[小ネタ]Looker Studioの動作が重い時はタブのメモリ使用量を見てみると良いかも

時々動作が重いなという時のヒントになれば幸いです
2023.11.17

はじめに

こんにちは。データアナリティクス事業本部 BIチームのkariyaです。

Looker Studioでレポートを作成する際、動作が重いなと思う時が時々あります。

そんな時に試せる小ネタをご紹介します。

動作環境

  • OS:Windows 10 22H2
  • ブラウザ:Google Chrome バージョン:119.0.6045.160

使用したレポート

50行程度のデータを入れたCSVを用いた、複数のグラフがあるレポートを作成しています。

やってみる

ドラッグアンドドロップの操作が重い、入力した値がすぐに画面に反映されないなど、動作が重いと感じた時は、まずブラウザのタブにカーソルを合わせてみます。

メモリを1.1GB使用し、メモリを大量に使用している状態でした。これが動作の重さの原因と考えられます。

このタブをリロードしてみると、メモリ使用量が0.6GBに減少しました。動作も体感で軽くなり、操作に困ることは無くなりました。

次に、同じレポートのURLを別のタブで新たに開きなおしてみました。

今度はメモリ使用量は0.3GBとなりました。 今回試した範囲では、別のタブで新たに開きなおすのが最もメモリ使用量が少なくなりました。

おわりに

今回のように、なぜか今はレポートの動作が重いという際は、タブのメモリ使用量を気にしてみると良いかもしれません。

なお、動作がいつも重い場合は、データの構造・データ量・可視化の方法などを見直す必要があります。

12/1(金)に、パフォーマンス改善を含めた、ダッシュボード改善がテーマのウェビナーを開催しますので、ご興味がある方はこちらもぜひご覧ください!

最後までお読みいただきありがとうございました。 データの可視化が少しでも快適になれば嬉しいです。