
Obsidian × Claude Code:メモを書くだけでAIに文脈が伝わる構成を作った
はじめに
こんにちは!
クラスメソッドオペレーションズ カスタマーサクセス部 SREの山田です。
プロジェクトでは、日々のメモ・調査記録・Claude Codeとのやり取りが混在しがちです。
また、部内のMTGや1on1など社内のあれこれがあれば尚更です。
「メモはObsidianに書いているけど、Claude Codeにうまく文脈を渡せない」という悩みを解決するために、プロジェクトごとにObsidian vaultとClaude Codeの作業ディレクトリを一致させる構成を作りました。
ディレクトリ構成
~/Develop/Claude/
└── projects/
├── project_a/ ← Obsidian vault(プロジェクトA)
│ ├── .obsidian/ ← Obsidianの設定ファイル群
│ │ ├── app.json
│ │ ├── core-plugins.json
│ │ ├── daily-notes.json ← デイリーノートの保存先を設定
│ ├── CLAUDE.md ← Claude Code用プロジェクトコンテキスト
│ └── docs/
│ ├── daily/ ← デイリーノート(Obsidianが自動生成)
│ │ └── 2026-04-08.md
│ └── research/ ← 調査・キャッチアップメモ
│ └── クライアント名_キャッチアップ.md
│
└── project_b/ ← Obsidian vault(プロジェクトB)
├── .obsidian/
├── CLAUDE.md
└── docs/
└── daily/
ポイントは projects/ 配下の各ディレクトリが、そのままObsidian vaultになっている ことです。
セットアップ方法
新規プロジェクトが始まったときの手順はシンプルです。
- Obsidianで
projects/配下にプロジェクト名を命名しVaultとして開く(「Open folder as vault」) - デイリーノートの保存先を
docs/dailyに設定する CLAUDE.mdを作成してプロジェクトの概要・関係者・注意点を記載する
これだけで、新しいプロジェクトでも同じ運用ルールがすぐに適用できます。
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Obsidianユーザー目線でのメリット
メモが散らばらない
プロジェクトごとにvaultが分かれているため、別プロジェクトの情報が混入しない。
複数掛け持ちしていても、vaultを切り替えるだけで意識を切り替えられます。
デイリーノートがそのまま作業ログになる
Obsidianのデイリーノート機能を使うと、docs/daily/YYYY-MM-DD.md が自動生成されます。
日次の作業ログ・確認事項・気づきをその日のノートに書くだけで、後からClaude Codeが参照できる記録として機能します。
リサーチメモはフォルダで整理できる
docs/research/ に調査メモや重要な情報を置くことで、Obsidianのグラフビューやバックリンク機能で情報を関連付けながら整理できます。ファイル名を クライアント名_テーマ.md のように統一すると検索しやすくなります。
煩雑にならない
.obsidian/ はObsidianが自動管理するため、ユーザーが意識するのは docs/ と CLAUDE.md だけ。ノートを書くことに集中できるシンプルな構成です。
もっと活用したい場合は都度ディレクトリを増やせばOKです。
Claude Code目線でのメリット
CLAUDE.mdでプロジェクト文脈を即座に理解できる
Claude Codeはvaultのルートにある CLAUDE.md を自動的に読み込みます。
ここに案件の概要・関係者・運用ルール・注意事項を書いておくと、セッションをまたいでも毎回同じ文脈から会話を始められます。
# CLAUDE.md の例(抜粋)
## 関係者
- ◯会社 / △様: フロント窓口
- □会社 / ▽様: アプリケーション開発
## 絶対にやってはいけないこと
- EC2を無断で停止しない
- アプリケーション保守領域に手を出さない
ノートをそのままコンテキストとして渡せる
docs/ 配下のメモは通常のMarkdownファイルなので、Claude Codeがそのまま読み込めます。
たとえば「この調査メモをもとにチケットの本文を書いて」といった使い方が自然にできます。
作業ディレクトリ=vaultなので迷わない
Claude Codeを起動するディレクトリ(プロジェクトのvaultルート)と、Obsidianで開くvaultが一致しています。
「どこで作業するか」を意識しなくてよいため、コンテキストスイッチのコストが下がります。
まとめ
| 観点 | この構成のメリット |
|---|---|
| 新規プロジェクト対応 | projects/ 配下にディレクトリを作るだけ。同じルールが即適用される |
| Obsidianユーザー | vault単位で案件が分離される。デイリーノートがそのまま作業ログに |
| Claude Code | CLAUDE.md でセッションをまたいだ文脈の引き継ぎができる。ノートをコンテキストとして自然に活用できる |
Obsidianはメモを書くツール、Claude Codeはそのメモを活かして動くアシスタント。
この構成はその2つの役割をシンプルに繋いでいます。ぜひ試してみてください!!
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