ハードウェア開発チームでふりかえりしてみた
こんにちはCX事業本部IoT事業部のさかじです。
IoT事業部では先日までハードの開発を行っており、開発が終了しましたので区切りとしてふりかえりを行いました。
開発はアジャイルを導入してしています。週に一度KPT
を使ってふりかえりを行っていましたが、どうしても短期スパンの話になってしまい1年以上の期間をふりかえるのを行いたかったので以下の手法で行いました。
- タイムライン
- Celebration Grid
今回はふりかえりの時間を2時間ほどと考えていましたので、2つの手法としました。
検討の際に、弊部のスクラムマスター上戸鎖さんにご協力いただきました。
環境
- Miro https://miro.com/
準備
タイムライン
前に書いた通り、1年以上の長い期間と2時間で2つの手法を実施したいので、大まかなイベントを書き出しました。4種類の基板を時期をずらしながら開発が進みましたが、昨年末ぐらいから、いろいろなタスクが重なり忙しい時期が続きました。
Celebration Grid
大雑把な感じで枠を設けました。
やってみた
タイムライン
5分程度で書き込んでいもらい、ふりかえりながら思い出したら追加してもらうようにしてもらいました。
書き込み結果がこちら
黄色以外の付箋が各メンバの出来事や感情です。
イベントがプロジェクトAとBが同時進行で進んでいる時期に、たくさんの意見が出てきました。達成感や不具合を出してしまった、現在部品不足に伴う悩みなども共有されました。
感情を表現する配置にできればよかったのですが、そこまで工夫ができませんでした。
Celebration Grid
こちらも5分程度で書き込んでいもらい、ふりかえりながら思い出したら追加してもらうようにしてもらいました。
書き込み結果がこちら
「実験」にたくさん共有があったのは、良い緊張感の中チャレンジができたいのかなと感じました。チャレンジを暖かく見守っていただいた、スクラムマスター、プロダクトオーナーに感謝です。
もう少しどのような学びがあったかを書き込めるように時間配分をすると良かったのかもしれません。
「ハードウェア開発」自体が「実験」であり、たくさんの問題は出ましたが、顧客、メンバーと相談しながら進められたと思います。
ふりかえりのふりかえり
このふりかえりを企画、実施したことへのふりかえりをしたいと思います。
ふりかえりは、どうしてもネガティブな部分を多く出してしまう傾向にあるので我々のチームではKPTのK
は感謝も含めるようにしています。
KPTは毎週行っているのと、今回でこのチームは解散しますが、ハード開発できる「特殊」メンバーということで次に繋がるふりかえり手法を用いてみました。
Keep
- チームの解散時でしたが、ハード開発メンバは少ないのでこのふりかえりが次回開発でも活用できると思う
Problem
- ファシリテーターのわたしがが喋りすぎ
- 手法の趣旨がきちんと理解できておらず、メンバにも伝えられていなかった
Try
- ファシリテーターの自分と参加者の自分を分けるように心がけます
参考サイト
最後に
宣伝になりますが、クラスメソッドではハードウェアも開発できます。IoTのPoCや少ない数の量産などご興味が有りましたらぜひお問い合わせください。