[アップデート]Amazon Redshift ServerlessでAIによるスケーリングと最適化の機能(プレビュー)が発表されました! #AWSreInvent

[アップデート]Amazon Redshift ServerlessでAIによるスケーリングと最適化の機能(プレビュー)が発表されました! #AWSreInvent

AIによって自動でコストとパフォーマンスが最適化されるRedshift Serverlessの機能がプレビュー版で発表されました。
Clock Icon2023.11.28

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データアナリティクス事業本部 機械学習チームの鈴木です。

現在開催中のAWS re:Invent 2023のMonday Night Liveにて、プレビュー提供のAmazon Redshift ServerlessのAIによるスケーリングと最適化機能の発表がありました。

Next-generation AI-driven scaling and optimizations

What's newにもアナウンスされていました。

プレビューで利用できるリージョンは6つで、東京リージョンでも利用可能です!使用に当たってはAWS Service Terms: Beta Service Participationをご確認ください。

発表された機能について

この機能を搭載したRedshift Serverlessは、データ量の変化・同時接続ユーザー・クエリの複雑さなどの、ワークロードにおける主要な観点の変化に応じて自動的にスケーリングします。

内部テストでは、手動での調整なしで、変化のあるワークロードに対してコストパフォーマンスが最大10倍向上することが実証されているそうです。

ほかにも以下の特徴があると紹介されています。

  • クエリの複雑さやデータ量などの側面に基づいてワークロードパターンを学習
  • 1日を通してリソースを継続的に調整
  • 実際のワークロードのニーズに基づいて容量を自動的に・プロアクティブに調整
  • 自動マテリアライズドビューやデータの自動的な整理
  • パフォーマンススライダーを使用して、ワークロードに対する希望のコスト・パフォーマンス目標を設定

この機能については以下のガイドにも記載が追加されていました。

画面から確認してみる

サーバーレスダッシュボードを開くと、Create preview workgroupのボタンが情報として表示されていました。What's newのアナウンスだとPREVIEW_2023のトラックを使ってねとのことですが、今回はこのボタンを押して作ってみます。

サーバーレスダッシュボード

Create preview workgroupの画面には、普通にワークグループを作るときとは異なりPerformance and cost controlsのコンポーネントが追加されていました。Price-performance targetsベースRPU容量から選べるようになっていました。

Performance and cost controls

表示されているスライダーをOptimized for costOptimized for performanceの間で変えることでAI-driven optimizationsが目標とするターゲットを設定するようでした。

プレビュー版のワークグループ作成については上記の『Compute capacity for Amazon Redshift Serverless - AI-driven scaling and optimization (preview) - Amazon Redshift』ページにも記載がありましたので改めてご確認ください。

最後に

現在開催中のAWS re:Invent 2023のMonday Night Liveにて、プレビュー提供のAmazon Redshift ServerlessのAIによるスケーリングと最適化機能の発表がありましたのでご紹介でした。

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