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Alexaスキルの開発では、Alexa Skills Kitサウンドライブラリの機能を利用することで、気軽にAlexaの発話に効果音を取り入れることができます。
最近、サウンドライブラリがアップデートされ、2,500個以上の新しいサウンドクリップが利用可能になりました!
(以前は400個程度だったので、大幅に追加されています)
ASKサウンドライブラリ
新しいサウンドクリップの種類は、以下のドキュメントから確認することができます。
[公式ドキュメント]Alexa Skills Kit Sound Library
【補足】
2019/7/5現在、日本語ドキュメントはまだ新しいサウンドライブラリに対応していないようです。
日本語ドキュメントにリダイレクトされる場合、画面下部の Language
から English
を選択して英語のドキュメントを表示させる必要があります。
サウンドクリップは、フィルタや検索機能を使うことで見つけることができ、ドキュメント上で再生することが可能です。
SSMLタグも表示されるので、そのままコピーしてスキルの発話に適用させることができます。
効果音つかってみた
サウンドクリップを使ってAlexaの日常のとある一コマを切り取ってみました。
<speak>
暇だなー。今日は何しよう<prosody pitch="high">かなあ</prosody>。
<break time="1s"/>
<audio src="soundbank://soundlibrary/telephones/modern_rings/modern_rings_08"/>
もしもし。今日?暇だよー。<break time="0.5s"/>
えっ、デベロッパーズ・アイ・オー・カフェ?行きたーい。
<break time="1s"/>
うん、じゃあ3時に現地集合で。ウォークスルー?バームロール<sub alias="いったく">一択</sub>でしょ。
うん、またあとでね。
<break time="2s"/>
<say-as interpret-as="interjection">え〜と</say-as>、
読みかけのこの本をカバンに入れて、
<audio src="soundbank://soundlibrary/cloth_leather_paper/zippers/zippers_01"/>
<break time="1s"/>
準備<say-as interpret-as="interjection">オーケー</say-as>
<break time="0.5s"/>
じゃあ出かけようっと。
<say-as interpret-as="interjection">いってきます</say-as>
</speak>
おわりに
新しくサウンドクリップが追加されたAlexa Skills Kitサウンドライブラリをご紹介しました。
サウンドライブラリを利用することで、自前でAudioファイルを準備せずとも気軽に効果音をスキルの発話に組み込むことができます。
スキルの表現の幅を広げるために効果音を使ってみたい場合は、まずはこちらでイメージする効果音があるかどうか、探して試してみるのも良いと思います。