(レポート) ノベルティカンファレンスに参加してきました #novecon

はじめに

今日はノベルティカンファレンスに参加してきました!会場はヴァル研究所さん(ありがとうございました)

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レポート

ノベルティ製作の基本

スピーカーはNHN テコラス株式会社の田中 春奈さん。

はじめてノベルティ作ってみて失敗から学んだこと
ノベルティはどんなものが喜ばれるのか?
 みんなが疑問に思っているのだと感じた
 そこからこのイベントを主催した

最初に作ったもの→ペン
 新サービスをリリースした
 リリースから1ヶ月後以降に出店予定のイベントがたくさんあった
 急いでグッズを作らなければいけない
 検索した
 わかったこと
  デザイン→ロゴがあるから大丈夫。
  ロゴ入れるだけなら3-4週間で出来る。
  バラマキ用であれば100円切るくらい。

上司から→発注数多くない?
 全てのイベントの来場数の合計を発注した。
 来場者の30%をブース来訪者として計算し発注しなおした。

上司から→デザインチームやブランディグチームに確認した?
 カラーコード確認した?
 デザインチームはロゴをカラーコードで見る。

その後
 急いで発注
 当初予定していた1.2倍くらいコストがかかった

学んだこと
 発注数とイベント来場者数は違う。
 関わる相手を確認する。
 スケジュール管理大事。予想+3営業日くらい確保した方が良い。
 8月は営業休みの人が多い。

ノベルティは一日にしてならず

スピーカーはハンズラボ株式会社の青木 由佳さん。

ノベルティとは
 人の心を惹きつけ、会社の印象を強くするもの

弊社に見るノベルティ事例
 スマホスタンド
  JAWS DAYS 2015で配布。1000個作成。
  親会社にて製作してもらった。
 測量野帳。原価200円ほど。
  IT企業なのにノート?→文房具になりがち。
 ラバーコースター
  単価高め、250円くらい。モノは良かった。丈夫。
  企業ブースに来てくれた人に配布。
 お菓子(ビスコ、ブラックサンダー)
  チョコは溶ける。ビスコは単価が高い。
 バッジ
 余談:キャラクターものは難しい
  らぼたん。
  目的や役割を持たせるとわかりやすい。
  自社サービスがあると展開しやすい。
 効果的なノベルティとは?
  費用対効果を大きくしたい。
   配布数、SNSの反応、問い合わせや採用応募の数。
   結局単価を下げがち。
  相乗効果を狙う
   ハッシュタグ、キャンペーン、イベント、サービス、他の展示物
 ノベルティの最適解は無い
  残り物と消えもののどちらが悪いというのも無い
  ノベルティに役割をつけるのはなかなか難しい

そしてノベルティとは
 達成したいことや状況をサポートしてくれるもの。

ノベルティの成功基準とは?

スピーカーはさくらインターネット株式会社の室野 奈緒美さん。

ノベルティのKGI/KPI
 会社に対する「つくってよかったでしょ」の判断基準って?
 成功=売上、失敗=知ら無い間に捨てられる
  そもそも把握できなくない?
 さくら流の指標
  SNSで話題になること。拡散力があったかどうか。
  ネタ度は高いほうが良いが単価が高くても困る。
  大きく3つにノベルティを分類。
   コストは低いけどネタ度はほぼほぼ=ノベルティ
   コストもそこそこ、ネタ度もそこそこ=プレゼント
   コストもネタ度も高い=ギフト
  ノベルティ
   こんなのもらったーと人に言いたくなるもの
   かぶると恥ずかしいのでオリジナリティのあるもの
  プレゼント
   営業さんが顧客に会いに行く時に渡す
   普通に嬉しい、ロゴが主張してこない、ふだん使いできる
  ギフト
   お中元とお歳暮
   楽しい、面白いと思ってもらって、会社に1週間でも残ってくれるもの

ノベルティ=文具中心。キャラクターのさくらとまりなを中心に。
プレゼント=ちょっといいもの。今治のタオルとか歯ブラシセットとか。
ギフト=さくらのフォーチュンクッキー。サーバーラック入り豆菓子。サンキューエッグ。
 SNSの反響を確認。拡散してさくらを知ってもらえる。

まとめ
 成功かどうかの指標を自分で作る。さくらの場合はSNSの反応。
  できれば第三者の反応が見えるもの。SNSはそれが見える。
 対象者別に割り切る。
  いいお客さんにはいいものを。

マーケ担当者が思う理想のノベルティバッグとは

スピーカーは株式会社サーバーワークスの北上 真由美さん。

ノベルティ、何を目的として作っていますか
 マーケティングの予算の前に、作る理由がある
  安い-高い、捨てられる-捨てられにくいの4軸
  この4軸を全部カバーできるバッグがある
 バラマキ型
  コットン→6オンス、1万個作って130円/個
  しばらく使うと取っ手がダメになる
  不織布→中国生産で100円/個、発注に時間がかかるし旧正月などの考慮も必要
  透明OPP袋→1枚10円だがチラシと一緒に捨てられる可能性がある。
  A4ファイルバッグは100円/個くらいだが持ちにくいためあまり使われない。
  メリット→配りやすい、受け取りやすい、資料を入れられる
  デメリット→へたれやすく、一緒に捨てられてしまう
  A4の場合はマチが無いものがいい、マチがあると資料が折れちゃう
  大きいバッグ→大きすぎてたくさん資料を入れないと持ちにくい
 インパクト型
  バッグの質よりデザインにお金をかける
  フルカラーや2色などでデザイン
  デザインによっては持ち歩かれない場合もある
  生地は質素なのでへたれやすい
  メリット→ハマれば宣伝になる、イベント後も活用される
  デメリット→好みが分かれる、品質が悪い
 実用性型
  8オンス以上のキャンパスバッグ
  取っ手がへたれにくい
  8オンス以上は単価がハネあがる
  エコバッグや保温/保冷バッグなどもある
  デザインはシンプルなのが多い、お金がかかるから
  メリット→イベントも活用されやすい、シンプル
  デメリット→その場のアピール力が低い
 もらった感型
  生地は12オンス以上、しっかりしていて普段使い可能
  コストが高い
  生地がしっかりしていて折りたためない、捨てる気も起きない
  メリット→捨てられない
  デメリット→コストが高い
 どの目的で誰に対して配っていてその後どう使われるのか
  目的、誰に、その後を明確にする

次のノベルティで作りたいもの→パリピーメガネ。

ノベルティはウケてなんぼ

スピーカーは株式会社インターネットイニシアティブの堂前 清隆さん。

ノベルティの用途
 お客様への手土産、展示会やイベントでの配布用。
 重要なのは印象に残ること、ウケるノベルティ。

ノベルティの使い分け
 汎用品-特定イベント向け。
 年末年始などの挨拶は汎用品、ウケは取りにくいが制作数が多い。
 特定イベント向けはターゲットが絞れるのでウケが取りやすいが制作数が少ない。

ウケるノベルティ制作は最小ロット数との戦い。

どんなノベルティが欲しい?
 エンジニアが欲しいもの→実現が難しいものが出てくる。
  高価・ロット数が少ない・取り扱い業者がいない。
 社内のWikiにノベルティの情報を掲載。
 要注意なもの。
  モバイルバッテリー。むやみに安いと爆発する。
  USBケーブル。案外高い。規格や認証の準拠。社名入れるところが無い。
  食品。賞味期限のコントロールに注意。

作ったもの。
 お菓子シリーズ。Android OSの名前に引っ掛けて作成。
  ロゴを印刷してもらえ無い場合はステッカーを一緒に配布。
  東京と大阪の2会場開催、中6日空くので賞味期限が微妙。
 SIMカード型クリップ。
  ROHM者が配っていた折り鶴クリップを見て思いつく。
  単価は安いが最低ロット数がかなり大きかった。
 IIJリングノート。
  巻末に技術ネタページを追加。後ろ10ページ。
  低レイヤーから高レイヤーまで。
  インターネット便利帳が取り扱う範囲→IIJのエンジニアが取り扱う範囲。
   便利帳を通じてIIJが取り組む技術の幅広さを知ってもらう。
  エンジニアにもエンジニア以外にもウケた。
 偶然良いものができた。汎用品、ウケが取れる、会社の技術力アピール。

Ekispert Web service meets RHODIA

スピーカーは株式会社ヴァル研究所の丸山 ひかるさん。

今日の主題。RHODIA。

ノベルティに求める要件。
 B向けAPI製品の場合。
 展示会で人を惹きつける。
 勉強会やハッカソンでエンジニアに配って喜んでもらえるもの。

RHODIAの良いところ。
 ノベルティは使ってもらってなんぼ。
 ユーザーに広告塔になってもらう。
 メモ帳なら使いどころがたくさんある。
 ハッカソンでそのまま使える。
 ブロックメモの代名詞で有名。社内で100%の指示。
 展示会でめちゃくちゃ受け取ってくれる。
 RHODIAブランディングとして日本語ロゴは入稿不可。英語ロゴを作成した。

費用。
 一概には言え無いがポストイットより安いことがある。
  ポストイットはカラーバリエーションを増やすと単価がなりがち。
 RHODIA公式でノベルティが作成できる。
 好評なのでオレンジだけでなく黒バージョンも作成。

ティッシュになった「駅すぱあと」

スピーカーは株式会社ヴァル研究所の福井 澪菜さん。

ティッシュの配布について。
 ティッシュ背面にあるキーワードをアプリに入れると有料機能が期間限定で無料に。

配布方法。
 会社の受付に配置。1週間で全部なくなったことも。
 イベントで配布。ティッシュがあるとチラシももらってくれる。
 近所の商店街に飛び込み営業。お祭りに合わせて居酒屋さんに置いてもらった。

コストと成果。
 500個で6400円。安い。
 結構もらってくれる、持って行ってくれる、話のネタになる。
 ノベルティはじわじわ効かせるジャブ、右ストレートやフックじゃない。
 悩むのも大事だけど試しに作ってみるのも大事。

ノベルティのご紹介

スピーカーは株式会社スカイアーチネットワークスの有沢 幸夏さん。

サーバー屋のサバ缶。
 宮城県石巻の水産会社、木の屋さんに作ってもらっている。
 東日本大震災で工場が全て流れてしまった。
 ご縁があってサバ缶を作ってもらうことになった。

空前絶後の缶詰ブーム。
 プレミアム缶詰などが流行。種類も豊富、値段も高価。
 木の屋さんも缶詰ブームで順調にビジネスしていたが、震災で被災。
 震災を乗り越えた缶詰を東京で販売し乗り越えた。

この缶詰はポイポイ配ってはいけないと社内で認識している。
 作り手の思いや苦労を大切にしたい。

ノベルティのポイント。
 食べ物である。
  美味しさから生まれる感動と信頼。
  食べ物なので懇親会で活躍。
  食べ物なので捨てづらい。
  缶詰なので日持ちする。
 物珍しさ。
  ついラベルまで読んでしまう。
  アイスブレイクで使える。
 デザイン。
  目を引くデザイン。サバ缶タワーは目立つ。
  紙のラベルなのでデザインの変更が容易。

缶詰たち。
 2014年以前→ニッスイのサバ缶にシールを貼っただけ。
 2015年→オリジナルのサバ缶。
 2016年→トレンドマイクロとコラボ。
 2016年→ラスベガス限定缶。
 2017年→NTTコミュニケーションズとのコラボ、水煮缶。
 2017年→サーバーレスに対応したラムだカレー缶。

CSRとしての役割。
 缶詰を販売、38%を寄東北の子供達を支援する活動へ寄付。

さいごに

特にさくらインターネットさんのお話が参考になりました。今後の参考にさせて頂きます!