[アップデート] Amazon Lightsail に CPU 最適化インスタンスバンドルが追加され、最大 72 vCPU のインスタンスを作成できるようになりました

[アップデート] Amazon Lightsail に CPU 最適化インスタンスバンドルが追加され、最大 72 vCPU のインスタンスを作成できるようになりました

2026.04.03

いわさです。

Amazon Lightsail は AWS が提供する VPS(仮想プライベートサーバー)サービスで、EC2 よりもシンプルな操作でサーバーを構築・管理できるサービスです。
これまで Lightsail のインスタンスプランには「汎用」と「メモリ最適化」の 2 種類がありました。

https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-lightsail-memory-optimized-instances/

汎用プランは幅広いワークロードに対応できますが、CPU を集中的に使うワークロードでは、CPU 性能が不足するケースがありました。

今回のアップデートで、Lightsail に新たに「Compute-optimized」インスタンスバンドルが追加されました。最大 72 vCPU まで対応しており、7 つのサイズから選択できます。

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/04/lightsail-compute-optimized-instances/

Linux/Unix と Microsoft Windows の両方のプラットフォームで利用可能で、すべての Lightsail ブループリントに対応しています。
今回こちらを確認してみたので紹介します。

実際に確認してみる

では早速 Lightsail コンソールから確認してみましょう。

Lightsail コンソールを開くと、画面上部に青いバナーで「Compute-optimized instance types now available」と表示されていました。

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「インスタンスの作成」からインスタンスプランの選択画面に進むと、「Select a plan type」に従来の「汎用」「メモリ最適化」に加えて、新たに「Compute-optimized」が追加されていることが確認できます。

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先に Linux から確認しているのですが、Compute-optimized を選択すると、7 つのサイズが表示されました。

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Linux/Unix の場合の料金とスペックは以下の通りです。

月額料金 vCPU メモリ SSD ストレージ 転送量
$42 2 4 GB 160 GB 5 TB
$84 4 8 GB 320 GB 6 TB
$168 8 16 GB 640 GB 7 TB
$336 16 32 GB 1,280 GB 8 TB
$844 36 72 GB 1,280 GB 9 TB
$1,126 48 96 GB 1,280 GB 10 TB
$1,688 72 144 GB 1,280 GB 10 TB

ネットワークタイプは従来と同様に、ブループリント側で対応されていればデュアルスタックと IPv6 のみの 2 種類から選択可能です。

また、CPU最適化タイプは Windows プラットフォームのインスタンスでも利用可能です。
プラットフォームを Microsoft Windows に切り替えてみます。

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月額料金 vCPU メモリ SSD ストレージ 転送量
$100 2 4 GB 160 GB 5 TB
$200 4 8 GB 320 GB 6 TB
$400 8 16 GB 640 GB 7 TB
$800 16 32 GB 1,280 GB 8 TB
$1,888 36 72 GB 1,280 GB 9 TB
$2,518 48 96 GB 1,280 GB 10 TB
$3,776 72 144 GB 1,280 GB 10 TB

スペック構成は Linux 版と同一ですが、Windows ライセンス料金が上乗せされるため、Linux よりも料金は高くなっていますね。

汎用プランとの比較してみた

従来の汎用プランと比べてどういうケースで選択すると良さそうか性能的なところで比較してみました。
汎用プランの上位サイズ($44 以上)では vCPU あたり 4 GB のメモリが割り当てられるのに対し、CPU最適化タイプでは vCPU あたり 2 GB となっています。
なのでCPU最適化タイプの場合だとは同じ料金帯でメモリを抑えて vCPU を多く割り当てるようになっています。

同じ vCPU 数で両プランを比較してみましょう。

vCPU 汎用 Compute-optimized 差額
8 $164(32 GB メモリ) $168(16 GB メモリ) +$4
16 $384(64 GB メモリ) $336(32 GB メモリ) -$48
48 $1,324(192 GB メモリ) $1,126(96 GB メモリ) -$198

8 vCPU ではほぼ同額ですが、16 vCPU 以上になると Compute-optimized の方がかなり安くなっていますね。
「メモリはそこまで要らないが vCPU が欲しい」というワークロードでは、CPU最適化タイプを選んだ方がコストパフォーマンスが良さそう。

また、汎用プランの最大は 64 vCPU ですが、Compute-optimized は 72 vCPU まで用意されています。64 vCPU を超える CPU パワーが必要な場合も CPU 最適化タイプ一択ですね。

逆に、2 vCPU の小規模なワークロードでは汎用プランが $5〜$24 で利用できるのに対して、CPU最適化タイプだと $42 になってしまうので、小さいインスタンスでは汎用プランの方がいいですね。

さいごに

本日は Amazon Lightsail に CPU 最適化インスタンスバンドルが追加され、最大 72 vCPU のインスタンスを作成できるようになったので確認してみました。

コストパフォーマンスよく CPU だけもうちょっとほしいな。みたいな時に使えそうですね。EC2 の C系インスタンスみたいな感じです。

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