自転車シェアサービス LimeBike 電動らくらく

自転車シェアサービス LimeBike 電動らくらく

Clock Icon2018.05.23

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LimeBikeとは

皆様、自転車シェアサービスLimeBike」をご存知でしょうか。その名の通り、Lime色したBikeなのですが、このLimeBikeアメリカで広がっているなかなか素敵な自転車シェアサービスなんです。残念ながら日本ではまだ展開されていないのですが、米シアトルに行く機会があったの体験してきた内容をレポートさせて頂きます。

LimeBikeのシステム

最近日本でも様々な自転車サービスが展開されていますが、LimeBikeは日本のそれらとは一線を画しています。とにかくもう使いやすいの一言。乗りたい時に乗りたい分だけ乗り、好きな場所で乗り捨てられる理想の自転車シェアサービスです。

まず、アプリをダウンロードします。※日本にはまだないサービスなのでiPhoneの場合、AppleIDをアメリカ版で取り直してからダウンロードする必要があります。

インストールしアプリを起動すると、周辺のLimeBikeがマッピングされた地図が表示されます。「自転車マーク」が乗車可能なLimeBikeで、「カミナリマーク」が付いているのはバッテリー残量が少ないため乗車不可なLimeBikeです。どうでもいい余談ですが、妻にはこのライムマークがすだちに見えるらしいです。

乗車可能なLimeBikeのもとに行き、ハンドルの根元にあるQRコードをアプリのカメラで読み取ってロック解除します。

ちなみに、カミナリマークのLimeBikeのQRコードを読むとこうなります。

ロックが解除されれば、後はシアトルの風に身を任せ自転車をこぐだけです。日本の電動アシスト自転車と感触は若干違う気がしましたが、坂道の多いシアトルも楽々走る事が出来ました。写真には写ってませんが、ハンドルには標準でスマホホルダーが付いているので、地図を見ながらの運転が可能です。

そしてここからがLimeBikeの真骨頂です。

乗り捨てどーーーん!

もちろん倫理道徳観の範囲内で乗り捨てる場所は考えますが、日本のレンタルサイクルのように特定の返却場所に返さなくて良いんです。この1点がLimeBikeの利便性を決定づけていると言っても過言では無いように思います。

そして最後にカチャっと鍵を閉めれば利用終了です。どうでしょうか。超絶に便利だと思いませんか?

おまけに、自分の乗車履歴が簡単に確認出来ます。

LimeBikeの支払いと料金

さて、ここまで便利なLimeBikeですが、一体乗るのにいくらかかるのか?

ズバリ、30分1ドルです。 日本のレンタサイクルもだいたいが30分100〜150円の設定になっているため、さほど大きな違いは無いように思いますが、先述した利便性を踏まえるとLimeBikeが圧勝な気がしてしまいます。支払いについては、事前にアプリに登録したクレジットカードで行われます。

LimeBikeを利用する上での注意点

シアトルには現在3000台以上のLimeBikeが導入されていますが、人気がゆえに意外とカミナリマークのLimebikeが多くありました。急いでいるのに近くにあるLimeBikeは全部カミナリマークなんてことも当然ながらあります。ですので、LimeBikeを利用する場合は、少し時間に余裕を持って乗車可能な車体を確保する必要があります。

最後に

日本でも同様のサービスが展開されることを切に願いますが、規制により直近での実現は難しいようです。こんなに便利なサービスなのに! 顧客を満足させるサービスのためなら規制を変えることいとわないアメリカ企業、そういった気概が次々とイノベーションを起こす原動力なのだと感じます。

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