Oculus Quest2 で「あたらしい働き方」を夢想してみた
西澤です。ネクストモードでは、「クラウドであたらしい働き方を」をキャッチフレーズに、クラウドサービスを利用したSIやMSP、SaaS支援等のサービスを展開しています。プライベートでは新しいものには鈍感で保守的な私が、Oculus Quest2(近々Meta Questブランドに統一される模様)を試させていただく機会があったので、まずは入門者としての所感等をお伝えできればと思います。
オンラインコミュニケーションの課題
テレワークやリモートワークという働き方を積極的に推進してきたクラスメソッドやネクストモードでも、オンラインワークによる効率向上や働きやすさと引き換えに、メンバー間コミュニケーションでは多くの課題も感じています。新たにジョインしたメンバーの心理的抵抗感の少ない受け入れや、チームとしての一体感や組織への帰属意識の醸成、息抜きや雑談等の自然発生的なコミュニケーションは、対面でこその良さもあると感じていますし、オンラインで効率よく働く一方で、ワーケーションという生の体験でこそ得られるものも大切と考えています。
メタバースは、働き方にも影響を及ぼします。企業は、仮想オフィスに没入型ワークスペース (没入型テクノロジを利用した仮想オフィス) 環境を導入することで、従業員により良いエンゲージメント、コラボレーション、つながりの機会を提供することができます。また、メタバースがフレームワークを提供するため、ビジネスの実行においても独自のインフラを構築する必要はありません。さらに、この1年半の間に人気を得た仮想イベントは、今後、今まで以上にコラボレーティブで没入感のあるつながりの機会やワークショップを提供するでしょう。
Gartner、メタバースに関する展望を発表 ー 2026年までに、人々の4分の1は、1日1時間以上をメタバースで過ごすようになる
FacebookがMetaに改名したことでさらに身近な言葉となった「メタバース」は、オンライン上の仮想空間における新たなコミュニケーションの形として大きな注目を集めています。nulabさんではなんと1年も前にOculus Quest2を全社員支給しているとのこと、すごい!
遅ればせながらネクストモードでもこの新しいプラットフォームを使った社内コミュニケーションの形を模索してみようということで早速Oculus Quest2を試してみることにしました。
Oculus Quest2 を試してみた
Oculus Quest2は、Meta(旧称Facebook)社が開発したOculus Questの後継となるVRヘッドセットです。
紹介記事はWEBやYoutubeで検索するとたくさん出てくるのでいくつか見てみていただければと思いますが、丸屋さんお勧めのYoutube動画をご紹介しておきます。
これは試さずにはいられなくなりますね。
Facebookアカウントさえあれば(今後Facebookアカウントは必須ではなくなる予定)、開封からWiFiに接続してスマホとペアリング等の数ステップのみ、5~10分程度で始めることができました。
チュートリアルだけでも私にとっては十分に刺激的な近未来体験でした。操作にはすぐに慣れますし、没入感がものすごいのでヘッドセットの装着感にさえ慣れれば、メタバース環境の方がリアル環境よりも集中して働くこともできるのではないかと感じました。
まとめ
ネクストモードではちょうどマネージャー合宿をしておりまして、「クラウドであたらしい働き方」をお客さまに体験していただく為にどのようなご支援ができるのかについて議論をしていたところでした。クラウドは手段でしかありませんのでその導入の目的を明確にしましょう、なんて偉そうなことをお客さまにはよくお伝えしている一方で、本来手段でしかなかったはずのクラウド導入をきっかけにお客さまがその良さを実感し、働き方が変化していく成功パターンもあるので、まずは試して体験してみましょうというアプローチも重要です。今回の「メタバース」のような誰もがわくわくできる新しいプラットフォームでの体験は、後者のツールによって人が変わるきっかけとなり得るものではないかと感じました。
今回は取り急ぎ簡単な触りまでの内容となりましたが、引き続き、Oculus Quest2を活用したコミュニケーションや「あたらしい働き方」を目指したレポート記事を公開予定ですので、ぜひご期待いただければ嬉しいです!そして、そんなネクストモードで働きたいという仲間も募集しておりますので、ぜひお気軽にご連絡いただければと思います!