[アップデート]Amazon MemoryDB for Redis のクラスターを、簡単に作成できる設定が追加されました

[アップデート]Amazon MemoryDB for Redis のクラスターを、簡単に作成できる設定が追加されました

クラスターの作成が、簡単作成できる設定が追加!
Clock Icon2023.05.09

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はじめに

Amazon MemoryDB for Redis クラスターの作成画面で、簡単に作成できる設定が選択できるようになりました。

簡単に作成できる設定では、推奨されるベストプラクティス設定を使用しており、3つの構成(本番、開発/テスト、デモ)のいずれかを選択することで、作成できます。

以前、Amazon ElastiCacheでも同じようなアップデートがありましたね。

画面を見てみる

実際に画面を見てみましょう。

[クラスターの作成方法を選択]から、Easy create (簡単な作成)を選択すると、ProductionDev/TestDemoの3つが選択できるようです。

他に設定する必須項目は、以下の2つです。

  • クラスター名
  • サブネットグループを選択

必須の項目が2つしかないため、クラスターを作成するのが、かなり楽だと分かります。

3つの設定

各設定がどのような設定になっているか確認しましょう。

[デフォルト設定の表示]から各設定値を確認できます。

Production

基本的に有効にすべき、暗号化や、自動フェールオーバーなどは有効になっていますね。

また、シャードが複数ありますので、可用性が高く本番稼働を意識した設定と言えます。

バックアップ保持期間は、1日だと足りない場合、作成後に設定変更しましょう。

スペックも必要に応じて、変更が必要です。

Dev/Test

本稼働用と異なる点は以下です。

  • スペック
  • シャード数

シャード数が1のため、プライマリノードがダウンした場合、レプリカノードがプライマリに昇格します。

しかし、プライマリに昇格する間は、一時的に書き込み処理が行えませんので、注意してください。

開発環境でもサービスが止まることが許されない場合、クラスター作成後に設定変更しましょう。

シャードとレプリカ数が最低限のため、コストを抑えた設定と言えます。

Demo

開発/テスト設定と異なる点は、以下です。

  • スペック
  • レプリカ

db.t4g.smallは、無料利用枠が用意されているため、その枠に収めるためにレプリカがないと思われます

テスト的に、さっと使いたい場合に選択するとよいでしょう。

参考

最後に

今回のアップデートでは、推奨されるベストプラクティスにのっとって、簡単に作成する設定ができるようになりました。

ぜひ利用してみてください。

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