[Looker22.12新機能]Google Mapsをバックグラウンドに用いた可視化が出来るようになりました #looker

2022.07.29

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

さがらです。

先日、Looker22.12がリリースされました。

このリリースノートのうち、「Google Maps preview available in Labs」について本エントリでまとめてみます。

有効化する方法

まず、Google Maps VisualizationはLabs機能のため、有効化する必要があります。(私の検証環境では始めから有効化されていたので、もしかすると不要な手順かもしれません。)

メニューバーから「Admin」➟「Labs」と順番に選択します。

Beta欄にある「Google Maps Visualization」を有効化します。これで準備は完了です!

試してみた

ということで、早速Google Maps Visualizationを試してみます。

地図上に描写するためtype:locationのdimensionを事前に定義する必要があります。

下記のように定義しておきます。検証に使用したデータの関係上、round関数を使用して小数点第1位までの緯度経度の値を用いることで、Lookerの可視化可能な点数5000以内となるようにしておきます。

必要なdimensionとmeasureを選択してRunしたら、「Visualization」から「Google Maps」を選択します。

すると、Google Mapsをバックグラウンドにして、選択したlocationのdimensionの値に基づいて点がプロットされたVisualizationが表示されます。

各点をマウスオーバーしたりクリックすることで、値の詳細が見れたり、別のExploreを立ち上げることも出来ます。

設定から「Map Style」をSatelliteにすることで、航空写真をバックグラウンドにすることも出来ます。

あとは、Google Mapsおなじみのストリートビューも、このVisualizationから可能です!

右下の人間の形をしたアイコンをマウスでドラッグして、ストリートビューを見たいところにドロップすると、その地点でのストリートビューを見ることができます。

Map上で値を見て、気になる値を持つ所がどんな場所なのかをすぐに確認できるのが便利ですね!

最後に

とても簡単ではありますが、Looker22.12の新機能「Google Maps preview available in Labs」についてまとめてみました。

2022年7月29日時点ではPreview機能ですが、今後Lookerでの地図表示はGoogle Mapsをデフォルトにしていくとリリースノートにも書いてありましたので、楽しみですね!