[アップデート] IPv6オンリーのサブネットとEC2インスタンスを作成出来るようになりました!

[アップデート] IPv6オンリーのサブネットとEC2インスタンスを作成出来るようになりました!

IPv6オンリーのサブネットと、IPv6オンリーのEC2インスタンスを作成出来るようになりました!
Clock Icon2021.11.25

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こんにちは! コンサルティング部の繁松(shigematsu)です!

今回のアップデートで、IPv6オンリーのサブネットとEC2インスタンスを作成することが可能になったので、実際に作成してみました!

今までIPv6のサブネットとEC2を作成するには、IPv4/IPv6デュアルスタックの設定にすることが必須でしたが、
今回のアップデートで、IPv6オンリーを選択することが可能になりました。

では作成していきます。

前提

  • EC2はNitro Systemで構築されたインスタンスを作成する必要があります。
  • VPCはIPv6オンリーには対応しておらず、IPv4/IPv6デュアルスタックで作成する必要があります。

VPCの作成

VPC名、IPv4 CIDR ブロックを入力し、
IPv6 CIDR ブロックは[Amazon 提供のIPv6 CIDR ブロック]を選択

サブネットの作成

先程作成したVPCを選択し、サブネット名を入力、AZを選択する。

IPv6のみにチェックをいれ、IPv6 CIDR ブロックを入力し、[サブネットを作成]

IPv6のみのサブネットが作成されました。

EC2インスタンスの作成

Nitro System上に構築されたインスタンスを選択する必要があるので今回は[t3.micro]を選択します。
Nitro System 上に構築されたインスタンス

インスタンスの詳細の設定画面では、自動割り当てパブリックIPは選択することが出来ません。
IPv6 IPの自動割り当てを有効にします。

起動したインスタンスを見てみると、IPv6のみが割り当てられていることが確認出来ます。

まとめ

IPv6オンリーのサブネットとEC2インスタンスを作成出来るようになったアップデートを確認しました。

IPv6オンリーを選択できるようになったことで、サブネットとEC2インスタンスのIPv4のネットワークアドレスを意識せずに、利用できるようになりました!
18 quintillion(10の18乗)という数のIPアドレスを使用できるみたいなので枯渇することはなさそうです! 追加料金などはなしで使用可能となっています!

以上、アップデートの紹介でした!

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