新卒研修で紙飛行機作ってみた【24新卒】
こんにちは、アノテーション24新卒の勝亦です。
今年度の新卒メンバーはクラスメソッド、アノテーション合同で2週間、日比谷オフィスに全国各地から集まり、研修を行いました。
2週間の対面研修を終え、特に印象に残った研修について感想を述べていきたいと思います。
紙飛行機ワークショップ
この研修では新卒メンバー11人で分かれて3チームを作り、実際の開発サイクルを学びながらより多く飛ぶ紙飛行機を製作する、という内容でグループワークをおこないました。
何を学ぶのか?
紙飛行機ワークショップを通じて、経験学習サイクルを体験する。
経験学習サイクルとは経験→内省→概念化→実験のサイクルを繰り返すことにより、自分の能力以上の仕事への挑戦と、挑戦後の徹底した振り返りを通じて、学びを確実に自分にものにして、より難しい仕事に挑戦できるようになる学習方法です。
小さなことから大きなことまで業務、プライベート問わず、自身が成長する上で適用することができる大事な考え方だなあ、と考えたりしながら研修に取り組みました。
紙飛行機制作時のルール
もちろん、ただグループで紙飛行機を制作して飛ばすだけでは困難にはぶつかることはないため、今回の制作時には制限ルールがいくつか設けられていました。
・A4の紙を4つに切って使う
・ 同じ人が連続して折らない、1度折ったら他のメンバーに渡す
・飛行機の先端を丸める
・ ハサミはチームで一つ
・ 再利用禁止(1度飛ばしたもの、前スプリント終了時の仕掛品は回収)
そして実際の作成時には何機規定m以上飛ぶかの見積もりを決定し、グループで2分間作戦会議→2分間制作し、その間で作った紙飛行機が何機3m以上飛ぶかを競いました。
作戦と結果
1回目
私たちのチームは初回の制作は勝手も分からず経験学習サイクルの輪にも乗れていないと考え、とりあえず紙を4つ均等に分け、4つの紙飛行機を各自の裁量でスタンダードに折り、飛ばしてみようという作戦を立てました。
結果は4機中1機飛ばすことができ、基準の折り方はこの方法で問題ないのでは、という「経験」からの「内省」を行いました。
2回目
初回を経て2回目は、1回目の方法が正しいという内省、折り方の肉体的な知識という経験をもとに、見積もりを4機とし、もう一度4機を丁寧に完成させるという目標を掲げ制作し、結果は4機全てを飛ばすことに成功しました。
3回目
3回目では特例として上記で挙げた制限ルールを1つ取り除けたため1,2回目で多く成功していることから再利用禁止を除外するとともに、折る際に2枚重ねをすれば効率的に折ることができるのではという想定から目標を11機としました。
しかし結果は6機と見積もりに対して失敗に終わりました。これは計画に対しての見積もりの甘さというより、作戦会議に夢中になり、制作時間スタートの合図が耳に入っておらずタイムロスをしてしまったという時間のメリハリに対する失敗から起きた見積もりに対する大きな不達成でした。
4回目
3回目の反省をもとに、時間の切り替えにも意識を向ける+これまでの折り方のノウハウと一度折ったものを席の真ん中に置き誰でも手が空いている人が折れるようにするという新アイデアを導入し見積もり15機とし、作成をおこないました(再利用は再び禁止)。結果は11機と見積もりよりは少ない数でしたが成功することができ、この4回目からはこれなでのアイデアとノウハウをもとに制作をするという成功体験と、重ねておったものを取り外す際に崩れてしまったという失敗体験を得ました。
この研修を通して
長々と制作過程を記述しましたが、この研修から、実際の活動を通して経験学習サイクルを体験することができました。
このチームにおけるアクション→反省→次回への見積もりといったサイクルは今後どんな業務においても核となってくる考え方であると感じたため、今回レクリエーションチックなテーマでの活動でしたが、この経験を大事にしていきたいです。
最後に
対面研修2週間を終え、アノテーションメンバーは再度全国各地に分かれリモート主軸での研修が始まります。技術研修から様々なことまで学びの日々になりますが、今後も研鑽を続けていきたいと思います!
余談ですが私はこの対面研修の後、疲れからか流行病にかかってしまいダウンしてしまいました...。疲れている時こそ予防を徹底しなければいけない!と実感したのでどうぞ皆さんも気をつけてお過ごしください。
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