Obsidian Web Clipper v1.1.0でYouTubeの字幕データを取り込めるようになりました

Obsidian Web Clipper v1.1.0でYouTubeの字幕データを取り込めるようになりました

2026.03.14

どうも!オペ部の西村祐二です!

Obsidian Web Clipper のv1.1.0が2026年3月12日にChrome Web Storeで公開されました。Obsidian Web Clipperは、Webページの内容をMarkdown形式でObsidianに保存できるブラウザ拡張機能です。今回のアップデートでは、待望のYouTubeトランスクリプト(文字起こし)対応Readerモードの追加が実装されています。

何がリリースされたか

  • 概要: Obsidian Web Clipper v1.1.0
  • リリース日: 2026年3月12日(Chrome Web Store公開日。GitHubリリースは3月10日)
  • 公式リンク: GitHub Release

今回の変更点は以下の3つです。

種類 内容
新機能 Readerモードの追加
新機能 YouTubeトランスクリプト対応({{transcript}} 変数)※実際の実装はv1.2.0
改善 DefuddleのビルトインMarkdownコンバーターに切り替え

注目ポイント

1. Readerモード

Web Clipper内でWebページをリーダービュー表示してからクリップできるようになりました。

これまでもWeb ClipperはWebページの本文を自動抽出してくれましたが、広告やサイドバーなどのノイズが混入することがありました。Readerモードを使えば、記事の本文だけをクリーンに抽出した状態でクリップできます。

以前はブラウザ側のリーダーモード(Safariのリーダー表示やFirefoxのリーダービューなど)を先に起動してからクリップする回避策が必要でしたが、Web Clipper単体でReaderモードが使えるようになりました。

2. YouTubeトランスクリプト対応

YouTube動画のページをクリップする際に、動画の文字起こし(字幕テキスト)を自動で取得できるようになりました。

既存の {{content}} 変数にもトランスクリプトが含まれるようになっています(v1.1.0から対応)。さらに、新しい {{transcript}} 変数が追加され、テンプレートに組み込むことでYouTubeの字幕データのみを取得できます({{transcript}} はv1.2.0での実装)。

この機能は以前からコミュニティで強く要望されていたもので(Issue #274Issue #316)、v1.1.0のリリースノートに対応が記載されました。

3. DefuddleビルトインMarkdownコンバーターへの切り替え

HTMLからMarkdownへの変換処理が、DefuddleのビルトインMarkdownコンバーターに切り替わりました(PR #723)。

Defuddleは、ObsidianのCEOであるkepano氏が開発しているWebページのコンテンツ抽出ライブラリです。Webページから不要な要素(広告、サイドバー、ヘッダーなど)を除去し、本文をMarkdownとして抽出します。以前のバージョンでMozillaのReadabilityからDefuddleに切り替えられて以来、継続的に改善されてきました。今回のアップデートで、Markdown変換もDefuddleに統合されました。

試してみる

環境

  • Obsidian Web Clipper v1.1.0
  • Google Chrome
  • macOS

1. Readerモードを試す

Readerモードは、Web Clipperのポップアップ内のボタンから切り替えられます。

  1. クリップしたいWebページを開く
  2. Web Clipperのアイコンをクリックしてポップアップを開く
  3. ポップアップ内の Readerモードボタン をクリックする
  4. ページがリーダービューに切り替わり、本文のみが抽出される
  5. そのまま「Obsidianに追加」でクリップする

CleanShot 2026-03-14 at 05.40.21@2x 1

Readerモード適用前
CleanShot 2026-03-14 at 05.43.30@2x

Readerモード適用後
CleanShot 2026-03-14 at 05.42.20@2x

2. YouTubeトランスクリプトを取得する

クリップの手順:

  1. YouTube動画のページを開く
  2. Web Clipperのアイコンをクリック
  3. YouTubeの文字起こしのデータが自動的に取得される
  4. 「Obsidianに追加」でクリップする

CleanShot 2026-03-14 at 06.07.33@2x

試してみた感想

  • Readerモード: ブラウザのリーダーモードを別途起動する手間がなくなるのは便利。広告が多いニュースサイトのクリップがよりクリーンになりそう
  • YouTubeトランスクリプト: 今まではNotebookLMにYouTube動画を読み込ませて内容を理解するといった使い方をしていましたが、字幕データがローカルのObsidian vaultに保存されることで活用の幅が広がりそう。日頃使っているClaude Codeなどのツールに動画の内容を渡して要約させたり、他のノートと組み合わせて知識を横断的に活用できるようになる

まとめ

Obsidian Web Clipper v1.1.0では、Readerモードの追加が実装されました。YouTubeトランスクリプト対応によって、動画コンテンツをObsidianに取り込むワークフローが格段に楽になりました。

誰かの参考になれば幸いです。


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