LookerコンテンツのSlack連携がより手軽に&便利になっています #looker
Lookerでクエリした結果を可視化したLook(単一ビュー)またはダッシュボード(Lookを複数まとめたもの)をSlackを介して配信する手法については過去、下記エントリでそれぞれ紹介していました。
ですが最近では、「より手軽に」かつ「より便利」になった形でLookerのコンテンツをSlack連携で共有することが可能になっています。当エントリではその手順について紹介していきます。
目次
設定手順について
設定手順に関しては下記ドキュメントに詳細が記されています。
Looker&Slack連携実践
新たなSlack連携でまず必要なのは(新しいSlack連携の)設定有効化作業です。管理者メニューで[Actions]を選択し、
Action一覧の中から「Slack」(Slack Attachment(API Token)では無い方)を有効化(Enabled)し、設定(Settings)に遷移します。
設定の有効化チェックボックスがありますので、これを有効(Enabled)に変更。合わせて[Connect to Slack workspace]をクリックし、
Slackがワークスペースにアクセスするための権限リクエストに対し、承認を行います。
Slack連携のための承認作業については、この他にも以下の方法があり、いずれかの方法で有効化しておく必要があります。
Slack連携で共有したいコンテンツを用意します。ここでは、弊社で毎四半期毎に行われている「四半期報告会」のタイミングで毎回行っている「ブログ投稿に関する表彰」(SNS/PV/本数上位者を全体&新人対象で、その他様々な切り口でブログ著者を選定)に用いているデータを使ってみたいと思います。(※先日(2020年07月開催)の四半期報告会で使ったものです)
ダッシュボードメニューから[Send]を選択。
配信メニュー画面が表示されます。ここで「連携先」に表示されているSlackを選択。するとSlack連携用の項目が表示されるので(Slack連携が済んでいない場合はここで認証リンクが表示されるので、認証を済ませてください)、必要事項を入力、設定してください。
- Workspace:Slack連携を行いたいSlackワークスペース
- Share In:Slack連携を行いたいチャンネル名
- Comment:連携時に合わせて表示するコメント文
- Filename:連携時に添付するファイルの名前
また、必要なファイル形式も合わせて選択しておきます。ここではPDFファイルを添付する形で連携するように指定してみました。ちなみにこのSlack連携(SendまたはSchedule)においては、ダッシュボードの場合であれば以下3種類のファイル形式を、
- Visualization (PNG)
- CSV ZIP file
Look(単一ビュー)やExplore(エクスプローラ)であれば以下8種類でのファイル形式が対応しています。
- CSV
- XLSX
- JSON — Simple
- JSON — Label
- JSON — Simple, Inline
- JSON — Detailed, Inline
- Text
- HTML
設定が出来たら[Send]押下。
程なくして、指定したSlackチャンネルにコンテンツが配信されました!
今回試したケースは"1回限りの配信(Send)"となりますが、同じ流れで"スケジュール配信(Schedule)"も実現出来ます。是非試してみてください。
まとめ
という訳で、より簡単&便利になった『LookerコンテンツのSlack連携』に関する内容の紹介でした。
Slackは弊社でも全面的に活用しているツールであり、Slackで連携出来ると諸々捗ります。有用なコンテンツを効果的に連携・共有出来るようにLookerを活用していきたいですね。