Mac 端末で EC2 の Windows インスタンスを使用して Windows のアプリケーションログやシステムログを確認する方法
はじめに
夏のアイスランドへの一人旅を今から心待ちにしている Funa です。
今回は Mac 端末から Windows インスタンスを使用して Windows のアプリケーションログやシステムログを確認する方法について書いていきます。
やってみた
1. EC2 で Windows インスタンスを起動する
まずは EC2 コンソールから Windows インスタンスを起動します。
AMI を選択する
今回はオレゴンリージョンの Microsoft Windows Server 2022 Base パブリック AMI である ami-0c0ec0a3a3a4c34c0 を使用して Windows インスタンスを起動しました。
セキュリティグループを確認する
セキュリティグループのインバウンドルールで 3389 TCP ポートを開けて RDP ができるようにします。
2. RDP 接続を行う
RDP 接続情報の入手
次に RDP での接続を準備します。以下の弊社ブログを参考に RDP 接続情報の入手を行なってください。
Microsoft Remote Desktop を立ち上げて RDP の接続情報が記載されたファイルをインポートする
App Store から Microsoft Remote Desktop をダウンロードします。アプリを立ち上げたら、EC2 コンソールの「インスタンスに接続」のページからダウンロードした RDP の接続情報が記載されたファイルをインポートします。
リモート PC の編集を行う
リモート PC が追加されたら、右端に表示されるアイコンをクリックし、「編集」をクリックします。
フォルダの編集を行う
フォルダタブをクリックしたら、「フォルダのリダイレクト」にチェックマークを入れます。左端の+ーアイコンがクリックできるようになるので、+をクリックします。
アプリケーションログが入っているフォルダを選択したら、保存します。
パスワードの入力
リモート PC をクリックすると、パスワードを聞かれるので先ほど RDP 接続情報の入手の手順で得たパスワードを入力して継続します。
RDP接続に成功
少し待つと RDP 接続に成功しました。
3. ログの確認方法
ログが入っているフォルダを確認
Windows ボタンをクリックして「ファイルエクスプローラー」を選択、「This PC」をクリックすると、先ほど紐づけたフォルダが表示されます。
ログをデスクトップへ移動する
このフォルダをクリックしてログを表示し、ドラッグアンドドロップでデスクトップへと移します。
イベントビューワーでログを確認する
デスクトップに移したログをダブルクリックするとイベントビューワーが開き、ログの内容が確認できます。
参照
おわりに
EC2 だとサクッと立ち上げて使い終わったら終了にできるのでコストが最小限に抑えられていいですよね。もしよければ試してみてください〜!