日本語を母国語としない新卒メンバー2名のメンターになって2週間がたったので振り返ってみる

2021.07.07

私が所属する LINE 事業部(旧 A チーム)に新卒メンバー 2 名がジョインしました 🥳 部署での仕事に慣れてもらうため私が現在携わっている開発プロジェクトにフロントエンドエンジニアとしてジョインしてもらい早二週間がたったので案件チームとしてやっている取り組みと私個人的に気をつけていることを振り返ってみようと思います。

言語の壁

元々日本へ移住する前提で現地で採用が決まった新卒メンバーのお二人でしたが、COVID19 の影響でフルリモートでのジョインとなりました。部署配属前の顔合わせでは、日本語は聞き取りは慣れてきたが話すのにまだ慣れておらず、日本語のみでの業務は少し不安があるとのことだったため、案件チームでは以下の方針でプロジェクトを進めることにしました。

  1. 打ち合わせは全て日本語
  2. 英語でも質問できる時間を毎日作る(バーチャルオフィス)

私は英語が少し話せるので新卒メンバーからの英語での質問に答えたり、打ち合わせでフォローしたりする役割をしています。

ミーティングで発言する機会を多めに作る

プロジェクトでは毎日昼会を実施しています。昼会のはじめにアイスブレイクの時間を設け事前に決められたトピック(今一番欲しいもの10 万円もらったらどうしますか?など )について 1 人 30 秒~1 分くらい話しています。

MTG のファシリテーションも案件メンバーで順番にやっていて、新卒メンバーにも同様にファシリテーションをお願いしています。

このような機会を設けることで日本語を話す機会を増やすだけでなく、MTG を自分から進めていく流れにも少しづつ慣れてもらうという意図があります。アイスブレイクは前から行っていた試みでしたが日本語を話す機会があって嬉しい、と新卒メンバーからも好評でした。

毎日の昼会及びプロジェクトの打ち合わせは全て日本語で進めますが、発言や質問は日本語が難しい場合は英語で発言して OK という感じで進めています。

毎日バーチャルオフィスで雑談する時間を設ける

GatherSpatial Chat などのバーチャルオフィスに集合する時間を毎日設け、そこでは英語メインで会話しています。打ち合わせでよくわからなかった点の確認や質問、雑談などをざっくばらんにしています。

彼女たちにとって外国語で行われる打ち合わせでどうしても抜け落ちてしまう情報のキャッチアップが主な主旨ですが日本語、英語交えながらチーム全員で開発環境を構築したりペアプロしたりする時間になっていてワイワイ作業しています。

自動翻訳 Slack App をチャンネルに導入

DeepL と連携した自動翻訳 Slack Appをチームと案件で使っている Slack チャンネルに導入しました。これで手動で DeepL 翻訳にかける手間が省けるのでとても助かっています。

参考:翻訳サービス DeepL を使った Slack アプリを設定してみる

文化の違いを理解する

社内 Slack には技術別、案件別などにたくさんのチャンネルがあり、技術的に困ったことの相談や案件の話などは基本的にはチャンネル内で行います。チャンネルで発言する方がより多くの人の目に止まりより速くより良い回答を得られるのですが新卒メンバーはチャンネルで発言することに緊張してしまうとのことだったので、心理的障壁がある場合は DM で質問してもらいつつ少しづつチャンネルでも発言することに慣れてもらう方針にしました。

個人的に気をつけていること

以下は私が個人的に気をつけていることです。

一次レスは気づいた段階でやる

質問を投げて長い時間レスがないと質問しづらい雰囲気につながってしまうため、すぐに返信できない状況でもリアクションまたはあとでみますねと一文返すようにしています。

ゆっくり、はっきり話す

自動翻訳ツールを使っている場合もあるので、正確に翻訳されやすいようにゆっくり話すように気をつけています。

難しそうなタスクは一緒にやる

例えば経費申請や社内ワークフローの申請など漢字が多い書類を提出する時や上長に Slack でメンションする時など初めてやるタスクや少し緊張するタスクはバーチャルオフィス環境や Meet で繋いで一緒に作業するようにしています。

まとめ

日本語、英語の両方で進めているプロジェクトは社内でも珍しいのですが今のところとてもいい雰囲気でプロジェクトがすすめられています。

自分のメンターとしての役割はいかに新卒メンバーの心理的なハードルを取り払ってタスクに集中できる環境に近づけるかだと考えているので、そのためにできそうなことはとりあえずやってみよう、でいろんなやり方を試しています。何かの参考になれば幸いです。