OracleのライセンスをオンプレからAWSに移行する
はじめに
お客様より、「オンプレ環境のOracleをAWS環境に移す際ライセンスってどう考えればよいのか?」という質問をうけました。
Oracleのライセンスの数え方
Oracle社より提供されている
クラウド・コンピューティング環境におけるOracleソフトウェアのライセンス
というそのものずばりの資料があります。
SEとSE1ではProcessor単位のライセンスとなります。 ここでのProcessorは1CPUソケットということで、仮想CPU(vCPU)は4つで1ソケットと換算します。5vCPUであれば切上げして2ソケット、2Processorライセンスが必要となります。
2サーバーがそれぞれm1.small(1vCPU)つかっている場合は,サーバーがわかれているので2Processorライセンスとなります
EnterpriseエディションではProcessor単位のライセンスですがvCPUに0.5の係数を掛けます。1プロセッサあたり8vCPUが利用可能です。 (甲木さん御指摘ありがとうございました。)
2014/8/8に確認した情報です。ライセンスについては適宜変更されますので、必ず元の文章を必ず確認してください。
まとめ
1Processor = 4 vCPU(EEは 8 vCPU)を覚えておけば安心です。またこのモデルは、Microsoft AzureとAWSのみ対象とのことでした。他の環境ではどうなるのか興味がありますが、それはまたの機会ということで。
ではでは。