[登壇レポート]JAWS-UG 初心者支部#42千葉支部コラボで初LTしました。
こんにちは、べこみんです。
2022/01/14に開催された JAWS-UG 初心者支部#42 千葉支部コラボ!! 新年LTスペシャル会 にて、「年始なので心機一転AWSアカウントを作成してみた」というタイトルでLTをしてきました。
今回はそのレポート兼補足記事です。
登壇資料
LTについて
今回はJAWS-UG 初心者支部での登壇ということで、自分がAWSを使い始めた時のことを思い出しながらテーマを設定しました。
LT資料を作成する中で AWSの無料利用枠 を調べると、本当に色々なサービスが無料で触れることに改めて驚きました。
無料で色々なサービスが触れることはありがたいですね。
LT内で紹介した各設定について
さて、ここからはLT内では説明出来なかった「アカウント作成後に行う各設定の手順」について触れていきます。
アカウント作成自体の手順はこちらの記事で丁寧に紹介されていますのでご参照下さい。
手順紹介
LT内では「セキュリティ」、「契約・コスト」、「ログ・モニタリング」という各分野ごとに設定をご紹介しましたが、本記事では記事を見ながら設定可能なように、アカウント作成後からの時系列順に並べました。
- rootユーザーでサインインする。
サインイン画面で「ルートユーザー」を選択し、アカウント作成時に登録したメールアドレスでサインインします。
-
rootユーザーで行う設定は下記の7つです。
- AWS IAM
- MFA認証の設定
- IAMパスワードポリシーの設定
僕は画像の通りに設定しました。
- IAMユーザーの作成
IAMダッシュボードの「ユーザー」→「ユーザーを追加」からIAMユーザーを作成しましょう。
必要最低限の権限を設定すると良いのですが、今回は管理用のIAMユーザーということで僕は「AdministratorAccess」を設定しました。
- AWS IAM Access Analyzer
- 有効化(アナライザーの作成)
使用するリージョンごとに有効化する必要があります。
- 有効化(アナライザーの作成)
- アカウント設定
- お支払い通貨の設定
円建てにすると、為替レートの関係でクレジットカードで払うより若干ですがコストが抑えられるそうです。 - 秘密の質問の設定
慎重に設定しましょう。僕は別のサービスで訳の分からない回答を設定してしまい苦労しました。。。 - IAMユーザーによる請求情報へのアクセス設定を有効化
- お支払い通貨の設定
- AWS IAM
- rootユーザーをサインアウトし、作成したIAMユーザーでサインインします。
サインインURLはrootユーザーのIAMダッシュボードで確認して下さい。 - IAMユーザーで行う設定は下記の6つです。
- AWS IAM
- MFA認証の設定
- AWS Budgets
- 予算の作成
異常なコストにすぐ気付けるように設定しましょう。
あと、アラートのメールは見逃さないようにしましょう。。。
僕は過去にアラートを全てスルーして$100以上の請求が来たことがあります。。
- 予算の作成
- AWS Cost Explorer
- 起動
アカウント作成直後はこのサービスはまだ使えないはずです。1〜2日後に試してみて下さい。
- 起動
- AWS Compute Optimizer
- 利用開始(オプトイン)
使用しているEC2、EBS、Lambdaの最適化を教えてくれるサービスです。
- 利用開始(オプトイン)
- AWS CloudTrail
- 有効化(証跡の作成)
- Amazon S3 Storage Lens
- 有効化(ダッシュボードの作成)
S3の利用状況を分析してくれるサービスです。無料メトリクスのみ利用しましょう。
- 有効化(ダッシュボードの作成)
- AWS IAM
参考にした記事
上述の各設定は、下記記事から「(条件付きでも)無料で使用出来る」を条件に抜粋したものになります。
今回紹介しきれなかった有料の設定など多くの設定が下記記事では紹介されていますので、本記事と合わせて是非ご参照下さい。
本当に素晴らしい記事です。
最後に
今回が人生初LTだったのでめちゃくちゃ緊張しました。
ですが、終わってみると色々な方が温かく反応して下さったこともあり、LT登壇の楽しさやLT登壇にハマる人の気持ちが理解出来ました。
これからも色々な場所にお邪魔して登壇していきたいですし、お世話になったコミュニティの運営にも携わったりして恩返しが出来れば、と思っています。
また、「LT登壇してみたいけど自分なんかじゃちょっと。。」と尻込みしている方、大丈夫です。
僕も同じ気持ちでしたが、周りの方は皆さん優しいですし何とかなります。
本記事をここまで読んで下さったのであれば、思い切って最初の一歩を踏み出してみましょう。
JAWS-UG 初心者支部 と JAWS-UG 千葉支部 はいいぞ。(宣伝)
以上、べこみんでした。