今年も海外プリペイドSIM(北米向け)を買ってみた 2019年版 #reinvent
はじめに
今年もre:Invent2019が近づいてきました。私も参加を予定しています。みなさま準備は進んでいますでしょうか。
海外へ行くにあたって考えておかねばならないのがインターネットアクセス手段の確保です。毎年恒例ですが、スマートフォン用にプリペイドSIMを使用しテザリングする予定ですので、amazon.co.jpでSIMを選んで買ってみました。一例として紹介します。
昨年の振り返り
昨年もプリペイドSIMを用意してre:Inventに挑んだのですが、振り返りとしては、ちゃんと使えたものの容量が足りなかったことです。最終日間際で速度制限がかかってしまい、使い勝手が悪くなりました。当初電波が悪いと思っていたのですが、速度が回復しなかったので、容量を使い切ってしまったことが原因だったと後から気がつきました。そのため、今年は容量を大きめのを購入したいと思います。
今年はデュアルSIM端末
大前提としてSIMフリーの端末が必要です。今年使用する端末はデュアルSIMに対応した機種です(OPPO R15 Neo)。デュアルSIMとはその名のとおり、SIMカードが二枚刺さります。SIMを交換するのではなく、国内用SIMは挿したまま、海外用SIMを追加で挿入することができます。設定で、インターネットアクセスや音声通話、SMS等をどちらのSIMで行うかをそれぞれ選択することができます。
チェックするポイント
amazonで「アメリカ SIM」等のキーワードで検索して、候補を選びますが、たくさんありすぎて、どれを選べば良いのか迷ってしまいます。 昨年もまとめたように、海外で使うプリペイドSIMを選択する際のポイントを挙げるとすると以下のようになります。
- 利用可能可能な国
- キャリア
- 対応バンド
- テザリング
- 音声通話やSMSの有無
- 開通手続き
- SIMサイズ
- 期間、データ量、上限後の挙動
- 納期
手元の端末のスペックや、旅行先の条件を見比べながら検討します。
旅行先は北米に7日間、データ通信のみ(音声はSMSは不要)、データ通信量は多め、キャリアはなるべくAT&Tという条件で検討してみました。
候補をピックアップ
上記のポイントと価格を見比べながら、amazon等で商品をチェックしましょう。
現在amazonでリストされているSIMについて、ざっくりピックアップしたのは下記の2点です。
ハワイ・アメリカ本土・カナダ プリペイドSIM 7日 データ利用 無制限 1150円
ハワイ・アメリカ本土・カナダ プリペイドSIM 7日 データ利用 無制限
【AT&T】ハワイ・アメリカ本土 プリペイドSIM 30日 データ容量8GB 大容量通話付き 1470円
【AT&T】ハワイ・アメリカ本土 プリペイドSIM 30日 データ容量8GB 大容量通話付き
選んだポイントは下記です。
- キャリアはAT&T
- 期間は一週間程度
- 容量が4G以上あること
- 値段お安め
他にもいくつかありましたが、若干値段が上がるようです。
どれを買う?
結局どれを買えば良いのでしょうか?
前者は期間はちょうどぴったりです。データ量は無制限というのが大きなポイントです。説明書きをよく読むと、帯域は4MB/secに絞られているようです。その代わり、総使用量については無制限ということのようです。ちょっと気になったのは、テザリング対応が明記されていないことでした。
他方後者は、期間は30日と長く、容量も8GBと比較的大きめです。もしかすると30日には不足かもしれませんが、7日間であれば十分だと思います。通話も付いています。テザリングに対応していることも明記されていました。金額差はありますが、わずかに320円です。
注文してみた
今回は値段の安さにチャレンジということで、前者を選びました。テザリングについては明記されていませんでしたが、多分大丈夫だろうと予想して、えいやっと注文しました。
気になる配送期間ですが、11/3に注文したところ、11/7に受領できました。国内発送なので予想よりも早くに到着しました。業者によっては香港などから発送されることもあるので、配送に要する時間には注意が必要です。直前の注文であれば、お急ぎ便等が明記されているものを選ぶ必要があるかもしれません。
開封
SIMを受け取ったら、パッケージを確認して、利用開始の方法をチェックしておきましょう。特に、並行輸入品の場合は、説明が英語や中国語のみ書いてあることもあります。現地で慌てないためにもチェックは忘れずに。APNやローミング設定の有無がポイントです。
今回買ったSIMは国内発送ということもあり、ちゃんと日本語の説明書が添付されていました。利用開始方法等が図入りで丁寧に記載されていましたので困ることはなさそうです。
パッケージはおもて面はアメリカ国旗。
裏面はカナダ国旗と、なんとも旅情を誘う?、わかりやすいパッケージです。
SIMカードには日本語の記載はありました。パッケージ内には何も説明がありません。
香港の通信会社のSIMとのことですが、利用開始の際には、SMSでタイ語のメッセージが飛んでくるそうですが、気にする必要はなく、無視しても大丈夫だとのことです。
テザリングOK
amazonの商品説明ではテザリングの可否が不明でしたが、添付の説明書にはちゃんとテザリングOKと明記されていました。やったね!
まとめ
海外旅行先でのインターネットアクセスを確保するために、今年購入したプリペイドSIMを紹介しました。
これまで何度か安価な海外プリペイドSIMにチャレンジして、失敗したことはまだありません。しかし、何があるかわかりません。はたして現地でうまく使うことができるのか、結果は追記でレポートしたいと思います。
ご注意:海外プリペイドSIM購入について紹介しましたが、必ず成功するとは限りません。どのSIMを選ぶかは、ご自身の責任で選択するとともに、代替手段の確保はお忘れなく!