IoT Coreルールアクションの DynamoDB と DynamoDBv2 の違いを調べてみた

IoT Coreのルールアクションには「DynamoDB」と「DynamoDBv2」があります。 何がどう違うのか、実際に試してみました。
2020.02.20

IoT Coreのルールアクションには「DynamoDB」と「DynamoDBv2」があります。

「ん? 何がどう違うの???」となったので、実際に試してみました。

DynamoDBを準備する

次のDynamoDBテーブルを作成します。

  • テーブル名: iot_sample
  • パーティションキー: id(文字列)

DynamoDBを作成する

アクション:DynamoDBのとき

IoTルールの作成

次のIoTルールを作成します。

SQL

SELECT
  timestamp() as aws_timestamp,
  principal() as id,
  * as payload
FROM
  '/topic/sample'

アクション

パーティションキーの値を一意にするために、${principal()}を設定しています(デバイスを区別するため)。 もしトピック内にデバイスを特定する何らかのIDがあるなら、topic(2)等を使用すると良さそうです。

  • パーティションキーの値: ${principal()}
  • この列にメッセージデータを書き込む: received_data

IoTルールアクションを設定する(DynamoDB)

テストデータを送信

テスト画面からテスト用のデータを送信します。

テストデータを送信する

{
  "device_timestamp": 1234567890,
  "id": "test001",
  "aaa": "xxx",
  "bbb": "yyy"
}

DynamoDBの内容

下記となりました。結構な入れ子構造になります。received_dataの中にSQLのSELECTで設定した値があります。

DynamoDBの内容(DynamoDB)

{
  "id": "AROAIKGLCRYMLEVR6OZIS:cm-fujii.genki",
  "received_data": {
    "aws_timestamp": 1581861030455,
    "id": "AROAIKGLCRYMLEVR6OZIS:cm-fujii.genki",
    "payload": {
      "aaa": "xxx",
      "bbb": "yyy",
      "device_timestamp": 1234567890,
      "id": "test001"
    }
  }
}

アクション:DynamoDBv2のとき

IoTルールの作成

次のIoTルールを作成します。

SQL

SQLは先程と同じです。

SELECT
  timestamp() as aws_timestamp,
  principal() as id,
  * as payload
FROM
  '/topic/sample'

アクション

指定する項目はありません。

IoTルールアクションを設定する(DynamoDBv2)

テストデータを送信

テスト画面からテスト用のデータを送信します。内容は先程と同じです。

テストデータを送信する

{
  "device_timestamp": 1234567890,
  "id": "test001",
  "aaa": "xxx",
  "bbb": "yyy"
}

DynamoDBの内容

下記となりました。SQLのSELECTで設定した値をそのままPutItem()した形になっています。

DynamoDBの内容(DynamoDBv2)

{
  "aws_timestamp": 1581861607856,
  "id": "AROAIKGLCRYMLEVR6OZIS:cm-fujii.genki",
  "payload": {
    "aaa": "xxx",
    "bbb": "yyy",
    "device_timestamp": 1234567890,
    "id": "test001"
  }
}

SQLを少し変えてみる(DynamoDBv2)

DynamoDBv2は、SQLのSELECTで設定した値をそのままPutItem()した形です。 ということは、DynamoDBのパーティションキーとその値を自由にできます(受信したJSONデータの内容)。

SQL

SELECT
  *
FROM
  '/topic/sample'

テストデータを送信

{
  "device_timestamp": 1234567890,
  "id": "test001",
  "aaa": "xxx",
  "bbb": "yyy"
}

DynamoDBの内容

受信したJSONデータの内容にパーティションキーであるidがあるため、そのまま格納されました。

DynamoDBの内容(DynamoDBv2)

{
  "aaa": "xxx",
  "bbb": "yyy",
  "device_timestamp": 1234567890,
  "id": "test001"
}

さいごに

DynamoDBv2を使えば、痒いところに手が届きそうです。スッキリしました。

参考