[レポート] JAWS-UG 福岡 #9:AWS DeepRacer 勉強会 in 福岡 #jawsugfuk #jawsug

[レポート] JAWS-UG 福岡 #9:AWS DeepRacer 勉強会 in 福岡 #jawsugfuk #jawsug

Clock Icon2019.07.26

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

「Developers, start your engines.」 AWS事業本部 梶原(Mentaiko-DevelopersIO)です。

先日、FGN(Fukuoka Growth Next) でありました。JAWS-UG 福岡の勉強会に参加してきましたのでレポートしたいと思います。 今回のテーマはそう、最近どはまりしている。AWS DeepRacer 勉強会となっています。 そしてなんと、DNP(大日本印刷株式会社) 様が自作されたDeepRacerのコースが会場に設営される。また、DeepRacerを実際に走らせることができるとのことで、もう募集開始早々に申し込んでました。 早速ですが、レポートしていきます。

会場:FGN EngineerLabo.Fukuoka様

タイムテーブル

  • JAWS-UG のご案内
  • LT1: DNPにおける AWS DeepRacer の取り組み
  • AWS DeepRacer ワークショップ
  • LT2: AWS Summit Tokyoまでになにをしたのか
  • LT3: FGNの中の人としてLT
  • ミニカー走行
  • クロージング

JAWS-UGのご案内

  • 普段はカンパーイで始まるのですが今回は、精密機器&コース上とのことで、乾杯はなしでスタートしていきました。

https://jaws-ug-kyushu.doorkeeper.jp/

LT1: DNPにおける AWS DeepRacer の取り組み

DNPの和田さんのお話!#jawsug #jawsugfuk pic.twitter.com/gyItzfVgca

— ジョージ @日々精進 (@eiji_nagano) July 24, 2019

登壇者:大日本印刷 和田 剛 氏

<<資料が公開されましたら。追記いたします。>>

  • 今回福岡で開催となったきっかけ
    • 福岡のオルターブース様に古くからの知人がいる
    • AWS Summit Tokyouで3位になった相場も福岡にゆかりがある
  • DNPのDeepRacerへの取り組み
    • 2019年2月から社内勉強会を始めている
    • 2019年の4月からGAになるまでは、SageMaker + RoboMakerで勉強していた
    • DNPでは80名超の参加者がいて、全国から参加している
  • 月に1回レースを開催、勉強会は週に1回実施している
  • DNPはなにをしたいか?
    • 世界の舞台で日本人が1位をとるところを見たい
    • 大会で1位をとることで、日本の力をみせたい
    • DeepRacerの取り組みはとても面白いので広げたい
  • コラボレーション
    • 全国のユーザ会とのコラボレーション
    • 全国の小中学学校とコラボレーション
  • 福岡開催
    • 福岡でも今回の1回だけでなく、何度も持ってこれるようにコースを作っているのでまた開催したい
    • 機会があれば、ヤフオクドームでも!!???

AWS DeepRacer ワークショップ

登壇者:大日本印刷 米澤 美貴 氏

資料はすでにネット上で公開されておりまして、以下のリンクよりアクセス可能です。内容が重複してしまうので、感想だけこちらに記載させて頂きます。

感想

丁寧にコンソールを説明いただきました。パラメータやモデルの DeepRacerだけにキレイに完走できるワークショップの内容となっていると思います。DeepRacerを始める際にはぜひリンク先に行って実行してみてください。

LT2: AWS Summit Tokyoまでになにをしたのか

DNP相場さんのLT!#jawsug #jawsugfuk pic.twitter.com/dQpCDJdAm4

— しょーちゃん (@show_m001) July 24, 2019

登壇者:DNP デジタルソリューションズ 相場 武友 氏

<<資料が公開されましたら。追記いたします。>>

  • 自己紹介
    • 前職ゲーム開発
    • 現職はWebアプリ開発
    • 現在DNPでは様々な職種を募集中
  • AWSサミットまでのとりくみ
    • 月1で社内グランプリを開催
    • キータに内容などは投稿している
  • DNPの社員はメイン業務は別で専任ではしていない
    • モデルや報酬関数の共有は社内でしていない
    • 共有している内容はどのような理論で与えているか
    • アクション数やハイパーパラメータ
  • 社内GPの開催
    • 当初実機は方針は5月末に発売されるということだったがまだ発売されていない状況
    • DNPでも社内で走らせることはかなわず
    • 社内のコースで実際に走らせることができたのは先月
  • AWS DeepRacer リーグ シンガポールに数名が参加することができた
    • ワークショップに参加したさいに、コンソールを触ることができた
    • コンソールの実機で操作できる内容を社内で共有することができた
  • 学習について
    • 実機ではwaypointは有効なのか
    • とれるアクションが少ない方が安定するのではと思い少ないアクションスぺ-スで
    • 貪欲にセンターラインを攻めた方が立て直しやすい
    • ハイパーパラメータは基本デフォルトで学習
    • エポック数と割引関数は調整している
  • 実際Summitで走らせたモデルについて
    • Summitで8時間ていど学習させた
    • いくつかのMAXスピードを調整して、一番タイムのいいモデルを選定し
    • Kumoトラックを最後に1H流した
    • 完走率はさがったけど、7秒台がだせたモデル
  • サミット後
    • ログ解析をやってみた
    • 詳しい内容はきーたに投稿している
  • 解析
    • 報酬の高いアクションの決定に確率分布
    • 東京サミットモデルは7.8秒台だったが
    • 30分前のモデルだと社内のコースで7.7秒台をだすことができた
  • バーチャルサーキットのサブミット
    • 30分ごとに自動でサブミットするスクリプトをセレニウムで実施している

LT3: FGNの中の人としてLT

登壇者:FGN EngineerLabo.Fukuoka 様

  • 今日言いたいことはシンプルに fgn をたくさん使ってくださいということが言いたいです
    • 大きなディスプレイを使った勉強会
    • 先日はGO カンファレンスを行いまして大体200人ぐらいの規模で開催しています
  • 最近福岡で労働人口は増えてきてると感じています
    • コミュニティーや勉強会に来る人も増えてきて
    • いろいろな人が増えてきて垣根が下がってきている
    • 組み込みのエンジニアの方がクラウドを触るようなこともある
  • いろんな方がFGNを利用してもらえたらなと思っています
  • 6月1日にFGNミートアップと言う勉強会を開催
    • 様々な領域の人の話がきけてとてもよかった
  • 今後もいろんな話が聞ける場所にしていきたいというふうに思っている
  • 今回のような勉強会はとても楽しみで、もしこういった風に使いたい場合はスタッフに相談してください
  • fgn ではedtecのような小学生向けの勉強会も行っている
  • 勉強会などを開催する場合はぜひFGNをご検討ください

ミニカー走行

そして、実サーキットでのDeepRacerの走行会となりました!。
今回、実際に走行させることができるという事で、事前モデルを学習させて、2つモデルを持ち込んでレースにのぞんでみました。ざっくりいうと

  • コース中心バリカタでMAX 6m/sで悪手といわれるフルアクションスペースを数時間コトコト煮込んで100%に持っていたモデル
  • 拝んでもらった最速ラップモデル(Narashika-DevelopersIO 作)

になります。 さてさて、実は今回学習済みのモデルを持ち込んだ方はすくなく、いきなりの一走行目の挑戦者になってしましました。(DNPさんのデモ走行があると思ってた・・・

DeepRacer!!#jawsug #jawsugfuk pic.twitter.com/FMb7EyBvdc

— ジョージ @日々精進 (@eiji_nagano) July 24, 2019

結果ですが、ど緊張してましたが、バリカタモデルがまさかの1週目から完走、2週目、3周目といい感じ完走できたので調子にのって、

これなら最速モデルなら、世界記録だせるんじゃね的な事を考えたのですが、最速ラップモデルはどうもレーサーを選ぶようでコースアウトすぐさせてしまい。結局1週も完走させることができませんでした。orz

続いて何人かDeepRacerの走行を行い。最後は、DNP様のSummitモデルでの凱旋走行となりました。

クロージング

最後は参加者で、記念撮影を行いまして、解散、コースの片づけを行いました。

(写真提供:DNP様)

DNPの方々はとても手際が良く、あっというまにコースが撤収されていくのをみて、ピット作業さながらだなと感じていました。

まとめ

バーチャルサーキットだけで、リアルには走行させる機会はないだろうなーと思っていたのですが 今回走行させることができて、どういう動きをするんだろーと思ってたのですがリアルに動くとまた違う楽しさがありました。1回の開催だけで終わらないということだったので、次回また開催されることを期待しています。 今回は、JAWS-UG様、DNP様また、会場をご提供していただいたFGN様、ご関係者様、有難うございました。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.