
夏季休暇に備えてopswitchのジョブに一括で実行除外日を設定する
はじめに
opswitchはバックアップやサーバの起動停止をスケジュールするシステムです。7月14日に組織の休日設定機能が実装されましたので、ご紹介します。組織の休日設定機能を使うことで、ジョブの休日をまとめて管理できます。この新機能で夏季休暇中にサーバが動作しないように設定し、AWS利用費を削減しましょう!
前提
- すでに日々実行されるジョブが作成されています。平日の朝に開発環境のサーバを起動し、夜に停止しています。
- 会社の夏季休暇が8月13日から15日まであるとします。開発環境はこの期間使われないため毎朝のジョブを実行しないように設定します。
手順
組織休日設定の作成
まず最初にopswitchにログインし「組織の休日設定」を作成します。
画面上部のメニューから「管理」-「組織休日設定」をクリックしてください。
右上にある作成ボタンをクリックしてください。
以下のように任意の休日設定名を入力し、組織を選択してください。
続けてテキストエリアに夏季休暇の日付をYYYY-MM-DDのフォーマットで設定します。その後、30文字までコメントが入力できるので「お盆休み」と入力しました。休日は最大100件まで入力できます。
祝日が会社の休日となる場合は「日本の祝日はジョブの実行をスキップする」にもチェックを入れておくといいでしょう。チェックを入れると、例えば8/11「山の日」の朝にジョブは実行されずサーバは起動しません。
ジョブに設定する
作成した組織休日設定をジョブに設定します。
一覧の右端の列にあるメニューから「ジョブ一括設定」をクリックします。
休日設定を適用したいジョブを選択します。
ジョブの詳細画面で設定されていることを確認できました。
今後は組織の休日設定を編集するだけでジョブの休日設定を行えます。
RDSは停止後1週間で自動的に起動するため注意してください。
最後に
以上、opswitchの組織休日設定機能の紹介でした。ぜひご利用ください。