
Parsec for teamsのGroup機能を使ってみる
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Parsec for teamsでは、チームのメンバーをグループ単位に分けることが可能となっています。
グループを利用することで、PCへのアクセス許可やグループ間同士の接続許可などをまとめて行うことができるようになります。
Groupの作成

Group ManagementのメニューページからNew Groupをクリックすると作成画面が起動します。
Group name

グループ名はユニークでなければいけません。具体的な名前をつけるようにします。
Allow Connections Within Group

グループ内のメンバー同士で互いのコンピューターに接続できるかどうかを設定します。 デフォルトはオフです。
外部の人をプレイテストイベントに招待する場合は、これをオフにすることが勧められています。
Manage Connections With Other Groups

2つのグループのメンバーが相互に接続を開始できるようにする設定ができます。
Incommingは、設定したグループからの接続要求を受け入れることを許可し、
Outgoingは、作成するグループが設定したグループと発信型の接続を行うことを許可する設定です。
全ての項目を設定し終えたら。Create Groupボタンを押して作成が完了となります。
Groupにユーザーをアサイン

チームにユーザーを招待するときに、最初に所属するグループを選択できます(上記ではUnassignedグループ)が、
チームへの招待を受け入れてからGroup Managementのメニューページでグループを変更することもできます。
チームコンピューターにGroupをアサイン

Parsecをチームコンピューターとしてインストールした後、Team Computersメニューのページでグループにアサインすることができます。
Editボタンを押すと、設定画面が起動します

Assign ToをGroupにし、アサインしたいグループを選択しましょう。
※ チームコンピューターのインストール方法などはこちらを参照
App Settings
アプリ設定のオーバーライド

錠のアイコンを使って、このグループだけのアプリ設定を変更します。 ここで設定を解除すると、グローバルアプリ設定で適用された設定が上書きされます。 このグループにグローバルアプリの設定を継承させたい場合は、設定をロックしたままにしておきます。
リレーサーバーの割り当て

グループごとにリレーサーバーの割り当てをすることが可能です。
たくさんのグループがあるチームでは、分けておくとIPでの接続制限などを管理しやすく、わかりやすくなるのではないでしょうか。
リレーサーバーに関しては、以前ブログにしましたのでご参照下せえ
動作例
チームに外部ユーザー(社外の人の想定)を招待し、ユーザーがリモートPCに接続できるようにグループの設定を行ってみました。
- 外部ユーザー -> external グループ
- チームコンピューター -> labmen グループ
labmenグループのManage Connections With Other GroupsのIncommingに何もグループを割り当てていないとPCに接続はできませんが、
Incommingにexternalグループを設定してあげることで外部ユーザーからチームコンピューターに接続できるようになりました。
ユーザー個別で設定するよりも、グループ単位でまとめた方が圧倒的に管理しやすい印象ですね。
多人数のチームだとグループの設計が重要になってきそうです。







