Amazon WorkSpaces利用時のAmazon WorkDocs有効化方法
はじめに
先日行われたAWS Summit Tokyoにて、Amazon WorkDocsが東京リージョンで利用可能になったと発表がありました。
【AWS発表】Amazon WorkDocsが東京リージョンでも利用可能に
WorkSpacesユーザーは50GBまで無料でWorkDocsを利用できますが、今まで東京リージョンでWorkSpacesを作成した場合は、マネジメントコンソールからWorkDocsは利用できませんでした。
今回、WorkDocsが東京リージョンで利用可能になりましたので、WorkSpacesで作成したDirectoryを指定して、WorkDocsの有効化の手順を説明してきます。
WorkDocs有効化までの流れ
※以下の操作は全て東京リージョンにて行っています。
まずはDirectory Serviceの画面から、WorkDocsが無効になっていることを確認します。
ここからWorkDocsの有効化を進めていきます。
WorkDocsの画面からDirectoryの選択画面へ移ります。
Directoryの選択欄では、WorkSpaces作成時に作成したDirectoryを選択します。
WorkDocsを使用する際の管理者権限を与えるユーザーを指定します。
ここではWorkSpacesのUsernameを指定しています。
WorkDocsサイトの作成が開始されたことを確認できます。
また、Date Createdを確認すると、WorkSpacesの作成日と同日であることを確認しました。
準備が完了するとメールが届きます。
準備が完了した旨のメールです。Get Started!をクリックするとWorkDocsのログイン画面が表示されます。
WorkSpacesのユーザー名とパスワードでログインします。
WorkDocsサイトが表示されました!
再度、Directory Serviceの画面を確認すると、WorkDocsが有効化されていることが確認できます。
補足
WorkDocsはストレージの使用量に制限が掛けられますので、50GBに制限すれば、無料範囲内での使用が可能です。
まとめ
WorkSpaces作成時に作成したDirectoryを指定して、WorkDocsを有効化する手順のご紹介でした。
東京リージョンでWorkDocsが利用可能になり、WorkDocsと連携して利用できるWorkSpacesもさらに使いやすくなったのではないかと感じました。