大阪オフィスで部署横断のチームビルディングをやってみた
みなさんこんにちは。営業統括本部 AWS営業部の山住です。日ごろは大阪オフィスを拠点としてクラスメソッドメンバーズやAWS技術支援の提案活動を行なっています。いつもお世話になっております。
クラスメソッドでは四半期に一度、全事業部が全社員向けに業績報告などを行う「四半期報告会」というイベントが行われます。クラスメソッドの伝統行事でもあり、お祭りでもあります。
先日、東京をメイン会場として第三四半期(2023年1月〜3月)の報告会が開催されました。今回は、午前中に各事業部が登壇発表を行い、午後はオフラインでアクティビティを行うというプログラムでした。(東京の模様は別途ブログがアップされる(?)と思われます。)
業務や家庭の都合で東京に行けないメンバーもいたため、大阪オフィス独自でチームビルディングイベントを企画してみました。この記事はそのイベントのレポートです。
プログラム
- 12:00-13:00:みんなでお弁当
- 13:00-13:05:午後の開会宣言
- 13:05-13:30:1分間自己紹介
- 13:30-14:20:ドキドキ!ワンナイト人狼
- 14:20-14:50:チーム対抗!マシュマロチャレンジ
- 14:50-15:10:休憩
- 15:10-17:00:グループワーク
- 17:00-:懇親会
「大阪オフィスでなんかやろう!」という話があがったのは四半期報告会の2日前だったのですが、そこから出席を取ってお弁当を手配してゲームを考えてワークを考えて・・・とバタバタッと準備をしてなんとか開催にこぎつけました。
参加メンバーは運営含めて17人。いろんな部署のいろんなメンバーが集まりました。日々の業務でお忙しいなか、お時間をいただき誠にありがとうございました!
お弁当タイム
現在、大阪オフィス所属のメンバーは50人以上いるのですが、リモートワークが主体の人が多く、1日あたりの出社人数はそう多くありません。大人数で集まって食事をするという機会があまりないので、まずはみんなでランチをしましょう!ということで、全員分のお弁当を取りました。同じ釜の飯を食いましょう。
大阪オフィス周辺、飲食店は多いのですがビジネス街ということでランチの時間は混雑する&狭めの店が多いという事情があり、大人数でゆっくり食事をするのが難しかったりするので、たまにはこうやってゆっくり食べるのもいいもんだなぁと思いました。
開会宣言
と、いうことでいよいよ開会宣言です。
クラスメソッドでは現在、社員同士のオフラインでのコミュニケーション強化が課題になっています。リモートワーク主体から出社主体に生活を切り替えて、オフィスでのコミュニケーションをもっと活発にしようという気運はあるのですが、「出社しても知ってる人がいない・・・」「同じ事業部の人がいない・・・」などの理由でなかなか出社率が上がらないという現状があります。
また、同じ事業部・チーム内でのチームビルディングは定期的に行われているものの、部署横断で交流する機会はなかなかありませんでした。今回のチームビルディングは、部署横断で交流し、大阪オフィス所属メンバーの結束を強め、大阪オフィス発信でビジネスを牽引しよう!という目的を掲げました。
地方拠点の発展なくしてクラスメソッドの発展はない(集中線)
リモートワークはたしかに便利です。大阪にいても東京のお客さんを担当することができます。移動時間が発生しないので、1日に何本もミーティングを入れることができます。でもオフラインじゃないと得られないものもあるよね?大阪にいるからこそできることってなんだろう?をみんなで考えていくことにします。
1分間自己紹介
まずは各自1分間を持ち時間として自己紹介をしました。
担当している業務の話だけではなくプライベートの話も交えて発表しました。質問もあり。この時点でかなり「オフライン、いいなあ」という気持ちになります。
ドキドキ!ワンナイト人狼
続いては私の持ち込み企画で「ワンナイト人狼」というゲームをしました。(推理ゲーム「人狼ゲーム」をライトにしたものです。)「みなさん、普段マイクOFF/カメラOFFでミーティングに参加して、「誰かが言ってくれる/決めてくれる」と思っていませんか?自ら発言しましょう。相手の発言の真意を考えましょう。思い切って質問しましょう。」と、それっぽく煽らせていただきました。
人狼ゲーム自体は割とメジャーなのですが、この日の参加メンバーはほぼ全員が未経験。(私も未経験。)私の拙いルール説明でしたが、さすがはクラスメソッド社員、みなさん飲み込みが早くすぐにゲームに入っていただけました。
1ゲーム10分×3ゲームやりました。私は最初の2ゲームはゲームに入らずに進行役をしていました。各テーブル、初めてとは思えないぐらい論理的な推理が行われていて驚きました。みなさんとてもロジカル。
営業メンバーが喋りすぎてかえって疑われる、マネジャーが「◯◯くんは絶対に村人!」とチームメンバーを庇ったものの実は人狼でまんまと騙されてしまう、などの名場面が生まれました。
普通に盛り上がるし、論理的思考やトークのトレーニングになるいいゲームだと思いました。意外とサクッと遊べるのがまたいいですね。ゲームのセットはオフィスに常設して、今後定期開催しようと思います。みなさんもぜひお試しあれ。
チーム対抗!マシュマロチャレンジ
続いてはチームごとに分かれての「マシュマロチャレンジ」です。チームビルディングの手法としては割とメジャーになりつつあります(?)が、こちらも今回の参加メンバーは未経験の人がほとんどでした。
「乾燥パスタ20本」「マスキングテープ」「紐」「ハサミ」を使い、制限時間内でいかに高いタワーを作るかを競うゲームです。頂上にマシュマロを置いた(or パスタに刺した)状態でタワーが自立していなければなりません。タワーの設計力、タワー作成の作業分担、リソース配分が要になるゲームです。今回は1チーム4人〜5人で、3チーム作りました。ゲーム時間は15分間。
いざゲームが始まると、時間が過ぎるのが早すぎてめちゃくちゃ焦りました。まずどういう設計でいくかがまとまらない。ようやく方針が決まっても作業が思うように進まない。パスタが折れる。テープが剥がれる。思っていた形にできたけどうまく自立しない。結果、私のチームはタワーが崩壊し失格となりました(笑)
私のチームのタワー。見るからに歪な形に湾曲しています。手を離すと緩やかにグニャン...。と潰れていきました。
優勝したチームのタワー。東京タワーみたいですね。もう1チームありましたが、そちらのタワーもあえなく崩壊し、失格となりました。
欲張って高くしようとせずに現実的な設計からスタートすべきだった・・・と思いました。
グループワーク①「わからないことを聞いてみよう」
2つのゲームを終えて場の空気が温まったところで、グループワークに移ります。
まずは「わからないことを聞いてみよう」というワークを行いました。まずは、各チームで話し合いながら、クラスメソッドのサービスや組織についてわからないことを付箋に書き出します。これを集約してホワイトボードに貼り出し、各事業部のメンバーがそれに答えていく、というワークです。
各事業部、どんどん新しいサービスをリリースし、新しいお客様とのお取引がスタートしまくっていますが、自分の事業部以外のことはなかなかキャッチアップできていなかったりします。これを解消するのが目的です。
業務に関わる内容が含まれるため、画像にモザイクをかけています。
疑問が書かれた付箋がたくさん集まりました。「他の事業部/チームがどういう風に仕事をしているのか知りたい」というような疑問が多くありました。
自分の所属する事業部内/チーム内のことはわかるけど、その外のことになると様子がわからない、という傾向が見られました。AWSのコンサルティング業務をメインにしているメンバーから「モバイルアプリの受託開発はどのような体制で進めているのか?」という質問が出たり、エンジニアから営業に対して「3,000社近くのお客様への営業活動やお問い合わせ対応はどのように行なっているの?」という質問が出たりしました。ChatGPTの案件に携わっているメンバーへ「ChatGPTのコンサルティング業務について詳しく教えてほしい」といった質問もありました。
一つ一つの疑問に対して、回答できるメンバーが起立し「私たちのチームはこういう体制でこういう業務を行なっている」「こういうお客様のこういう案件がある」などの説明をし、各事業の理解を深めました。こういう質疑応答を普段からオフィスで何気なくできるといいなと思いました。
グループワーク②「大阪オフィスで何ができるか考えよう」
最後は、これまでディスカッションした内容を踏まえて、「大阪オフィスで何ができるか?」を各チームで議論し、最後に発表を行うというワークを行いました。
普段全く別の業務を行なっているメンバーとディスカッションを行うのはとても新鮮でした。普段の自分にはない視点でビジネスのことを考えることができ、刺激と学びが多かったです。
各チームが発表した内容をまとめると概ね以下のような感じです。
- 大阪発信のオフラインイベントを活発に行いたい!
- 関西拠点の企業様向けのイベントを開催して、関西のDXを推進したい
- 関西で働くエンジニア向けのイベントを開催してコミュニティづくりやリクルーティングをしたい
- 地域密着でお客様を支援したい!
- 営業・エンジニアともにオフラインのお客様訪問を増やして接点を強化したい
- 大阪メンバーで新規サービスを開発・販売したい
部署もロールもバラバラのメンバーで議論しましたが、最終的な方向性としては皆合致しているというのには驚きました。これがクラスメソッドのカルチャー!
4月に日比谷オフィスがオープンしてから、東京ではすでにいくつかのオフラインイベントが開催されています。また、お客様先に訪問させていただく機会も増えてきました。大阪発信でもそういう動きを増やしていきたいですね!
まとめ
準備期間2日間という急ごしらえのイベントで色々と粗いところがあったかもしれませんが、快く参加してくださった皆さんに感謝です。ゲームもワークも真剣に取り組んでくださってありがとうございました。
出社には出社のいいところが、リモートワークにはリモートワークのいいところがあると思います。双方のいいとこ取りをして、パフォーマンスを最大化していきましょう。今回のイベント開催によって社内のコミュニケーションがより活発になれば嬉しいです。また、同じように「リモートワークから出社メインへの切り替えをしていきたい」とお考えの方々の参考になれば幸いです。では。