EC2インスタンスに手元PCからRDPで接続してみた！
2024.10.21こんにちは！Koty-Mousa 矢坂幸太郎です！
今回は、EC2インスタンスに手元のPCから接続してみます。
前回までは、EC2 Instance Connect や、Chrome Remote Desktop を利用して、EC2インスタンスに接続しました。
これらは、EC2インスタンスをAmazonやGoogleのサービスと接続して、ブラウザから各サービスにアクセスして操作するものです。つまり、EC2ー手元PC間 で直接接続されているわけではありません。
今回は、RDP を用いて 手元PCとEC2インスタンスを直接接続します。
RDP とは
RDPはMicrosoftが開発したRemote Desktop Protocolの略で、主にWindowsシステムで使用されるリモートデスクトップ接続のためのプロトコルです。ネットワークを介して離れた場所にあるコンピューターに接続し、そのデスクトップ環境を自分のコンピューターから遠隔で操作することができます。RDPは高度なグラフィカルインターフェースをサポートしており、利便性の高いリモート接続を可能にします。RDPはその利便性から、企業でのリモートワーク、ITサポート、サーバー管理など、様々な用途で広く利用されています。セキュリティ面では、接続時に暗号化が行われるため、データの保護が図られています。
接続してみよう！
それでは、実際に接続してみましょう！
インスタンス作成時に下記設定を行ってください
- キーペアを作成・設定
- パブリックIPアドレスの有効化
- セキュリティグループで手元PCのIPアドレスから ポート3389（RDP） のインバウンドアクセスを許可
なお、今回はAMI「Microsoft Windows Server 2022 Full Locale English」を使用しています。
それでは、RDPでEC2インスタンスに接続してみましょう！
まずは、AWSコンソールのEC2『インスタンスに接続』画面に移動します。
まずは、EC2インスタンス上 Windowsのパスワードを取得します。
下にある『パスワードを取得』をクリックします。
『プライベートキーファイルのアップロード』をクリックして キーペア作成時にダウンロードした 「キーペア（.pemファイル）」をアップロード、右下の『パスワードを復号化』をクリックします。
すると、『インスタンスに接続』画面にパスワードが表示されますので、安全に控えてください。
続いて、『インスタンスに接続』画面の『リモートデスクトップファイルをダウンロード』をクリックします。
ダウンロードしたファイルをクリックすると、Microsoft Remote Desktopが起動し、接続が開始されます。
手動で Microsoft Remote Desktop を起動して接続する方法
「・・・」または「Connections」→「Import from RDP file...」をクリックし、ダウンロードした .rdp ファイルを選択。
追加された インスタンスをクリックして、接続を開始します。
次のようなダイアログが表示されます。先ほど取得したパスワードを入力して、『Continue』をクリックしてください。
次のようなダイアログが表示されます。先ほど取得したパスワードを入力して、『Continue』をクリックしてください。
すると、Windows デスクトップ画面が表示され、EC2インスタンスにRDP接続できたことが確認できます！
私のブログも表示できました！
インターネットにつながっていることが確認できますね！
以上、手元PCからEC2インスタンスに接続する方法でした！
慣れない当初は つまづく点もありましたが、慣れてくると EC2をとても便利に使えるようになりました！
今後も、様々なブログを執筆します！
Koty-Mousa 矢坂幸太郎がお伝えしました。
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