[アップデート] Amazon Lightsail のマネージドデータベースに従来よりも大型のバンドルがいくつか追加されました
いわさです。
Amazon Lightsail ではインスタンスだけでなく RDS のようなマネージドデータベースも提供されています。
RDS のようにコンソール上でバックアップ管理や、ログやメトリクスからのデータベースのトラブルシューティング、PITR の機能などが利用できます。
非常に便利ではあるのですが、これまでの最大はメモリが 8GB、vCPU 2 つが最大と、運用環境のデータベースとして本格的に使うにはちょっと性能が低めでした。
こちらが今朝のアップデートでより大規模なデータベースバンドルが使えるようになりました。
従来よりも最大4倍のデータベースプランを利用できます。
今回はドキュメントや実際のコンソールから新旧のデータベースバンドルを比較してみましたので紹介します。
従来の最大プランはメモリ 8GB、2vCPU、240GB SSD が最大だった
まず、Lightsail マネージドデータベースでは標準プランと高可用性プランを選択することができます。
標準プランは RDS のシングル AZ、高可用性プランはマルチ AZ をイメージすると良いと思います。
今朝時点では日本語版の料金ページでは標準プラン$115/月、高可用性プラン$230/月が最大となっています。

料金 - Amazon Lightsail | AWS より
運用データベースでメモリが最大8GB、vCPUが2でストレージが240GBってちょっと不安な感じもしますよね。
それ以上であれば RDS の利用が推奨されていた感じでしょうか。
なお、Lightsail のデータベースエンジンで選択できるのは、MySQL か PostgreSQL となっています。
なお、もし SQL Server などを Lightsail で使いたい場合は Windows Server 2022 + SQL Server のインスタンスを提供しているのでそちらを使いましょう。
最新のデータベースプランを確認してみる
今回追加されたと思われるデータベースプランが東京リージョンで作成できるか確認してみます。

東京リージョンの MySLQ 8.0.44 で試してみます。

標準のデータベースプランを確認してみると以下の2つが追加されています。
標準プランの場合は$245と$490のものが追加されていますね。スペックですが転送サイズ以外は倍になっています。

高可用性プランの場合も同じように2つ追加されていますね。

今回追加されたデータベースバンドルのサイズ名ですが、それぞれXlargeと2Xlargeとなっています。AWS CLI のGetRelationalDatabaseBundlesAPIで確認が可能です。
% aws lightsail get-relational-database-bundles
{
"bundles": [
{
"bundleId": "micro_2_0",
"name": "Micro",
"price": 15.0,
"ramSizeInGb": 1.0,
"diskSizeInGb": 40,
"transferPerMonthInGb": 100,
"cpuCount": 2,
"isEncrypted": true,
"isActive": true
},
{
"bundleId": "micro_ha_2_0",
"name": "Micro with High Availability",
"price": 30.0,
"ramSizeInGb": 1.0,
"diskSizeInGb": 40,
"transferPerMonthInGb": 100,
"cpuCount": 2,
"isEncrypted": true,
"isActive": true
},
{
"bundleId": "small_2_0",
"name": "Small",
"price": 30.0,
"ramSizeInGb": 2.0,
"diskSizeInGb": 80,
"transferPerMonthInGb": 100,
"cpuCount": 2,
"isEncrypted": true,
"isActive": true
},
{
"bundleId": "small_ha_2_0",
"name": "Small with High Availability",
"price": 60.0,
"ramSizeInGb": 2.0,
"diskSizeInGb": 80,
"transferPerMonthInGb": 100,
"cpuCount": 2,
"isEncrypted": true,
"isActive": true
},
{
"bundleId": "medium_2_0",
"name": "Medium",
"price": 60.0,
"ramSizeInGb": 4.0,
"diskSizeInGb": 120,
"transferPerMonthInGb": 100,
"cpuCount": 2,
"isEncrypted": true,
"isActive": true
},
{
"bundleId": "medium_ha_2_0",
"name": "Medium with High Availability",
"price": 120.0,
"ramSizeInGb": 4.0,
"diskSizeInGb": 120,
"transferPerMonthInGb": 100,
"cpuCount": 2,
"isEncrypted": true,
"isActive": true
},
{
"bundleId": "large_2_0",
"name": "Large",
"price": 115.0,
"ramSizeInGb": 8.0,
"diskSizeInGb": 240,
"transferPerMonthInGb": 200,
"cpuCount": 2,
"isEncrypted": true,
"isActive": true
},
{
"bundleId": "large_ha_2_0",
"name": "Large with High Availability",
"price": 230.0,
"ramSizeInGb": 8.0,
"diskSizeInGb": 240,
"transferPerMonthInGb": 200,
"cpuCount": 2,
"isEncrypted": true,
"isActive": true
},
{
"bundleId": "xlarge_2_0",
"name": "Xlarge",
"price": 245.0,
"ramSizeInGb": 16.0,
"diskSizeInGb": 480,
"transferPerMonthInGb": 300,
"cpuCount": 4,
"isEncrypted": true,
"isActive": true
},
{
"bundleId": "xlarge_ha_2_0",
"name": "Xlarge with High Availability",
"price": 490.0,
"ramSizeInGb": 16.0,
"diskSizeInGb": 480,
"transferPerMonthInGb": 300,
"cpuCount": 4,
"isEncrypted": true,
"isActive": true
},
{
"bundleId": "2xlarge_2_0",
"name": "2Xlarge",
"price": 490.0,
"ramSizeInGb": 32.0,
"diskSizeInGb": 960,
"transferPerMonthInGb": 400,
"cpuCount": 8,
"isEncrypted": true,
"isActive": true
},
{
"bundleId": "2xlarge_ha_2_0",
"name": "2Xlarge with High Availability",
"price": 980.0,
"ramSizeInGb": 32.0,
"diskSizeInGb": 960,
"transferPerMonthInGb": 400,
"cpuCount": 8,
"isEncrypted": true,
"isActive": true
}
]
}
最適なデータインポート上限は残念ながら変わっていない
なお、Lightsail ではデータベースのプランごとにインポートするデータの量に応じた最適な上限が一応定められています。ここを上回るとデータのインポートが遅くなることがあるので注意しましょう。

公式ドキュメントでは以下に記載があります。
従来の最大だったLargeではデータ転送量が 156 GB を超える場合にインポートが遅くなる場合がありました。
結論からいうと、今回追加されたXlarge、2Xlargeでも従来と同様に 156 GB が基準となっています。
ここはあげてもらっても良い気がするんですけどね。
ということで、データインポート周りの改善を期待してプランを変更しても改善されない可能性があるのでそこだけ注意しておきましょう。
さいごに
本日は Amazon Lightsail のマネージドデータベースに従来よりも大型のバンドルがいくつか追加されたので情報を確認してみました。
今回大型バンドルが追加されたことで運用環境でも採用しやすくなりましたね。Lightsail インスタンスもそういったアップデートが最近多いです。
ただし、最後のほうに記述したデータインポートの転送量の最適な基準については従来と変わらないのでそこだけ注意しましょう。






