Mackerel の通知をテストする方法

2019.09.25

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はじめに

クラスメソッドにて提供する監視サービスでは Mackerel を活用しています。

AWS運用保守:監視オプション | AWS総合支援|クラスメソッドのサービス

今回は、Mackerel の通知テストの手順を作成しましたのでご紹介します。

どうやってテストするのか?

Mackerel からの通知を意図的に行わせるために、閾値を一時的に修正し、強制的にアラートを通知させてみようと思います。

1. Mackerel.ioにログインする

2. 通知の無効を、有効にする

  • 左側ペインから[Channels]を選びます

  • 通常だと、通知テスト前は[通知が無効]になっているはずなので、これを[有効]にします

  • [通知を有効にする]ボタンを押します

  • すると、下図青枠のように[通知は有効です]に変更になりました

3. 閾(しきい)値を変更する

  •  左側ペインから[Monitors]を選びます

  • ここでは例として[EC2のCPU使用率]に対する監視ルールを変更してみます

  • [EC2 CPU Utilization]にカーソルを合わすと右上に[編集]ボタンが表示されるので、これを押します

  • 現在の閾値は、>90%で[通知グループ]の[Warning]の通知が発動する設定になっています

  • この条件式を逆にして(つまり > を < に変更して)、通知を発動させます

  • これで[更新]ボタンを押すと、設定は保存され、CPU使用率が90%未満で通知が発動します。

  • これであとは通知が来るのを待ちます。これで登録済みの通知先に通知が飛べばテストは成功です。

[補足]Warning条件だけでなく、Critical条件の通知もテストする場合

  • 上記にて[更新]の前に、Criticalの方にもWarningも同じ条件にします

※ 通知テスト確認後、これらの設定は元に戻しますが、その際にCritical条件は元々設定していない場合、忘れずにCritical条件の数値を削除してください

[補足]その他のリソースについて

  • RDSの場合も同じように[CPU Utilization]でテストすることが可能です

  • ALBの場合は例えば[Target Connnection Error Count]などが良いでしょう

参考資料

通知設定に関する詳細は、こちらの公式ドキュメントをご覧ください。

監視・通知を設定する - Mackerel ヘルプ

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