mixpanelをSlackに連携してチームで分析データを共有する

mixpanelとSlackを連携するとチームでの分析も捗ること間違いなし!実際の連携手順を教えます。
2023.09.22

ミックスパネラーの國崎です。
今回はmixpanelをSlackに連携するやり方をご紹介します。

これができるとmixpanelのデータが簡単にSlack上で共有できるのでチームで分析したり、施策を出すまでのサイクルがかなり効率的になります。

前提条件

  • Slackを既に導入済みである
  • mixpanelでデータを取得しダッシュボードを作成済み
  • mixpanelでAnalyst以上の権限を持っている

mixpanelのダッシュボードをSlackに連携

ダッシュボードのSlackへの連携は以下手順で行います。
mixpanelダッシュボードの右上メニューからDigestsを選択。
mixpanel_slack01

右上のCreate Digestを選択。
mixpanel_slack02

Digestでは以下を設定します。

  • NAME…Slackに表示される名前
  • BOARD…共有するダッシュボード名
  • EMAIL RECIPIENTS(任意)…共有先のメールアドレス
  • FREQUENCY…連携する頻度

上記を設定したら真ん中にあるAdd Mixpanel to Slackをクリック。
mixpanel_slack03

Slackが立ち上がるので連携したいワークスペースURLを入力します。

ちなみにワークスペースのURLはSlackの左上のメニューから確認できます。
mixpanel_slack05

ワークスペースのURL入力が完了すると連携の許可を確認する画面になるので「許可する」をクリック。
この際ですが、Slackの権限によって管理者への確認が必要になるので、必要な場合は管理者への確認を取るようにしましょう。
mixpanel_slack06

連携が完了するとSlackの画面にMixpanelのアイコンが表示されます。
mixpanel_slack07

アイコンが出た後は再びmixpanelの画面に戻りmixpanelのダッシュボードを連携したいSlackチャンネルを選択しSendをクリックします。
mixpanel_slack08

Slackの画面を確認するとmixpanelのダッシュボードが共有されています。
View Dashboardをクリックするとmixpanelの画面に飛びダッシュボードを確認することができます。
mixpanel_slack09

ちなみにこの飛んだ先のダッシュボードを作成者以外が色々操作して上書き保存したい場合は、ダッシュボードの権限を付与してもらう必要があります。
ダッシュボードの権限を付与するBoardの共有方法については以下記事をご確認ください。

mixpanelのBoardの作り方や共有方法について解説!

以上がmixpanelダッシュボードのSlack連携手順になります。

mixpanelのカスタムアラートをSlackに連携

mixpanelにはデータの計測をしてる時にある一定の指定値を超えたり、異常な数値が検知できた時に通知してくれるカスタムアラートの機能があります。
このカスタムアラートの通知先をSlackに連携することも可能です。

やり方は保存されているレポート画面の3点リーダーのアイコンからAlerts>Create Alertを選択。
mixpanel_slack10

表示された画面のAdd Mixpanel to SlackをクリックすることでSlackと連携することができます。
mixpanel_slack11

カスタムアラートの細かい設定手順は以下の記事で紹介してますので、具体的な操作はこちらをご確認ください。

イベントの異常値を伝えるカスタムアラートを使ってみた#Mixpanel

クラスメソッドが行っているmixpanelの支援

クラスメソッドではmixpanelをすでにお使いのお客様にも以下の支援サービスを提供しております。

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mixpanelのKPI設計は以下記事でも紹介している専用の測定フレームワークを用いたプランニング支援をさせていただきます。

mixpanelの測定フレームワーク作り方のコツ!サンプルを例に解説!

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