
【登壇資料】「運用初心者がAIと頑張るために、やってみたこと」というタイトルでopsmethod # 1に登壇しました
はじめに
こんにちは、カスタマーサクセス部 クラウド運用チームの 脇 です。
2026年2月13日(金)に開催されたクラスメソッド主催の勉強会「opsmethod #1」にて、「運用初心者がAIと頑張るために、やってみたこと」というテーマで私は初めての登壇をさせていただきました。
本記事では、発表内容を振り返りながら、「AIを実務にどう組み込むか」を模索している方への取っ掛かりとして、NotebookLM を活用した実例をお話しします。
いわゆる「高度な運用の仕組み」をゼロから構築するお話ではなく、今ある手元の情報をAIを使って効率的に整理してみる。そんな、現場ですぐに試せる一歩としてみていただけたら幸いです。
登壇したスライドです。
NotebookLMとは
「AIに任せる」といっても、いきなりすべてを自動化するのはハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。そこで私が「まず手元の情報を整理する相方」として選んだのが、Googleの NotebookLM でした。
基本的な使い方
- ログイン: NotebookLMの公式サイトにアクセスし、Googleアカウントでログイン。
- ノートブック作成: 「新しいノートブック」を作成。
- ソースの追加: PDF、テキスト、Googleドキュメント/スライド、ウェブサイトのURLなどをアップロード
Googleドライブからの直接選択も可能になり、Googleアカウントさえあれば誰でもすぐに利用できます。
NotebookLMで情報を整理するメリットは、単に検索が早くなるだけではありません。DevelopersIOのこちらの記事でも紹介されている通り、『散らばった資料を一本化して、誰でも使いやすい正本を作る』 という、より実戦的な活用も可能です。
特に、複数の案件を並行して担当し、膨大な背景知識(コンテキスト)の素早い切り替えが求められる運用の現場において、まとまりきっていない資料からAIが「今必要な情報」を即座に抽出してくれる仕組みは、情報の渦に埋もれるリスクを減らし、判断の精度を高めてくれる心強い支えになると考えています。
前述のブログでは、資料を一本化して「話せるマニュアル」を作る素晴らしい手法が紹介されていますが、私の場合はもっとハードルを下げて、「今手元にある資料を、まずは雑にでも入れてみる」ことから始めました。
具体的には、顧客ごとの特殊ルールが書かれたPDFや、過去の議事録(テキスト)など、形式も中身もバラバラなものをそのままNotebookLMにアップロードしただけです。
具体的なプロンプトの例
資料を投入した後は、確認したいメール文章と質問を投げています。
プロンプトの例: 「このメールの依頼内容は、現在の契約における対応範囲内ですか?」
このようにメール本文を貼り付けた上で投げると、NotebookLM はアップロードした複数の資料を横断して、「どの資料のどこに記載があるか」を提示しながら回答してくれます。
ちなみに、チャットの設定で回答の長さ調節もできます。

実際にやってみて感じたこと
迷ったとき「相談相手」がくれる安心感
実際に使ってみて一番の変化は、思考の整理がスムーズになったことです。スライドでもお話しした通り、NotebookLMを迷ったときの「相談相手」として活用しています。
それが、AIが即座に正確な回答と参照元(ソース)を提示してくれることで、「齟齬がないか客観的に確認」してから次のアクションに移れるようになりました。
根拠を持って背中を押してもらえることで、迷いを減らして「最終的な判断」という本質的な業務に向き合えるようになったと感じています。
特に、シフト交代制で日々のキャッチアップが難しい場面でも、24時間365日いつでもすぐに相談できる相手がいる安心感は、運用現場において大きなメリットです。
こうしたツールを活用することで、たとえ複雑な案件対応に不慣れな時期であっても、コンテキストの変化に左右されず早期に立ち上がれる環境が整いつつあると実感しています。
ただし、登壇の中でも触れましたが、「情報の鮮度を保つこと」が非常に重要です。読み込ませている資料が最新のものでないと、この仕組みは機能しませんので、定期的に情報を更新していく運用体制の構築が今後の大きな課題だと考えています。
はじめての登壇感想:初心者なりの「一歩」
記念すべき「opsmethod #1」にご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
今回、初めての登壇という貴重な機会をいただき、私自身も多くの学びを得ることができました。
今回の発表では、日々の運用現場で直面する「膨大な情報との向き合い方」にフォーカスし、NotebookLMを活用した実戦的な一歩をご紹介しました。
AI活用に「何から手をつければいいか分からない」と感じている方にとって、「まずは手元の資料をそのまま放り込み、自分専用の相談相手を作ってみる」というアプローチが、日々の業務を楽にするヒントになれば幸いです。
次回このような場に参加させていただくときは、今回の経験を糧に、より深化した運用効率化の事例をお話しできればと思います。
最後になりますが、温かく見守ってくださった会場の皆さま、本当にありがとうございました!
AWS運用エンジニア(24×365)募集
クラウド運用チームで AWS エンジニアを募集中!クラウドに関する Web システムや基幹システムの運用保守経験をお持ちの方を歓迎します。先輩エンジニアによる丁寧な OJT 研修、AWS 資格取得支援など充実のサポート体制で、AWS未経験からでも安心してAWS運用エンジニアとしてのキャリアをスタートできます。
▼ 詳細・応募はこちら
※ カジュアル面談も実施中!まずは話を聞いてみたいという方も大歓迎です。
AWS運用代行・サーバー監視のご案内
クラスメソッド マネージドサービスは、AWS国内支援実績No.1のクラスメソッドが提供する、クラウド特有の対応やクラウド技術者の不足に課題をお持ちのお客様向けのAWS運用トータル支援サービスです。
監視や運用支援にとどまらず、お客様のクラウド利用を最適化し日々の負担を最小化することで、お客様のビジネス効果の最大化を支援します。
クラスメソッドオペレーションズ株式会社について
クラスメソッドグループのオペレーション企業です。
運用・保守開発・サポート・情シス・バックオフィスの専門チームが、IT・AIをフル活用した「しくみ」を通じて、お客様の業務代行から課題解決や高付加価値サービスまでを提供するエキスパート集団です。
当社は様々な職種でメンバーを募集しています。
「オペレーション・エクセレンス」と「らしく働く、らしく生きる」を共に実現するカルチャー・しくみ・働き方にご興味がある方は、クラスメソッドオペレーションズ株式会社 コーポレートサイト をぜひご覧ください。








