[セッションレポート]Amazon RDS for Microsoft SQL Server Deep Dive #reinvent

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

この記事は AWS re:Invent 2014のSDD404 - Amazon RDS for Microsoft SQL Server Deep Diveのレポートです。

レポート

DSC_1351

New feature highlights

まずは、新機能紹介。

DSC_1353

Multi-AZ配置では、Masterインスタンスに障害が発生するとStandbyインスタンスへフェイルオーバーし、その後別AZにStandbyインスタンスが再生されます。

DSC_1356

Multi-AZのすべとプラクティス

  • DBイベントでfailoverをモニタリングする
  • インスタンスの全DBをミラーリンングする
  • TTLを30秒以下にする
  • 以下は勧めない
    • 単純復旧モード
    • オフラインモード
    • 読み取り専用モード
  • failoverをテストする
  • failover路間を短くする為に
    • IOPSを十分に確保する
    • 小さいトランザクションを使う
  • レイテンシの上昇を効力する
  • アプリケーションを全AZに配置する

DSC_1357

DSC_1359

コスト効果が高いインスタンスとストレージの紹介です。

DSC_1360

  • General Purpose(GP2)
    • SSDベース
    • 1GB当り3IOPS
    • 3000IOPSまでバーストする
  • T2
    • ベースパフォーマンス+バースト
    • ベースパフォーマンスに満たないときにcreditを得る

DSC_1361

GP2 creditは以下の図の様になります。

DSC_1364

低I/Oの場合はPIOPSより安くMagneticより高い。 高I/Oの場合は一番安い。

DSC_1368

T2 creditは以下の図の様になります。

DSC_1370

T2 creditを使い切るとベースパフォーマンスまでになり、ベースパフォーマンスを下回るとcreditが溜まります。

DSC_1372

High performance databases

DSC_1373

高パフォーマンスのテクニック

  • スケールアップ
  • シャーディング(スケールアウト)
  • Provisioned IOPS

DSC_1377

Customer spotlight: OutSystems

OutSystemsの事例です。

DSC_1378

OutSystemはエンタープライズのモバイル、Webアプリケーションを提供しています。

DSC_1380

OutSystemsのアーキテクチャ

  • Platform Server:OutSystemsのコア
  • Service Studio:lWeb、モバイルアプリケーション開発用IDE
  • Service Center:サーバ管理用コンソール
  • Lifetime:ライフサイクルマネジメント
  • Integration Studio:言語拡張と外部システム連携
  • Metadata Repository:OutSystems基盤コアデータベース

DSC_1384

RDSの利点

  • 自動バックアップ
  • 高可用性
  • APIでのデプロイメント
  • プラットフォームで動作する?

DSC_1390

RDS for SQL Serverを試そう!

  • Multi-AZを使い始める
  • T2とGP2を試す

DSC_1399

まとめ

東京リージョンではMulti-AZに対応していないため、RDSの中でも使用頻度が低いSQL Serverですが順調に機能拡張がされています。各機能が東京リージョンに来るのが待ち遠しいです。