mixpanelのマーケティング分析機能を一挙まとめました！
ミックスパネラーの國崎です。
プロダクト分析ツールとして様々な機能を持つmixpanelですが、最近マーケティング分析の観点において強化された機能が複数リリースされました。
今回はその追加された新機能について、一挙まとめてお伝えしようと思います。
この記事でわかること
- 追加されたマーケティング分析機能の詳細
マーケティングKPIのテンプレート
mixpanelで分析レポートを作成する場合、自分で1から作成するやり方以外にカスタマイズされたテンプレートを使って作成するやり方があります。
今回そのテンプレートにマーケティング分析に特化したパターンが追加されました。
自動で作成される分析レポートの項目は以下になります。
- アクティブユーザー推移
- アクティブ/新規の比較
- コンバージョン数の前週との比較
- ユーザーの内訳
- 新規ユーザーの経路内訳
- 新規ユーザーのリテンション
- 新規ユーザーのコンバージョン率
- セッションの内訳
- etc..
実際のサンプルを見たい方は以下でも紹介してますので、こちらをご覧ください。
Mixpanel Marketing Analytics: How It Works
以下は実際にテンプレートを使った場合の分析レポート作成方法になります。
マーケティングKPIの使い方
1.ボード内でテンプレートを使用するをクリック。
2.Marketing KPIsを選択。
3.指標となる2つのイベントを選択。
アクティベーションイベントには「アクティブユーザーとみなすイベント」、コンバージョンイベントには「ユーザーに動いてもらいたいイベント」を選択します。
各イベント選択後にCreateをクリックすれば、テンプレートに乗っ取ったレポートが作成されます。
テーブルデータのSort機能
mixpanelのインサイトレポートではテーブルの形にしてデータを可視化することもできます。
今回そのテーブルのグラフに以下のSort機能が追加されました。
並び替え順序
Breakdownのグループ毎に並び替えができる。
グループ化されたビューとグループ化されていないビュー
Group segmentsをクリックしてテーブルの表示形式をBreakdownのグループ毎にするか、否かが選択できる。
↓グループ化する場合。
↓グループ化していない場合。
アルファベット順か値順か
アルファベット順にするか、データ値の降順にするか選択できます。
N個のセグメントを表示
グループ化で表示するセグメントの個数を指定することができます。
3個に指定するとこんな感じで1グループ3個のセグメントになりました。
ネット広告の分析機能
WEBの広告分析や間接コンバージョンが測定できる機能が追加されました。
こちらの詳細は以下記事に書いてます。
ブレイクダウンのカスタム機能
レポートのブレイクダウン（内訳分析）の定義をカスタムできる機能がつきました。
こちらの詳細は以下記事に書いてます。
Mixpanelのブレイクダウンにカスタム機能が付いたので試してみた！
まとめ
以上mixpanelのマーケティング機能の紹介でした。
改めてまとめると以下になります。
- マーケティングKPIのテンプレート
- テーブルデータのSort機能
- ネット広告の分析機能
- ブレイクダウンのカスタム機能
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