【レポート】JAWS-UG福岡で「EKS再入門」をテーマに登壇しました #jawsug #jawsugfuk

JAWS-UG福岡の開催レポートです。私は「EKS再入門」のテーマで登壇しました。
2019.10.31

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みなさん、こんにちは!
AWS事業本部の青柳@福岡オフィスです。

10月19日、JAWS-UG福岡の勉強会「JAWS-UG福岡:7 度目もちょっと濃い目にAWSの話をしてみよう」を開催しました。

ここ最近のJAWS-UG福岡では、AWS Japanから講師を招いてのハンズオンやオンラインセミナー、それに毎週木曜日に開催している「もくもく会」を中心に活動してきました。
いわゆる「勉強会」スタイルのイベントは2018年4月を最後に開催していませんでしたが、多くの(?)ご要望を頂き、満を持して約1年半ぶりに今回の勉強会を開催することができました。

私も「Amazon EKSへの道 ~EKS再入門~」というタイトルで登壇しました。

登壇資料

「Amazon EKSへの道」とは私が勝手に続けているシリーズで、これまでに以下のような内容で発表してきました。

・re:Invent 2018でEKSが発表され、正式リリースされる前 (2018.4)
  JAWS-UG福岡で、EKSやKubernetesの概要を「入門編」として紹介
・バージニア北部リージョンで正式リリースされた後 (2018.6)
  JAWS-UG大分で、実際にEKSを触ってみた所感を紹介

今回は、前回発表時点から時間も経ち、EKSも大幅に機能が増えたり導入手順が改善されたりしたこともあり、EKS入門をアップデートした「再入門」という内容でお話しをしました。

冒頭で参加者に挙手アンケートを聞いたところ、Kubernetes/EKSを「触ったことが無い」「少しだけ触った程度」という方がほとんどでした。
今回のセッションで「Kubernetesやってみたいけど・・・」とか「EKS以前触ったけど難しかった・・・」という方には、「EKSは決して難しくないよ!」ということが少しでも伝わっていましたら幸いです。

イベントレポート (雰囲気だけ)

JAWS-UG福岡ではおなじみの「乾杯!」から始まり、初心者向けから「ちょっと濃い目」な話、ちょっとエモいLTまで、バリエーションに富んだ勉強会でした。

各セッションの概要・感想をごく簡単ですが紹介します。

チェ ジホさん
会場をご提供頂いたFusic様から登壇して頂きました。(いつもありがとうございます!)
自社サービスのインフラ環境をマネジメントコンソールで「ポチポチ」作るところからTerraformで自動化してみたというお話で、いわゆる「Infrastructure as Code」(IaC) に詳しくない方にもIaCの利点が伝わるセッションだと思いました。

森田 邦裕さん (JAWS-UG福岡)
AWS全(?)サービスを200ページ超のスライドで紹介するという無謀(笑)なセッションに挑戦されました。
30分で200ページ以上ですので1ページあたり・・・と計算すると、当然ながら中には「雑な」紹介もあったりして笑いを取っていましたが、全体を通して改めてAWSの圧倒的なサービス数を感じさせるセッションでした。

木村 健一郎さん (JAWS-UG福岡)
災害時の安否確認サービスを開発されている木村さんは、Amazon Forecastでなんと地震発生を予測しよう!?という内容でしたが・・・
オチはともかく、Forecastがどんなサービスかというのが皆さんなんとなく分かったのではないでしょうか。

平野 文雄さん (JAWS-UG大分)
「定額制ランチ」のサブスクリプションサービスが話題のイジゲン平野さんによる「AWS Glueやってみました」というお話でした。
社内では「AWSおじさん」と呼ばれていて「AWSに関することは全部私のところに来るんだよな~」と笑いながらおっしゃっていて、楽しそうな社内の雰囲気が印象的でした。

内村 和博さん (JAWS-UG福岡)
10月に開催された「AWS Dev Day Tokyo 2019」のイベントレポートでした。
技術的な内容はもちろん、会場での体験なども交えた、イベントの雰囲気が感じられるお話でした。

田中 孝明さん
AWS認定資格11冠を制覇した田中さんが、次に挑戦するのは「ブロックチェーン」!?
ということでブロックチェーンの概要についてのお話でしたが、「まだ始めたばかり」と言う割にはよく調べているなぁ~という感想でした。

夏目 祐樹さん (JAWS-UG福岡)
セッションの前半はラグビーワールドカップの話で「一体どうなることやら」と会場を不安(?)にさせましたが、後半はSSM Parameter Storeの概要から使いどころまでちゃんと技術的な話で締めて一安心でした。
先日の「Developers.IO 2019 in FUKUOKA」でもLambdaのTIPS集について発表しましたが、技術的なノウハウ紹介のセッションは夏目氏の得意とするところだと思います。

峯 久由さん
「WindowsサーバーをAWSにもっていく泥臭い話」というタイトルで、タイトル通り泥臭~いお話でした(笑)。
Windowsサーバーとお友達だった私にはかなり刺さりましたし、そうでない方にも軽快な語り口で楽しめたセッションでした。

セッションの合間には、LTも発表して頂きました。

上釜 幸大さん (JAWS-UG鹿児島)
鹿児島で精力的にJAWS-UGを開催されている上釜さんによるJAWS-UG鹿児島の紹介でした。
地方ならではの苦労やコミュニティ運営にかける想いを熱く語って頂きました。

山ノ内 祥訓さん (JAWS-UG熊本)
某大学病院にお勤めの山ノ内さんによる「診療データ」を深層学習で処理する研究についてのお話でした。
最後に「当研究室では大学院生を募集しています!」という斬新な人材募集(?)で、会場は大ウケでした。

渡辺 泰久さん
コミュニティに「雲の上」感を抱いていた渡辺さんが、JAWS-UG福岡の「もくもく会」に参加してコミュニティに対する印象が変わったというお話をして下さいました。
JWAS-UGのようなコミュニティ活動を行っていて「良かった」と感じた瞬間でした!

みなさんの登壇資料 (一部) は「Doorkeeperのイベントページ」からリンクされていますので、気になった方はチェックしてみてください。

おわりに

久しぶりの「ちょっと濃い目」の勉強会でしたが、参加してくださった方、いかがでしたでしょうか?

運営側も久々ということもあり、JAWS-UG福岡ならではの賑やかさとか「わちゃわちゃ感」とかが出せていたかなぁ~? ちょっと大人しめだったかなぁ~? という気もしています。
今後もコンスタントに勉強会を開催していくことで、「楽しい!」「参加してみたい!」「参加して良かった!」JAWS-UG福岡を目指したいと思います。

JAWS-UG福岡 では、今後もいろいろなイベントを企画していきますので、興味を持った方は是非ご参加ください。