
KiroにPro Maxプランが追加、損益分岐点はどう変わる?4プラン体制でコスト最適化を再試算してみた
はじめに
2026年6月12日、Kiroに新しい料金プラン「Pro Max」が追加されました。
従来、Pro+($40/月・2,000クレジット)とPower($200/月・10,000クレジット)の間には大きな価格差がありました。Overageを有効化している場合、Pro+の付帯クレジットを超過すると、Powerに切り替えるまで超過料金が積み上がる構造です。
今回追加されたPro Max ($100/月・5,000クレジット) は、この間を埋めるプランです。
本記事は以下の先行記事のアップデートです。
Pro Max追加後の4プラン体制で損益分岐点を再計算します。
料金体系(2026年6月12日時点)
公式料金ページで、Pro Maxを含む有料4プランの価格・付帯クレジット・超過単価を確認しました。

| プラン | 月額 | 付帯クレジット | 換算単価(月額÷付帯) | 超過単価 |
|---|---|---|---|---|
| Pro | $20 | 1,000 | $0.02 | $0.04 |
| Pro+ | $40 | 2,000 | $0.02 | $0.04 |
| Pro Max | $100 | 5,000 | $0.02 | $0.04 |
| Power | $200 | 10,000 | $0.02 | $0.04 |
全プラン共通で換算単価は$0.02、超過単価は$0.04(2倍)です。
損益分岐点の再計算
以下の試算は、超過料金(Overage)を有効化している場合の月額総額比較です。未使用クレジットの翌月繰り越しはありません。
Pro → Pro+:1,500クレジット(変更なし)
Pro維持: $20 + $0.04 × (1,500 - 1,000) = $20 + $20 = $40
Pro+: $40
月間1,500クレジットを超える場合、Pro+の方が安くなります。
Pro+ → Pro Max:3,500クレジット ★新規
Pro+維持: $40 + $0.04 × (3,500 - 2,000) = $40 + $60 = $100
Pro Max: $100
月間3,500クレジットを超える場合、Pro Maxの方が安くなります。
Pro Max → Power:7,500クレジット ★新規
Pro Max維持: $100 + $0.04 × (7,500 - 5,000) = $100 + $100 = $200
Power: $200
月間7,500クレジットを超える場合、Powerの方が安くなります。
月間利用量ごとの最適プラン
| 月間利用量 | 最適プラン | 月額総額の目安 |
|---|---|---|
| 〜1,000 | Pro | $20 |
| 1,001〜1,500 | Pro | $20〜$40 |
| 1,501〜3,500 | Pro+ | $40〜$100 |
| 3,501〜7,500 | Pro Max | $100〜$200 |
| 7,501〜 | Power | $200〜 |
コスト推移グラフ
各プランの月間利用クレジット数に対する総コストの推移をグラフ化しました。

先行記事(3プラン)ではPro+ → Powerの分岐点が6,000クレジットでした。4プラン体制ではPro Maxが3,500〜7,500クレジットの範囲で最安となり、このギャップは解消されています。
まとめ
Pro Maxの追加により、損益分岐点は「1,500 / 6,000」の2点から「1,500 / 3,500 / 7,500」の3点に変わりました。
2,001〜3,500クレジットの範囲ではPro+のまま超過料金を払う方が安く、3,500クレジットを超えて初めてPro Maxが最安になります。Pro+利用中は、先行記事で紹介した月末のプラン変更運用における判断基準が、従来の6,000クレジットから3,500クレジットに変わります。当月の利用量が3,500クレジットを超えている場合は、Pro Maxへのアップグレードを検討してください。








