
「Obsidian × AIで始める「第二の脳」〜忘れても大丈夫なメモ環境を手軽につくる〜」というタイトルでDevelopersIO 2026 Okinawaに登壇しました #devio2026
こんにちは!エノカワです。
2026/10/02(金)に開催された DevelopersIO 2026 Okinawa <AIxクラウド技術祭> にて、「Obsidian × AIで始める「第二の脳」〜忘れても大丈夫なメモ環境を手軽につくる〜」というタイトルで登壇しました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
本記事にてセッションのスライドを公開いたします。
スライド
セッションの概要
なぜこのテーマを選んだのか
私は、デスクトップはきれいにしたい、タブはすぐ閉じたい、未読はゼロにしたい、という「カオスは避けたい」タイプです。
その一方で、AI の進化によって新モデルや新機能、技術記事、ニュースレター、動画と、追いかける情報は増え続けています。
追いかけるほど整理が追いつかず、「あとで読む」のつもりで残したブックマークや開きっぱなしのタブ、自分宛ての DM が、読まれないまま埋もれてしまうことも多いです。
「ためる」だけでは知識にならないため、「使える形」で残す仕組みを手元に作りたいと考え、以前から気になっていた Obsidian を題材にしました。
セッションで伝えたかったメッセージ
Obsidian を、個人の知識の置き場であり、あらゆる AI に渡せる「第二の脳」として使う、という内容をお話ししました。
Obsidian には次の4つの役割があります。
- ためる : メモ・記事・議事録を自分のフォルダに集約する
- 探す : タグや言葉で検索して、必要な情報にすぐアクセスする
- つながる : 関連するノート同士がリンクでつながる
- 渡す : 蓄積したノートを、そのまま AI への文脈として共有する
ノートの実体はローカルの Markdown ファイルです。
そのため、サービス固有の AI に縛られず、あらゆる AI の「共有メモリ」にできる点がポイントです。
実践:クリップした瞬間に情報を整える
デモでは、Obsidian Web Clipper を使って、Web ページをクリップした時点でフォルダ・タグ・要約が自動で付く仕組みを紹介しました。
- フォルダ仕分け : URL のドメインから保存先を振り分ける。AI の判断ではなく、ルールで決まる
- タグ付与 : 記事の内容を読んで、タグを1〜3個付ける。フォルダは場所、タグは文脈
- 要約 : 要点を3行の箇条書きでノートの先頭に置く
読む前の整理は AI に任せて、人間は「クリップするだけ」にする、という考え方です。
セットアップの流れは次のとおりです。
手順の詳細は、別のブログ記事にまとめています。
- Obsidian のインストール
- Web Clipper の追加
- 保管庫の指定
- インタープリターの設定
- テンプレートでフォルダのルールを決める
- テンプレートにプロンプトを仕込む
- 実践:記事のクリップ
保存から、使える知識へ
クリップしたノートは、次のように活用できます。
- 検索 : サイト名やタイトルを忘れても、タグやキーワードで検索できる
- Smart Connections(コミュニティプラグイン): 手動でリンクを貼らなくても、関連するノートが自動でサジェストされる
- Claudian(コミュニティプラグイン): Obsidian 上から Claude Code や Codex などのエージェントでノートを扱える
- Cursor・Gemini Notebook : Vault のノートを渡して、コーディング中の参照やリサーチに使える
Obsidian にはコミュニティによるプラグインが多数あり、自分に合った環境に整えていくことができます。
あなたは司令塔、第二の脳は裏方
最後に、役割分担としてまとめました。
- あなた(司令塔) : 決める・判断する、アイデアを組み合わせる、新しい価値を考える
- 第二の脳(裏方) : 集める(クリップ)、まとめる(要約・タグ)、探す・つなげる
会場について
会場には、宜野湾ベイサイド情報センター 1F の Gwave Cafe さんを利用させていただきました。
通常はカフェとして営業されている場所を、貸し切りで使わせていただきました。
おしゃれな雰囲気の会場で、いつもと違った空気の中で開催できたのが良かったです。
おわりに
ご来場いただいた皆様、運営に携わった皆様、ありがとうございました!
そして、昨年に引き続き、外部登壇いただいたサンエーの丸山さん、ありがとうございました!
来年も沖縄で開催できればと思っています。
次回は懇親会でビーチパーティー BBQ を企画してみます!
「あとで読む」が溜まっている方は、ぜひ Web Clipper のテンプレートを1つ作るところから、試してみてください。










