: 全社に広げるほど1人あたりの必要削減時間が小さくなり、投資対効果が高まります
こうした特徴が効いてくるのは、判断や相談が特定の人に集中し、その人がいないと前に進まない場面です。本人らしい応対を待たずに受けられ、しかも組織の資産として残せるという強みが、次のようなシーンで活きてきます。
- 経営層の判断支援: 経営層の考え方を、多くの案件の一次相談先として使える
- 管理職への一次対応: 部下からの定型的な質問・相談にまず応対し、管理職の負荷を下げる
- 営業組織のナレッジ標準化: トップ営業の判断や進め方を組織全体で参照できるようにする
- ナレッジ継承: 知見のある人の判断を、退職・異動後も組織の共有資産として残す
いずれも「あの人に聞かないと進まない」がボトルネックになりがちな場面で、ghoostがその一次対応を引き受けるイメージです。導入にあたっては、クラスメソッドが伴走支援します。
まとめ
本人の判断パターンを再現し、組織知を継承するAIエージェント「ghoost」を紹介しました。
承認や相談が特定の人に集中して滞る組織でも、本人不在のまま判断を前に進められるようになり、属人化を仕組みとして解消できます。特許で裏付けられた役割モデル生成の技術により、退職・異動で失われがちな判断ノウハウを組織の資産として残せる点が特徴です。「あの人待ち」で意思決定が止まりがち、という課題を持つ組織にも向いています。
属人化や「〇〇さん待ち」に課題を感じている方は、ghoost サービスページからお問い合わせ・資料請求ください。
別のブログで実際に私のghoostを作って紹介できればと思います!







