問題が優先的に取り扱われるまでの過程。主観的問題〜客観的問題〜優先的問題
こんにちわ。従業員体験( EX ) の向上がミッションのエンジニアリング統括室に所属しているてぃーびーです。
従業員体験の業務に問題解決はつきものです。
問題には個人が発見し、関係者が共有の認識を作り、優先的に取り扱っていく過程があります。
そこで、
- 主観的問題
- 客観的問題
- 優先的問題
と称して各段階での状態と扱いを整理します。
主観的問題
主観的問題は個人が主観的に感じる問題です。
問題は理想と現実のギャップです。
何を問題と捉えるかは個人の理想が何で、個人が現状をどのように解釈するかによります。
理想も現実もふわっとしていることもあれば、明確であることもあります。個人の捉え方次第。
客観的問題
客観的問題は関係者が客観的に認識共有できる問題です。
誰かが主観的な状態で認識した問題を、他者が客観的に認識できる状態にする必要があります。
認識を揃えるためには、問題をより具体的に明確化していく必要があります。
本人が明確化することもあれば、質問を引き出すのがうまい人が明確化を促す場合もあります。
優先的問題
優先的問題は複数ある客観的問題のうち、優先的に取り組む事を決めた問題です。
なんとなく選ぶこともあれば、問題の重要度や緊急度を踏まえて選ぶこともあります。
問題の選び方については以下にまとめてあります。
全体像
まとめ
問題が優先的に取り扱われるまでの過程についてまとめました。
丁寧に扱われる場合はここでの分類のようなプロセスになりますが、実際にありえるのは
- 主観的問題が客観的に伝わらないまま立ち消える
- 主観的問題が明確にならないまま解決しようとして解決に失敗する
- 客観的問題を重要度、緊急度を加味せずなんでも最優先で扱う
などがあります。
このようにならないように、問題の明確化、選定時の見極めをしっかりと行う必要があります。