「今必要なことに対する定期勉強会」を実施する

「今必要なことに対する定期勉強会」を実施する

Clock Icon2022.11.18

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こんにちわ。従業員体験( EX ) の向上がミッションのエンジニアリング統括室に所属しているてぃーびーです。
先日、入社1周年記事を執筆しました。その中で「定期勉強会の開始」という項目がありますが、ここについて掘り下げます。
この「定期勉強会」ですが、2チームの活動に対して2つの勉強会を実施していたのですが、片方の勉強会で「今必要なことに対するお題」を扱っていました。これがすごくよさそうだったので、もう片方の勉強会でも同様の進行をすることにしました。

今必要なことに対する定期勉強会

現在、私達の部門では以下の2つのプロジェクトについて2チーム体制でプロジェクトを進行しています。
  • 開発者向け研修
  • エンゲージメントパルスサーベイの導入
それぞれに関して、別々の定期勉強会を設定し、それぞれのトピックに関わる「今まさに必要となる知識」について学習しています。

勉強会の進め方

直近の業務に関わる書籍やウェブページの情報を輪読します。
区切りごとに、実際の業務に当てはめるとどうなるかなどについてお互いに話し合います。
これを繰り返しながら、知識と実践を紐付けていきます。
仮に、実務に組み込む必要がある物が見えてきたら、その場でタスク化の判断をします。

メリルのID第一原則

メリルのID第一原則は、効果的な学習環境を作り上げるための要素を5つにまとめたものです。
ID は Instructional Design の略で、教育設計の手法です。
メリルのID第一原則の5要素は
  1. 現実世界の課題 - 現実に起こりそうな課題を扱う
  2. 活性化 - 対象課題に対してまずは過去の経験を元に自分なりに考える
  3. 例示 - 例示として新しい知識を得る
  4. 応用 - 応用機会がある
  5. 統合 - 学んだ内容を現場で活用する機会がある
です。
今回の勉強会の進め方は
  1. 現実世界の課題 - 現実の問題に関する議論を交える
  2. 活性化 - 現状と新たな知識を対比しつつ話し合う
  3. 例示 - ここは特になし
  4. 応用 - 知識を単に知るだけではなく、現実と紐付け応用を考える
  5. 統合 - 現実の活用に向けて話し合っている
という感じで5要素中、4要素をカバーしています。

まとめ

必要な知識を必要なときに学ぶと、意欲、経験を通した習熟の意味で最適です。
また、チームで一緒に学ぶことで共通言語にもなります。

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