AIでスライド作成!Anthropic公式pptxスキル+PptxGenJSテンプレート活用術

AIでスライド作成!Anthropic公式pptxスキル+PptxGenJSテンプレート活用術

2026.03.16

データ事業本部のueharaです。

今回は、Anthropic公式のpptxスキルと、PptxGenJSのテンプレートを活用し、AIでスライドを作成する方法をご紹介したいと思います。

Anthropic公式スキルとPptxGenJSについて

Anthropicの公式スキルに、 pptx というパワーポイントのスライド生成用スキルがあります。

https://github.com/anthropics/skills/tree/main/skills/pptx

内部の処理的には、生成に PptxGenJS という、JavaScriptを使用してパワーポイント(.pptx)ファイルをプログラムで生成および操作できるオープンソースライブラリを用いる形になっています。

すなわち、上記のスキルを用いると、スライド作成用のJavaScriptファイルをAIが生成し、それを実行することでPPTXファイルを生成しているという流れになります。

他にも生成AIを活用したスライド作成方法として、マークダウンでスライドが作れる Marp を活用する方法もあり、弊社ではMarp用のスライドテーマも公開されています。

https://dev.classmethod.jp/articles/classmethod-marp-theme/

ただ、上記の通り今回Anthropicの公式スキルがPptxGenJSを利用していたので、上記のMarpテーマを参考にPptxGenJSのテンプレートを作成して、スライド作成を検証した次第となります。

なお私の手元ではCursorを利用しますが、スキルが使えれば良いのでClaude CodeやAntigravityなど他のツールでも問題ありません。

まずは生成結果から

まずは結論として、生成AIの出力結果からご紹介します。

以下のようなプロンプトを実行します。

以下のクラスメソッドの待遇実績を参考に、5P程度のスライドを作って下さい。
グラフも適宜利用し、分かりやすい資料になっていると助かります。

https://careers.classmethod.jp/feature/salary/ 

※上記で指定している参考リンクは弊社採用サイトの こちら のページになります。

その結果、以下のスライドを出力してくれました。

個人的にはかなり綺麗に作成してくれている印象を受けました。

念のため補足となりますが、グラフ要素も含め出力されたpptxファイルの要素は編集可能なものとなっていますので、最終的な手動での微調整も可能です。

20250313_ai_slide_01

PptxGenJS用のテンプレートについて

参考までに、以下リポジトリにテンプレートファイルをアップロードしています。

https://github.com/cm-uehara/classmethod-pptxgenjs-template

スキルは冒頭で紹介した通りAnthropic公式のものを利用するので、メインとなるのは template 配下のファイルと AGENTS.md のみとなります。

AGENTS.md には、クラスメソッドのテンプレートに沿った PPTX を作る旨を記載しています。

具体的には、AI が「スライドを作って」と言われたときに、 テンプレートの存在を知り、ブランドカラーを守り、適切なレイアウトを選び、品質確認まで自動で実施する ようなガイドを記載しています。

template 配下の3ファイルは、それぞれ以下の役割を持ちます。

template/
  ├── theme.js             ← デザイン(カラー・フォント・サイズ定数)
  ├── generate-template.js ← theme.js を使って18レイアウトのテンプレートPPTXを生成
  └── TEMPLATE.md          ← 18レイアウトの仕様書(AIが参照)

似たような形でテンプレートファイルを作成頂ければ、Anthropic公式のpptxスキルと一緒に活用することができるのではないかと思います。

スライド作成の流れ

ここからはほぼpptxスキルの話になりますが、スライドの生成は『JSファイルの作成 → スクリプト実行 → 品質確認 → 修正・再検証』という流れで進みます。

20250313_ai_slide_03

スライドの品質確認については、作成したPPTXファイルを画像化して確認します。

具体的には、以下のようにバランスや可読性に問題が無いか確認をして修正を行うという形です。

20250313_ai_slide_04

繰り返しの説明になりますがPPTXファイルを生成しているのはJSファイルになるので、修正はコードベースになります。

20250313_ai_slide_05

最終的に品質に問題が無ければ出力が完了します。

20250313_ai_slide_06

補足

先程PPTXファイルはJSファイルから作成していることを説明しましたが、Anthropicのpptxスキルは「PPTXファイルの編集」にも対応しています。

スキル内にPythonのスクリプト群が存在し、 PPTXの中身のXMLを操作する という仕組みでそれを実現しています。

それならテンプレートとなるPPTXファイルだけ用意すれば良いじゃないかと思われるかも知れませんが、スキル内のPythonファイルでXMLを操作するという仕様上制約はあるので(グラフ・チャートを新規作成できない等)、1からスライドを作成する際はPptxGenJS用のテンプレートファイルを用意しておくのが良いと思います。

最後に

今回は、Anthropic公式のpptxスキルと、PptxGenJSのテンプレートを活用し、AIでスライドを作成する方法をご紹介してみました。

社内のスライドテンプレートに沿って綺麗にスライドを作成してくれるので、非常に便利だと感じます。

資料作成をする際骨子だけテキストで作り、AIに全体的なスライドを作成してもらい、(必要であれば)最後に手動で微調整する、という流れでスライド作成の時間は大幅に短縮できるのではないかと思います。

参考になりましたら幸いです。

参考文献

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