![[アップデート] Kiro Crew v0.10.0 で実装されたチームリーダーエージェント「kirocrew-team-lead」を使ってみた](https://images.ctfassets.net/ct0aopd36mqt/4uTbTE9O9jUJCOs80dZ0Ao/e2da592b5eaaad0f5993d6ff64a12467/aws-kiro.png?w=3840&fm=webp)
[アップデート] Kiro Crew v0.10.0 で実装されたチームリーダーエージェント「kirocrew-team-lead」を使ってみた
いわさです。
今朝 Kiro Crew の v0.10.0 が来ましたね!!

いくつもおもしろそうな機能が追加されているですが、その中の「チームリーダーエージェント(kirocrew-team-lead)」が今までやりたかったやつかもしれないので試してみることにしました。
実際に使ってみる
組み込みのkirocrew-team-leadというエージェントを使えばいいだけです。
余談ですが default エージェントが kirocrew という名前になってました。これ前からだったっけ...。

新規チャットのエージェントを選択欄に kirocrew-team-lead が追加されてますのでこちらを選択しましょう。

この kirocrew-team-lead がリリースノートによると今回の v0.10.0 で追加されたエージェントみたいです。
ゴールを渡すと、それを作業項目に分解し、項目ごとにセッションを開いてワーカーに指示を出し、小さいものは自分でやる、という指揮役のエージェントのようです。
A team lead agent:
kirocrew-team-leadships as a default agent that splits a goal into work items, opens a session for each, and does the small ones itself.
Kiro Crew には前から kirocrew-conductor という指揮用のエージェントがいたのですが、そちらはゴールを分解してワーカーに指示をする役でした。また、サブセッションがサイドメニューに Spawn したりは当時はなかった記憶です。
kirocrew-team-lead は、小さい作業なら自分でも手を動かすところが違います。
また、今回のアップデートで全部がそうなったのかわからないのですがサブセッションもサイドメニューに表示されるようになったみたいです。
ちょっと指示してみますか。
AWS の S3・Lambda・DynamoDB について、それぞれ調査メモを1ファイルずつ作ってもらう内容にしました。
3つは独立しているので、分配されて並列で動くはず。

やってみたのですが、kirocrew-team-lead は3ファイルとも自分で処理しちゃいましたね。画面にも「分担せず自分で書く」と出ています。
1ターンで終わる軽い作業は自分でやる、とスキルで決まっているようです。
各ファイル小さいメモだったので、わざわざ配分するまでもないと判断されたのだと思います。もっと重い内容にしないとダメか。
プロンプトを調整して再度指示してみたところ、今度はワーカーを起動しようとして、session_control_disabled というエラーで止まってしまいました。

調べると agent.session_control という設定によって子セッションの起動が出来ないようになっていました。私の環境だと。
この設定を設定画面で探してみたのですが見つけられなかった。おそらく設定ファイルに直接入っているタイプなのかな。
調べたところ、変更は CLI の kirocrew config set から行うことが出来ました。
やってみましょう。
$ kirocrew config set agent.session_control true
13:19:48 WARNING kiro_crew.config.loader: 9 stored config value(s) still hold a superseded default: mcp_gateway.forward_declared_env, dashboard.loop_stall_exit_after_secs, instances.warm_set_cap, agent.session_control, agent.subagent_max_turns, skills.lazy_load, agent.subagent_spawn_stagger_secs, watchdog.stale_window_secs, watchdog.model_silent_probe_secs. Run 'kirocrew config defaults' to see each one, '--adopt' to take the current defaults, or '--keep' to affirm yours and stop this notice. skills.lazy_load: false meant the full skills dump on 0.6.0 and earlier; today it selects the shorter entry naming only the eight hottest skills, so keeping it keeps that shorter entry.
13:19:48 WARNING kiro_crew.config.loader: Config: deprecated field 'agent.subagent_cpu_cost_cores': Deprecated and inert: CPU never sizes subagent concurrency, because over-committing memory is an unrecoverable OOM while over-committing CPU only slows work the adaptive controller already backs off from. Preserved on load and save so an existing config is not rewritten out from under the operator.
13:19:48 WARNING kiro_crew.config.loader: Config: unrecognized keys inside known sections, kept in the file but not in effect: knowledge.auto_ingest_chunk_budget (did you mean knowledge.folder_ingest_chunk_budget?)
✅ agent.session_control = true
なんか出来たっぽい。
その上に WARNING が3行出ていますが、いずれも今回の session_control の変更とは直接関係しなさそうだったので、そのまま進めました。
同じゴールを再度渡すと、今度はサイドバーの kirocrew-team-lead の下に kirocrew-worker が3つ並び、3つとも同時に動き始めました。

おお、これが期待していた並列セッション起動ですね。
裏でサブエージェントを並列実行する仕組み自体は spawn_run というツールが前からあって、前述したとおり公式ドキュメントでも「バックグラウンドのサブエージェント」と説明されています。
今回のようにサイドバーへ親子ツリーで並ぶのは今までの挙動と違っていそうです。
また、ワーカーのセッションを開くと、kirocrew-team-lead が各ワーカーに渡した指示を確認することが出来ました。
冒頭に [sent by session ... via session_send] とあり、エージェントからエージェントに指示された内容であることがわかります。

最終的には3つのサブエージェントが処理を完了したところで自動でセッションも閉じられました。サイドメニューからも消えてますね!!

当然ながら、生成されたファイルも実際に作成されています。
$ ls -la /tmp/kirocrew-teamlead-demo/
-rw-r--r-- 1 user 4798 lambda-notes.md
-rw-r--r-- 1 user 4865 dynamodb-notes.md
-rw-r--r-- 1 user 4165 s3-notes.md
さいごに
本日は Kiro Crew v0.10.0 で実装されたチームリーダーエージェント「kirocrew-team-lead」を使ってみました。
これやりたかったやつなんですよ。マネジメントエージェントにワーカーエージェントを起動させるようなオーケストレーションをさせたかった。
このエージェントを引き継いでカスタムエージェント化すればプロジェクトごとのコンテキストを保ちつつオーケストレーターエージェントみたいなのを作って常駐させることが出来そう。かなり夢が広がりました。遊んでみましょう。









