SelfService+ の変更点をまとめてみた

SelfService+ の変更点をまとめてみた

2026.02.26

はじめに

立神です。
Jamf で使用されている Self Service ですが、macOS 向けについては 2026 年 3 月から Self Service+ へ完全移行します。
今回は Self Service+ についてまとめてみました。
当社では Jamf Pro のみを利用しており、Jamf Connect / Jamf Protect は導入しておりません。そのため、未検証の部分も多い点、あらかじめご了承ください。

Self Service とは

Self Service は、Jamf Pro で管理されている macOS / iOS / iPadOS デバイス向けのセルフサービスポータルです。IT 管理者が承認したアプリや設定を、エンドユーザーが自分自身で取得・実行できます。社内版 App Store のようなイメージです。なお、アプリは ABM(Apple Business Manager)にて管理者の Apple ID で購入したデバイスライセンスです。そのため、インストール時に Apple ID の入力は不要です。

以下のような機能を持っています。

  • アプリのインストール
  • 設定プロファイルの適用
  • スクリプト・ポリシーの実行
  • ソフトウェアアップデートの実施

Self Service+ とは

macOS 向け Self Service の後継となる Self Service+ では、従来の機能に加え、いくつかの機能追加・刷新が行われます。

1. UI の変更

Self Service+ では、一部 UI が変わっています。最も大きな変更点は、起動時のホーム画面です。
従来ではアプリやポリシーの一覧が表示されていましたが、ダッシュボードが表示されるようになっています。

従来のホーム画面
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新しいホーム画面
スクリーンショット 2026-02-25 13.26.04

アプリやポリシーはカタログメニューから一覧表示することができます。
もしくは、アプリやポリシーの設定画面で「Featured」を有効にすることで、ダッシュボードに表示することができるようになります。
スクリーンショット 2026-02-25 16.27.48

ホーム画面に表示されることが確認できます。
スクリーンショット 2026-02-25 13.23.35

2. セキュリティダッシュボードの実装

ホーム画面にセキュリティダッシュボードが追加されました。

デバイスのセキュリティ状態をエンドユーザーが自分で確認できるようになっています。
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※当社では Jamf Protect を導入していないため、この機能の詳細な動作は未検証です

3. ID 管理機能の実装

従来 Jamf Connect が担っていた ID 管理機能が統合されました。

具体的には以下の機能が利用できます。

  • ローカルアカウントとクラウド ID プロバイダー間のパスワード同期
  • 一時的なローカル管理者権限の昇格リクエスト

self-service-dashboard-copy
※当社では Jamf Connect を導入していないため、この機能の詳細な動作は未検証です

4. ブランディング強化

Dock に表示されるアプリアイコンがカスタム可能になります。
一方で、アプリ名は現在変更できなくなっています。

従来のアイコン
スクリーンショット 2026-02-25 15.37.03

新しいアイコン
スクリーンショット 2026-02-25 15.35.17

Self Service+ の設定方法

Self Service+ を有効化するには、Jamf Pro の管理画面から以下の手順で設定します。
設定 → Jamf App → Self Service+
ここで、「Self Service+ をデフォルトエンドユーザアプリケーションとして使用」にチェックを入れます。
スクリーンショット 2026-02-25 15.41.26

この設定を有効にすると、以下の動作が行われます。

  • Self Service+ が各デバイスの Applications フォルダに自動デプロイされます
  • 従来の Self Service はアンインストールされます

なお、ポリシーを使ったインストール方法もありますが、Self Service と Self Service+ が同一デバイスに共存する場合、従来の Self Service が起動してしまう場合があるため、当社では上記の設定方法を採用しています。

おわりに

今回は macOS 向け Self Service+ の主要な変更点をご紹介しました。
UI の刷新やブランディング強化など、利便性向上につながる変更が多く含まれています。
Jamf Connect / Jamf Protect を導入している環境では、さらに多くの機能を活用できるアップデートになっています。
本ブログが参考になれば幸いです。

参考資料

Self Service+ for macOS Deployment Guide - Self Service+ for macOS Deployment Guide | Jamf

About Self Service+ - Self Service+ for macOS Deployment Guide | Jamf

Self Service App Catalog | Software | Apple Platform | Jamf

macOS 用 Jamf Self Service の概要 - Jamf Pro 管理者ガイド | Jamf

Adding Jamf Protect to the Security Dashboard in Self Service+ | Jamf Support Portal

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