AI、信用スコア、チャット拡張、スタンプ使い放題ほか大量。LINE CONFERENCE 2019発表内容総まとめ #LINECONF

2019.06.28

LINEが6月27日に行った「LINE CONFERENCE 2019」ではたくさんの新サービスがアナウンスされました。10代が喜びそうなサービス拡張からエンジニア震撼のテクノロジー発表まで本当に多種多様です。それではいってみましょう。おおむねイベントでの発表順にやっていきます。

LINE Mini app

キーノートで発表され、話題になったOMO(Online Merges with Offline)サービスプラットフォーム。LINE上に企業や店舗のサービスページを開設できる。簡単な操作で支払いやクーポン、ポイントカードなど多彩な機能を搭載することが可能。

時期:2019年秋に一部、2020年春に本格スタート

LINE Score

独自のスコアリングサービス。LINEサービスの利用傾向や質問回答などから最大1000点で評価され、その値に応じてパートナーの優待サービスを受けられたり与信情報として活用できたりする。集計対象となるデータは直接的な情報ではない、パートナーのサービスなどでの応用時にも必ず個別に利用確認が入るなどのプライバシー配慮が。以下パートナー。

時期:イベント当日にリリース済

OpenChat

LINEチャット新機能。話題に応じてプロフィールやグループ設定を変えられる。従来のLINEグループでのコミュニケーションで課題だった「プロフィールがひとつだけ」「友達登録前提のグループ招待」「グループ管理権限」がこれで解決。

グループはオープン / 招待制 / パスコード必須の3種別。保育園保護者グループやスポーツ中継、夏フェス実況部屋など用途は幅広い。

時期:2019年夏。現在は先行利用の申込み受付中

ほかにもメッセージ検索のリニューアル予定あり。メッセージ内で得た情報をキープして別の友達にシェアする、友達のタイムラインに話しかけるなどの機能拡充も。

LINE NEWS新サービス

LINE MOOK

提供中サービス。HTMLでも紙レイアウトでもない、スマートフォンに最適化したレイアウトの雑誌コンテンツ提供。将来的には有料化などの取り組みも進める。

事例として女性ファッション誌「CanCam」が2019年3月にスタートし、現在は41万の友達登録が。

Replay Cast

映像コンテンツ。サッカーの中継など放送のハイライトをリプレイ動画としてリアルタイムで配信。ユーザーはLINEにプッシュ配信で通知され、動画を楽しむことができる。

イベントでは民放パートナー第一弾としてテレビ東京の蜷川進次郎氏が登壇。双方のシナジーについて期待している旨コメントした。

時期:2019年夏以降順次

VISION

LINE NEWS内の縦長動画コンテンツ。「Stop Being Board」をテーマに、著名クリエイターや映像作家がオリジナル動画を公開。イベントではモテクリエイターゆうこすこと菅本裕子、ラッパーのGOMESS、アイドルの戦慄かなの、佐藤雅彦、明石ガクトらの参加がアナウンスされた。

時期:6月26日よりローンチ済

LINEエンターテイメントプラットフォーム

LINEスタンププレミアム

LINEクリエイターズスタンプ約300万セットが月額240円(学生半額)で使い放題に。

時期:2019年7月

LINE LIVE新機能

2019年7月より月額課金制「プレミアムチャンネル」公開。LINE LIVER(配信者)のサロン的な使い方も。ユーザーがより密接に集まれる場所ができる。ほかには、2020年中の予定でライブコマース機能も実装予定。

LINE MUSIC新機能

UI改善、AI連携によりパーソナライズされたプレイリストの生成、写真のOCR技術を活用した他社サービスからの移行サポート、音声検索が実装予定。

ほかにはミュージックビデオ配信開始(2019年夏)と、フリーミアムモデル「One Play」も実装予定。楽曲を1回だけフル尺再生ができ、時間が経てば再度聴けるようになる。チャットなどと連動させてコミュニケーションの中から音楽を活性化させたいという意思。

時期:2019年秋

LINE Pay Visa クレジットカード

Visa、オリコとLINE Payにより発行される、LINE Payと連携したクレジットカード。年会費無料、ポイント還元率は3.0%(いずれも初年度)。東京2020オリンピックを記念したデザインで日の丸をイメージした赤いデザイン。オリンピックオリジナルスタンプ配信も。

時期:LINE Pay上で先行予約受付を開始

LINE Pay、メルペイによる「MoPA」にNTTドコモも

MoPA(Mobile Payment Alliance)へ新たにd払いを提供するNTTドコモも参画。国内キャッシュレスの普及促進を目指す。

LINE証券

LINEウォレットを利用する株式投資サービス。最低150円からという低額購入可能な点、直感的な操作感などで“若者の投資離れ”につながるペインポイントを解消。

時期:2019年秋

LINE Pocket Money

個人向け無担保ローンサービス。LINE Scoreと従来の信用情報をかけあわせて貸付利率が決まる。

時期:2019年

LINEトラベル「おでかけNOW」

LINE上の旅行ガイドブック。OZmall、一休.comレストラン、Walker Plusなどの複数サービスと連携して情報を発信。

時期:イベント当日にリリース済

LINEショッピング「SHOPPING GO」

提供中サービス。店舗での購入時にLINEポイントを獲得できるサービス。位置情報によって現在地から対応店舗を探せるほか、バーコードひとつで会員カード提示やLINE Pay決済連携など購入がスムーズに。

LINEポケオ

LINE上で飲食店検索、テイクアウト注文、事前決済をワンストップで行うサービス。飲食店側にもテイクアウトシステム構築支援サービス「LINEポケオ for biz」も受付開始。「100円ポケオごはん」キャンペーン中。

時期:イベント当日にリリース済

広告関連

トークリスト最上部に広告やニュース等を配信する「スマートチャネル」に動画広告も掲載可能になる予定。デフォルトでは一部を表示した状態で、ユーザーが気になってタップすると画面拡大されて動画が表示される。このほかアドネットワークの開始、ユーザーの興味関心などに合わせて配布される「LINEチラシ」のローンチも予定。

GateboxとClova連携

提供中サービス。好きなキャラクターと“一緒に暮らせる”バーチャルホームロボット装置「Gatebox」がLINE Clovaと連携。オリジナルキャラクター逢妻ヒカリの会話パターン拡充やスキル拡大へ。また法人向けパートナーサービスも募集開始。

LINEカーナビ

ClovaのVUIを採用したナビゲーションアプリ。運転中にLINEのやりとりや音楽再生、天気予報などさまざまなサービスが利用可能。

時期:2019年9月〜

LINE BRAIN

LINEが100名体制で開発を続け、Clova等で培ってきたAI技術を外部企業に提供する新事業形態。チャットボット「LINE BRAIN CHATBOT」、文字認識技術「LINE BRAIN OCR」、音声認識技術「LINE BRAIN SPEECH TO TEXT」を開始。また、イベント中はこれらのサービスを組み合わせて自然な音声対話での予約注文を実現した「DUET」も発表された。

時期:2019年7月〜

LINE検索サービス拡充

7月より新たに統合検索サービス「LINE Search」を発表。LINE上に存在するさまざまなサービスや情報を横断的に検索し、最適化してユーザーに提示。情報のカテゴリごとにインフルエンサーを検索することも可能になる。同月には飲食店・レジャー施設をレビューする「LINE STEP」もスタート予定。「LINE Search」と連連動し、検索後の飲食店予約などのアクションがスムーズに。

9月からは1to1検索プラットフォーム「LINE ASK me」もスタート。パートナーである弁護士ドットコムを活用した法律相談をはじめ、トーク占い、専門家への相談が可能なトークCAREなどを予定。

以上、過去最多となった「LINE CONFERENCE 2019」での発表内容でした。