[アップデート] Amazon Lightsail に CPU 最適化インスタンスバンドルが追加され、最大 72 vCPU のインスタンスを作成できるようになりました
いわさです。
Amazon Lightsail は AWS が提供する VPS(仮想プライベートサーバー)サービスで、EC2 よりもシンプルな操作でサーバーを構築・管理できるサービスです。
これまで Lightsail のインスタンスプランには「汎用」と「メモリ最適化」の 2 種類がありました。
汎用プランは幅広いワークロードに対応できますが、CPU を集中的に使うワークロードでは、CPU 性能が不足するケースがありました。
今回のアップデートで、Lightsail に新たに「Compute-optimized」インスタンスバンドルが追加されました。最大 72 vCPU まで対応しており、7 つのサイズから選択できます。
Linux/Unix と Microsoft Windows の両方のプラットフォームで利用可能で、すべての Lightsail ブループリントに対応しています。
今回こちらを確認してみたので紹介します。
実際に確認してみる
では早速 Lightsail コンソールから確認してみましょう。
Lightsail コンソールを開くと、画面上部に青いバナーで「Compute-optimized instance types now available」と表示されていました。

「インスタンスの作成」からインスタンスプランの選択画面に進むと、「Select a plan type」に従来の「汎用」「メモリ最適化」に加えて、新たに「Compute-optimized」が追加されていることが確認できます。

先に Linux から確認しているのですが、Compute-optimized を選択すると、7 つのサイズが表示されました。

Linux/Unix の場合の料金とスペックは以下の通りです。
| 月額料金 | vCPU | メモリ | SSD ストレージ | 転送量 |
|---|---|---|---|---|
| $42 | 2 | 4 GB | 160 GB | 5 TB |
| $84 | 4 | 8 GB | 320 GB | 6 TB |
| $168 | 8 | 16 GB | 640 GB | 7 TB |
| $336 | 16 | 32 GB | 1,280 GB | 8 TB |
| $844 | 36 | 72 GB | 1,280 GB | 9 TB |
| $1,126 | 48 | 96 GB | 1,280 GB | 10 TB |
| $1,688 | 72 | 144 GB | 1,280 GB | 10 TB |
ネットワークタイプは従来と同様に、ブループリント側で対応されていればデュアルスタックと IPv6 のみの 2 種類から選択可能です。
また、CPU最適化タイプは Windows プラットフォームのインスタンスでも利用可能です。
プラットフォームを Microsoft Windows に切り替えてみます。


| 月額料金 | vCPU | メモリ | SSD ストレージ | 転送量 |
|---|---|---|---|---|
| $100 | 2 | 4 GB | 160 GB | 5 TB |
| $200 | 4 | 8 GB | 320 GB | 6 TB |
| $400 | 8 | 16 GB | 640 GB | 7 TB |
| $800 | 16 | 32 GB | 1,280 GB | 8 TB |
| $1,888 | 36 | 72 GB | 1,280 GB | 9 TB |
| $2,518 | 48 | 96 GB | 1,280 GB | 10 TB |
| $3,776 | 72 | 144 GB | 1,280 GB | 10 TB |
スペック構成は Linux 版と同一ですが、Windows ライセンス料金が上乗せされるため、Linux よりも料金は高くなっていますね。
汎用プランとの比較してみた
従来の汎用プランと比べてどういうケースで選択すると良さそうか性能的なところで比較してみました。
汎用プランの上位サイズ($44 以上)では vCPU あたり 4 GB のメモリが割り当てられるのに対し、CPU最適化タイプでは vCPU あたり 2 GB となっています。
なのでCPU最適化タイプの場合だとは同じ料金帯でメモリを抑えて vCPU を多く割り当てるようになっています。
同じ vCPU 数で両プランを比較してみましょう。
| vCPU | 汎用 | Compute-optimized | 差額 |
|---|---|---|---|
| 8 | $164(32 GB メモリ) | $168(16 GB メモリ) | +$4 |
| 16 | $384(64 GB メモリ) | $336(32 GB メモリ) | -$48 |
| 48 | $1,324(192 GB メモリ) | $1,126(96 GB メモリ) | -$198 |
8 vCPU ではほぼ同額ですが、16 vCPU 以上になると Compute-optimized の方がかなり安くなっていますね。
「メモリはそこまで要らないが vCPU が欲しい」というワークロードでは、CPU最適化タイプを選んだ方がコストパフォーマンスが良さそう。
また、汎用プランの最大は 64 vCPU ですが、Compute-optimized は 72 vCPU まで用意されています。64 vCPU を超える CPU パワーが必要な場合も CPU 最適化タイプ一択ですね。
逆に、2 vCPU の小規模なワークロードでは汎用プランが $5〜$24 で利用できるのに対して、CPU最適化タイプだと $42 になってしまうので、小さいインスタンスでは汎用プランの方がいいですね。
さいごに
本日は Amazon Lightsail に CPU 最適化インスタンスバンドルが追加され、最大 72 vCPU のインスタンスを作成できるようになったので確認してみました。
コストパフォーマンスよく CPU だけもうちょっとほしいな。みたいな時に使えそうですね。EC2 の C系インスタンスみたいな感じです。








