育成支援チーム立ち上げにあたって

育成支援チーム立ち上げにあたって

Clock Icon2025.07.07

とーかみです。

2025年7月より、データ事業本部 ビジネスソリューション部の育成支援チームを立ち上げることになりました。

所信表明のような形で今の時点で考えていることを書き残したいと思います。

これまでやってきた育成

学生時代から人をサポートしたり教育・育成に関わることが多い方だったと思います。

例えば以下のようなものがあります。

  • 留学生のサポート
  • アルバイトでの新人教育
  • 自分の新卒研修での他のメンバー・班のサポート
  • 会社の後輩のティーチング、 OJT、 1 on 1
  • プロジェクト新規参画者へのプロジェクト内容のティーチング
  • チームリーダーとしてチームメンバーとの 1 on 1
  • プロジェクトマネージャーとしてプロジェクトメンバーとの 1 on 1
  • チーム外、部署外のメンバーとのメンタリング、 1 on 1

対象となったメンバーが何名かリーダーポジションになっていたり、活躍して顧客から評価されていたりと少なからず成果は出せているのではとうぬぼれています。

なんとなくでやっていることもあるので、経験を言語化しながら展開できるようにしたいです。

育成の課題

組織の人材育成の共通の課題として以下のものがあると考えています。

  • 体力
  • ノウハウ
  • 効果測定

「体力」は、日々の業務に追われ育成にかけることができる時間や人手が足りないという課題です。
育成支援チームとして、各チームの育成に関する体力を一部担うことで前に進むきっかけを作れるようにしていきます。

「ノウハウ」は、「育成そのもののノウハウがない」という点と「育成ノウハウと現場で必要なスキルの両立が難しい」という点があります。
今のところ、私はそれがうまくできていそうに感じているので周囲の力も借りつつ橋渡しを担っていきたいと思います。

「効果測定」は、本人だけではレベルアップが実感しにくいケースや、指標がないと周囲との認識合わせが難しいという課題があります。
以下の記事で紹介されている「キャリアラダー」の整備をデータ事業本部でも進めており、これを活用しながら本人だけでなく周囲から見たときの成長実感につなげていきたいです。

https://dev.classmethod.jp/articles/career-ladder-for-each-job-family/

育成支援チームとしてやりたいこと

(1) 記録を残す

記録を残すために言語化することで理解が進みます。
記録を残しておくことで、過去の記録と見比べることができます。

記録をもとに体系化することでノウハウにしていくこともできるはずです。

(2) 周囲と連携して環境を育てる

同じ部署や人事グループだけでなく、さまざま人、チームと連携することで新たな発見や、より強固な活動につなげていきたいと思っています。

人を育てることにフォーカスしていきますが、人が育つ環境を育てることも意識していきたいです。

(3) 解散する

各チーム、部署全体で育成ができるようになれば、育成支援チームのような専門のチームは要らなくなるはずです。(理想的には)

とは言え、時代の変化への追従や規模拡大のために違う畑を耕すような活動は続いていくかもしれません。

さいごに

走りながら考えていく部分や状況の変化もあると思うので、今の時点で「これをやる」ときっちり決められない状態ではありますが、関わるみなさんが自信を持って活躍できるように尽力していきたいと思います。

フィードバックを求めたいですし、育成支援チームがすべてをやるわけではなく、マネージャー、リーダー、いっしょに働くみなさんといっしょに環境・組織を育てていきたいと思いますのでご協力お願いします!

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