LookerのSQL派生テーブルを作ってダッシュボード作成までやってみた
Looker触り始めて3週間の國崎です。
もういっちょまえにLookerをゴリゴリ触れるようになりたいところですが、このうち2週間はぶっちゃけ全然触ってなかったので、まだまだレベルとしては伸び代しかない状態で落ち着いています。
すまんな。
そんなこんなで今回もまたLookerのやってみた記事をお伝えさせていただきます。
前回の記事では「ネイティブ派生テーブル」の作成についてお伝えをしましたが、今回はもう1つの派生テーブル「SQL派生テーブル」についての記事をご紹介します。
SQL派生テーブルだけだとすぐ終わったので、ついでにダッシュボード作成までやっちゃいました!
Lookerの「SQL派生テーブル」と「ダッシュボード化」についてお悩みの方はぜひ私めの記事を参考にしてください。
SQL派生テーブルとは
SQL派生テーブルとは「接続先のDB/DWHには元々存在しない、Looker内で定義されるテーブル」を指します。
つまり!
【無から転じて生を拾う】という、北○の拳の無想転○みたいなことをテーブル上でやっちゃうということですね。
この派生テーブルには2種類の作成方法があり、「SQL派生テーブル」と「ネイティブ派生テーブル」というのがあります。
「ネイティブ派生テーブル」は以下の記事で【やってみた】をやりましたので、ご興味ある方はご覧になってぜひいいねを押してシェアしてください。
それではSQL派生テーブルがなんぞや?の説明も終えたところで、早速SQL派生テーブルの作り方をご紹介しましょう。
SQL派生テーブル作成手順
今回の作成手順はすでにLookerとDWHの連携が済ませてあり、かつmodelとviewも一通り作成されている(つまりExploreでグラフ化などはできる)状態は前提として、お伝えさせていただきます。
まずLookerのExploreで、作りたい派生テーブルのDimensionを指定し実行をします。
抽出されたデータのSQLタブをクリックするとご覧のようにデータのSQLが表示されます。
このSQL画面の右下にあるSQL Runnerで開くをクリックします。
画面がSQL Runnerに変わりますので、ここでも改めて実行をし結果を表示させます。
ここから右上の歯車マークをクリック。
ここで表示されるプロジェクトに追加するをクリックします。
プロジェクトに追加するポップアップが表示されるのでviewの名前を決めます。
はい!派生テーブルが定義されたViewが自動で作成されましたね!
え、もう?と思った方!
いや、もうほんとこれでSQL派生テーブルの作成は終わりなんですよ。
ダッシュボード作成
SQL派生テーブル作成だけだと記事のボリュームが寂しいので今回はダッシュボード作成までやってみます。
先ほど作成したSQL派生テーブルのviewと紐づけるmodelを作成します。
connection: "bigquery-20220805-kunisaki"
label: "kunisaki-test"
include: "/views/*.view.lkml"
include: "sample_kunisaki20220830.dashboard.lookml"
explore: sql_runner_query {
label: "男女別の売上"
}
Exploreでダッシュボード化したいDimensiionを選択し、実行。
右上の歯車マーク→保存→新規のDashboardとしてを選択します。
ダッシュボードの名前を決めて保存。
保存後に表示されるDashboardの表示をクリック。
わわ!ダッシュボードができてますね!
とまぁ、今回は少ないデータのデータ表示だけをダッシュボード化したのでしょぼい中身でしたが、ご覧の手順でグラフなどを織り交ぜてつくっていくと、ぱっと見でデータがわかるダッシュボードが作れます。
SQL派生テーブルとダッシュボードの作り方、伝わりましたでしょうか。
それじゃ今日はこの辺で。