Developers.IO 7年間の歴史を10,000本超の投稿データから振り返る
2011年7月1日の開設以降、Developers.IOは毎日多くの投稿を重ね、昨年07月(満6年)にはついに累計投稿10000本を達成致しました。当エントリでは7年目に突入しているDevelopers.IOのこれまでの投稿の傾向や内容等について振り返ってみたいと思います。(※以前、10,000本達成時にも振り返りエントリを書きましたが、ちょっと切り口を変えてみた内容を盛り込んだ形です)
目次
- 投稿本数:累計
- 投稿本数:"コミット状況"の遷移
- 投稿内容の"カテゴリ別内訳"
- 投稿内容の"特集カテゴリ別内訳"
- 著者別の"投稿情報まとめ"
- "月毎の全社平均本数"推移
- "歴史年表風"投稿一覧
- まとめ
投稿本数:累計
2017年のブログ投稿本数は、「投稿」+「お知らせ」の合計で初めて3000本を超えました!
ちなみに投稿のみの場合、2017年の数字は2889本となります。技術的な情報を発信する際はこちらの「投稿」で情報を公開しているので、以降の内容ではこの「投稿」の詳細を見ていきたいと思います。
2017年は年間を通して3000本近い投稿をアウトプットするに至りましたが、過去のペースや本数等を比較してみます。本数・ペース的には前年(2016年)のそれを僅かながら上回る形で進んでおり、秋口には前年を下回るペースになりかけましたが、11月末に開催された「AWS re:Invent 2017」での"ブログ投稿祭り"で挽回し、結果として前年比増の投稿本数を記録することが出来ました。
投稿本数:"コミット状況"の遷移
GitHubではコミット状況が緑色のヒートマップが可視化されており、その見た目から『草を生やす』等と言われる事があります。Developers.IOでも投稿データを同じように『草を生やす』ヒートマップで可視化してみました。
こちらはよりGitHubのあれに似せた形でのヒートマップ。(※より高精細な画像として見たい場合はダウンロードしてください)
そしてこちらはもう少し月別で分かり易く、カレンダー形式にした形でのヒートマップ(※より高精細な画像として見たい場合はダウンロードしてください)。
365日全ての日で投稿...というところまでは行っていませんが、ほぼ毎日何らかの形で投稿が為されている事が分かります。現在は日本/カナダ(バンクーバー)/ドイツ(ベルリン)と社員も世界各国に散らばっている状況。ブログ投稿もそれら各地域からなされるようになっており、現在の状況が確立されてきた感がありますね。
日単位で見ると数十本の単位で投稿されている日も幾つか見られます。これは『iOS特集』や『創立記念日』での一斉投稿によるものです。(※弊社クラスメソッドは7月7日が創立記念日となっています)
- iOS 8 特集 解説記事 200本 公開中!! | 特集カテゴリー | Developers.IO
- 【祝】クラスメソッド創立記念日 投稿エントリまとめ2016【7月7日】 | Developers.IO
- 【祝】クラスメソッド創立記念日 投稿エントリまとめ2017【7月7日】 | Developers.IO
- 2015年 7月 7日Developers.IO
月単位で見ると12月の投稿が多くなっている傾向が近年顕著です。これはAWSの世界的カンファレンスイベント『AWS re:Invent』が11月末〜12月初頭に行われている&参加レポートが大量投稿されていること、また『アドベントカレンダー』の参加メンバーが多数居ることなどが影響しています。
- AWS re:Invent 2016 | シリーズ | Developers.IO
- AWS re:Invent 2017 | シリーズ | Developers.IO
- クラスメソッド社員が企画・参加予定の『2016年アドベントカレンダー』のお知らせ | Developers.IO
- クラスメソッド社員が企画・参加予定の『2017年アドベントカレンダー』のお知らせ | Developers.IO
投稿内容の"カテゴリ別内訳"
投稿にはそれぞれ『カテゴリ』という情報が付与されており、投稿の大まかな"括り"を分類しています。年毎にズラッと並べてみましたが、やはりAWSに関する投稿内容は年々その本数・割合を増していますね。
投稿内容の"特集カテゴリ別内訳"
こちらの内容は年毎の『特集カテゴリ』の遷移を表したものです。『特集カテゴリ』は1エントリに複数登録される場合があるので投稿本数と一致している訳ではないですが、ある程度の目安・傾向にはなるかなと思います。
2011年
2011年、ブログ『Developers.IO』開設。まだ本数も少なく、登録内容もまばらです。
2012年
2012年も前年同様の傾向。
2013年
この年に『AWS事業部』(旧:AWSコンサルティング部)の活動が始まります。
2014年
この年からTableau関連のネタも増えていきます。Tableauの上にある空白のヤツは"『カスタマーストーリー』を支えるツール特集"ですね。(※文字が表示されていなかったので補足)
2015年
この年はLambdaが登場、合わせて関連エントリの数も増えていました。
2016年
傾向は前年と似た感じ。Elasticネタが数多く投稿された年でもありました。
2017年
昨年2017年はAlteryxの勢いが高まった年でもありました。特集カテゴリの数値にもその状況が確認出来ます。そしてAlexaネタも日本リリースに合わせて数多くのエントリが投稿されていました。
著者別の"投稿情報まとめ"
こちらの内容は読者の皆様...というよりも投稿者各位に向けたものになります。任意の絞込条件で『投稿本数状況』や『投稿の傾向』、また『任意の絞込条件に合致する投稿の一覧』の内容を確認する事が可能です。(こちらの情報はTableau PublicにVIZとして公開しており、検索条件を色々変えて楽しむ事が出来ます。また、API都合でTwitter集計が取れていない時期がある点ご了承ください。)
下記の赤枠で囲った部分、『著者名』『投稿日(年)』、『投稿本数遷移』の各年月の棒グラフ、『投稿本数/年月別』及び『投稿本数コミット状況』の各セルはそれぞれ絞込検索&フィルタ機能を適用させていますので、選択した内容で各ビューの内容と一番下の『投稿一覧』の内容が切り替わります。
そして『投稿一覧』については各種数値情報でのソートが可能な他、『タイトル』をクリックすると関連するDevelopers.IOのブログエントリに遷移するようにしています。『あー、こんなエントリ書いてたなぁ』などと各位振り返り等でお楽しみ頂けますと幸いです。
"月毎の全社平均本数"推移
弊社クラスメソッドでは新しく仲間として加わるタイミングで『クラスメソッドにジョインしました』エントリを投稿するのが"最初の仕事"となります。このシリーズは2013年以降本格化した流れとなっており、総エントリ本数についてももうじき150本に達しようかという勢いです。
また上記シリーズに合わせて『ジョイン日』の情報もそれぞれ記録として付けてみました。ブログ開設日(2011年07月)以降は該当する日を、またその日以前に在籍していたメンバーについては2011年7月1日を仮のジョイン日として定め、可視化してみたのが以下の図です。全社員100%がブログアカウントを所持している訳ではない(※かなり多い割合ではありますが)ですが、おおよそのメンバー増の雰囲気は掴める形になっているかと思います。
ここに、投稿本数を重ね合わせると『全社的な月毎の平均投稿本数』の数値も見えてきます。一番下の棒グラフがその結果となりますが、現時点、直近では1人あたり月平均2.0本を前後する形となっています。これが多いのか少ないのかは各位の判断にお任せしますが、今後の投稿ペースを確認する上での一つの目安にはなりそうですね。
"歴史年表風"投稿一覧
最後に載せるのは『歴史年表風 投稿一覧』。初回投稿日のデータで投稿者を並べ替え、投稿年月・本数の情報を使い『世界歴史年表』的なイメージで過去から現在までのデータを可視化してみました。(詳細内容については画像をダウンロードする等してご覧ください。)
こうして見るとDevelopers.IOは多くのメンバーの『投稿』の積み重ねの上に成り立っているという事がしみじみと分かりますね。
まとめ
という訳で、新たな切り口で過去7年間の投稿内容を振り返ってみたエントリでした。こうして振り返ってみると実に興味深い内容になっていた、作り上げられていってたんだなぁとしみじみ思う次第です。これからも引き続きDevelopers.IOは日々投稿を積み重ねて行くことになると思いますので、また何らかのタイミングで新たな積み重ねの歴史を振り返って行きたいと思います。