Jupyter Lab環境を作る手順
はじめに
こんにちは!AI事業本部のこーすけです。
今回はJuptyterLab環境を構築するまでの手順をまとめます。Pythonの実行環境が混ざってしまったり、久しぶりに構築しようとすると後から再現できないことが多々あるので備忘録として供養しておきます。
今回はmiseとuvをつかったJupyterLabの実行環境をプロジェクト単位で作り、ローカルサーバを立ち上げるまでの手順をまとめます。
miseはPythonやuvのバージョンを固定できるほか、よく使うコマンドも定義できるので非常に便利です。
前提
- 実行環境:Lunux(Ubuntu)
- shell:fish
- miseインストール済み
手順
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プロジェクトフォルダを作成
mkdir my-project -
.mise.tomlを作成
cat > .mise.toml張り付ける内容は以下です。
今回はPython: 3.12, uv: latestで作成しました。
setupコマンドの定義中の
uv pip install -U以降にインストールしたいライブラリを適宜追加します。[tools] python = "3.12" uv = "latest" [tasks.setup] description = "Create venv, install JupyterLab + ipykernel, and register kernel" run = [ "uv venv", "uv pip install -U jupyterlab ipykernel", ".venv/bin/python -m ipykernel install --user --name my-notebook --display-name My-Notebook" ] [tasks.lab] description = "Run JupyterLab using this project's venv" run = [ ".venv/bin/jupyter lab" ]貼り付けたらCtrl + Dで保存します。
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miseインストール
mise installインストール後、pythonとuvが入ったかを確認します。
python --version uv --version -
セットアップ
mise run setupこれでプロジェクト直下に
.venv/が作成され、JupyterLab と ipykernel が入り、さらに Jupyter にカーネルが登録されます。以下を実行し、Available kernelsのリストの中に、
my-notebookが追加されていることを確認します。uv run jupyter kernelspec list -
JuputerLabを起動
mise run lab上記のコマンドを実行すると、http://localhost:8888/...のようなURLが表示されるのでブラウザに張り付けてURLを開きます。
今回作成したカーネルを選択すれば、本プロジェクトの.venvを使って実行されます。

おわりに
毎回少し悩むので、自分がこの記事を一番見ることになります笑








