Lightsailでオブジェクトストレージが利用できるようになったけど、とっつきやすさが異常(CDN連携も簡単)

2021.08.05

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中山(順)@リカバリー中 です

Lightsailでオブジェクトストレージがサポートされました。

Amazon Lightsail now offers object storage for storing static content

Lightsail instanceからアクセスできるようにすることも可能ですし、静的ウェブサイトホスティングも簡単に開始できます。 なお、後者についてはCDN連携も非常に簡単です。

Instanceへのアクセス許可は以下のドキュメントをご確認ください。

Configuring resource access for a bucket in Amazon Lightsail

やってみた

今回は、静的WebサイトホスティングとCDN連携をやってみます。 カスタムドメイン対応も可能ですが、今回はやりません。

作業の流れは以下のような感じです。

  • バケットの作成
  • オブジェクトの保存
  • アクセス許可の変更(公開)
  • Distributionの作成

バケットの作成

設定事項は以下の3点です。

  • リージョン
  • ストレージプラン
  • バケット名

リージョン

お好きなところをどうぞ。

ストレージプラン

各ストレージプランには、データの保存料金と転送料金が含まれます。

バケット名

通常のS3バケット同様にグローバルでユニークである必要があります。 ウィザードで入力されているものをそのまま使えば良いと思います。

バケットの作成自体はこれだけです。簡単! なお、作成直後はパブリックアクセスはできません。

オブジェクトの保存

公開するコンテンツを保存します。 今回は、sphinxで生成したHTMLファイルを配置します。

なお、ドラッグアンドドロップでアップロードすることも可能です。

アクセス許可の変更(公開)

パブリックアクセスを許可します。

ここまででコンテンツの公開は完了です。

簡単すぎワロタ。

Distributionの作成

ここからはおまけです。

Distributionを作成します。 設定事項は以下の3点です。

  • オリジン
  • ディストリビューションプラン
  • ディストリビューション名

これだけで、ディストリビューションの作成とオリジンとしてのS3の関連付けが完了しました。 まじか。

まとめ

ということで、わずか数分で静的ウェブサイト (+CDN) の設定が完了しました。 めっちゃ簡単ですね。

S3やCloudFrontを直接操作して設定することももちろん可能ですが、細かい設定が不要であれば「これでいい」って思いました。まじで。